リアルタイムサービス(6月10日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は249円高の21134円で終了。メキシコへの追加関税発動が回避され、米5月雇用統計の悪化もFRBへの利下げ期待を高めると言う結果になり、先週末の米国株が大きく上昇。

本日の日経平均も米国株高とメキシコへの追加関税発動回避が好感されて買いが先行する展開で大きく上昇。

前場には買い一巡後上値が重くなる場面も有りましたが、後場に入ると一段と円安が進んだ事から日経平均も上げ幅を広げて一時21166円まで上昇。

中国の貿易統計でドル建ての輸出が大方の予想に反して小幅に増加した事も株式市場の追い風に。

先週末の米国株が大きく上昇していますので今日の上昇に関しては想定済みの事ですが、明日以降も上昇出来るかどうかは引き続き日々出て来る材料次第です。

メキシコへの追加関税発動の有無はもう材料出尽くし、米雇用統計を受けての利下げ期待も一応材料出尽くし。

今後は本当にFRBは利下げに動くのか?メキシコに対する追加関税の有無も当面は見送りながら今後の不法移民への対応次第ではいつ再浮上するかわかりません。

加えて米中首脳会談は行われるのか?米中通商協議の結果次第ではファーウェイに対する制裁解除の可能性も有るとムニューシン米財務長官が発言するなど、情勢は依然流動的です。

しかしムニューシン米財務長官よりも、米中協議に関してはライトハイザーUSTR代表の方が決定権を持っており、さらには対中強硬派です。

G20首脳会議に向けて中国を揺さぶると言う意味があっての発言だと思いますが、何よりも面子を重んじる中国ですので、余り駆け引きをし過ぎるとマイナスの影響が懸念されます。

米利下げ期待で今は株式市場も上昇していますが、本質を見れば米経済に減速の兆候が有ると言う事で決して喜べる事では有りません。

米中対立が仮に長期化するような事になれば、今後中国が繰り出す報復措置によって、米経済にどの程度の悪影響が出て来るのかは現時点では未知数です。

最悪の場合その悪影響を利下げだけで凌げるのか?株式市場にとって最善の展開はG20首脳会議において米中首脳会談が行われ、貿易協議で合意する事です。

しかしながら現時点では依然情勢は流動的、米中合意はおろか、米中首脳会談が行われるかどうかも定かでは有りません。

米国側は首脳会談が行われると発表はしているものの、中国からは何ら正式な発表は有りません。

首脳会談を行うのであれば、米国の態度を改めなければならないと言うコメントは出していますが、これに対する米国の反論は有りません。

ざっくりと言えば米中首脳会談が行われるかどうかは、今後の水面下での米中の調整次第と言う状況です。

もう暫くは楽観せず、日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開を想定しながら、投資スタンスは銘柄重視の個別対応、その様な発想での対応が最善だと思います。

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