週トレ短期売買(5月31日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

5/31(金)日経平均株価は▼341円の20601円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に上昇して反発。直近の下げに対する自律反発と言う展開でしたが上値は重く一時的な買い戻しの域を出るような動きでは有りません。中国が報復措置として米国産大豆の購入を停止していると伝わり、加えてメキシコからの全ての輸入品に対して5%の関税をかけるとトランプ大統領がツイッターで表明。本日10時に発表された中国の製造業PMIが市場予想を下回り、景気の拡大・縮小の分岐点となる50を割り込み、49,4と低調だった事も中国景気への警戒が強まりかねない内容です。メキシコに対しては不法移民の流入が止まるまで5%の関税をかけるとし、今後の動向次第では最大で25%まで関税を引き上げるとの事。米国とイランの対立も緊張を高めており、今後欧州と日本に対しても貿易協議が本格化して行きますので、株式市場を取り巻く環境はますます混迷の度を増している、その様な状況です。米中情勢も現時点では歩み寄りの動きは見えず、逆に対立の動きが一段と激化している状況です。その様な状況下で中国景気が一段と下振れするリスクが高まっており、本日発表された低調な中国の製造業PMIの結果は株式市場にとっても逆風です。しかしながら中国も景気が一段と悪化すれば景気下支えの対策を打ち出すのは間違いなく、景気が悪化すれば対策が出て来ると言う意味では過度に悲観的になる事は無いと思います。しかしながらその様な中国政府の対策も景気下支え効果は有っても、急回復させるほどの効果は無く、株式市場の本格反騰には米中貿易協議の合意が不可欠です。株式市場を取り巻く環境は依然不確実で不透明な要因が多々有り、引き続き慎重な対応が求められる投資環境に変わりは有りません。本日の日本市場も売り先行で始まり日経平均は大きく下落、テクニカル的には5/14安値の20751円を下回り、もう一段の下振れに警戒が必要と言う状況です。次に意識される下値目処としては6月のSQに向けてまずは20500円、その下では2/8安値の20315円、下値目処の最大値としては1/4日足チャート上のマド埋めとなる19692円となりますが、ここまでの下げが有るとすれば米中情勢がかなり危険な状況になった時だと思います。悪く考えればきりが有りませんが、トランプ大統領の事ですので有る日突然米中歩み寄ると言う展開もゼロとは言えず、米中情勢好転報道でも出て来れば株価急反発も有り得ます。そう言う意味では日々出て来る材料に一喜一憂して上下に振れると言う状況に変わりは無く、引き続き無用に動かず、もう暫くは様子見対応を続けるのが最善の対応に変わりは有りません。日経平均は軟調な展開が続いていますが、個々の銘柄を見れば底堅さも目立ちます、新規の売買はもう暫く見送り、保有銘柄に関しては引き続き日々の値動きをも守ると言う対応で良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中情勢の停滞に加えてメキシコへの追加関税が浮上、米国とイランとの対立も激化しており、英国のEU離脱を巡る動向も再び混迷しています。先行き不透明感が一段と強まっている世界情勢です、テクニカル面からも現状は下降トレンドが継続中の日本市場、流れ的には2万円付近を目指す途上に有ると言う感じです。

 

 

【週明けの見通し】

週明けの日本市場も基本的には今夜の米国株次第、加えて円相場、トランプ発言、中国の動向など、引き続き幾つかの要因が絡み合う複雑な相場環境に変わりは有りません。

 

 

【投資アドバイス】

米中貿易協議が停滞し、先行きが見えない状況の中で、トランプ大統領はメキシコへ5%の追加関税を課す事を表明。不法移民への対処を求めての事ですが、今後状況次第では25%まで段階的に関税を引き上げるとしており、新たな懸念材料が浮上した事で今日はリスク回避の動きが強まり円高が進んで日経平均も大きく下落。メキシコには自動車始め日本企業も多く工場進出しており、関税の引き上げは日本企業にとっても悪材料。今日は投機筋にも格好の材料を与えた格好になり円高が進み、株安が連鎖すると言う展開になりました。

いつ何が飛び出すかわからないトランプ大統領の発言ですが、昨夜のメキシコへの追加関税発言は不意を衝かれた感じです。加えて中国の製造業PMIも悪かった事から世界景気への警戒も加わり、週末を控えて買い見送りムードも強く、今日の株安も下げるべくして下げたと言う感じです。昨日までは弱いながらも底堅さが意識されて来ましたが、メキシコへの追加関税発言で株式市場のムードが一気に売りに傾いたと言う感じです。こうなると次は日経平均2万円の攻防になって来ると思いますが、日々出て来る材料次第で上下に振れると言う相場状況ですので、下ばかりを見ていると足元をすくわれる事にもなりかねません。言わばトランプ大統領の発言次第で上下に振れると言う相場ですので、この先上に振れる事も十分に意識しながら対応しなければなりません。上下どちらも気にしながら日々出て来る材料を待つと言う感じで、正直明日の値動きも明日になって見なければわからないと言う状況です。しかし明日は上がるのか?下がるのか?は予測出来なくても、上がればどうする、下げればどうすると言ったように、上下に振れた時には何をすべきかは答えは有ります。多少の上下動で有れば何もする事は有りません、しかし大きく下落すればリバウンド狙いの買いを考え、大きく上昇した場合には売却出来る銘柄が有れば売る。それが当面の対応としては最善の対応だと思います。今日は大きく下落し、流れは下向きですので、来週考える事は更に大きく下げれば安値買いを考えると言う事になります。

ざっくりと言えば日経平均が2万円を切れば1回目の買い出動、19500円付近まで下げれば2回目の買い出動。仮に19000円を切るような場面が有るなら当然買いを考える事になります。しかしその様な展開が有るかどうかは現時点では解りません。今後のトランプ発言や米中情勢、加えてメキシコやイラン情勢など、多くの要因が複雑に絡み合って決まって来ます。一段の下振れの可能性は有るものの、同じように急反発の可能性も有りますので、来週は日々の状況を見ながら対応を進めて行くと言う感じになります。但し日経平均は弱くとも小型材料株など個々の銘柄に関してはさほど悲観する事は無いと思います。現在保有している銘柄に関しては日経平均との連動性は余り有りません。

 

 

 

 

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