リアルタイムサービス(5月20日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は57円高の21307円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。米中協議の行き詰まりが警戒されて中国関連銘柄への売りが強まり指数は下落。

中国商務省報道官が米中協議に関して米国側の対応を批判し、協議の一時中断も匂わすなど、米中対立の激化が嫌気されると言う展開に。

しかし米中貿易協議も6月下旬のG20までは進展は期待出来ず、この先日々出て来る米中からの発言も、駆け引きの1つ、過度に反応する必要は無いと思います。

本日日本市場では注目されていた1-3月期GDPが発表され、結果は年率換算でプラス2,1%となりました。

事前の予想ではマイナス成長も予想されていましたのでプラス成長は想定外と言う感じで発表後には日経平均も上げ幅を拡大。

9時5分には21430円まで上昇、しかし買い一巡後はGDPの中身に対する懸念が意識され、次第に戻り売りに押されて上げ幅を縮小。

ざっくりと言えば消費と設備投資はマイナス、輸入大幅減と在庫がプラスとなって成長率を押し上げた格好。

仮に本日発表された1-3月期GDPがマイナス成長になっていれば消費税引き上げが再延期になるとの思惑も浮上する所でしたが、プラス成長ではその様な思惑も浮上せず。

株式市場にとっては本日発表された1-3月期GDPがプラス成長になった事は良し悪し判断の難しい結果です。

日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、4/15から5/7の直近高値圏でのチャート形状がアイランドリバーサル(離れ小島)になっており、当面はこの水準が大きな上値抵抗帯として意識されます。

又5/7と5/8にマドを開けて下げており、このマドの価格が21639円~21875円、このマドを埋めきるまではアイランドリバーサルが上値の重石として意識される展開が続きます。

日経平均の先行きに関しては、今後も米中情勢がカギを握ると言う状況は変りませんが、それでも6月下旬のG20首脳会議で予定されている米中首脳会談までは米中情勢も一旦様子見と言うムードになりやすく株式市場への影響度も低下すると思います。

それまではイラン情勢や英国のEU離脱情勢、米中を始めとする経済指標など、今後出て来る諸々の材料をその都度織り込むと言う展開になると思います。

ざっくりと言えば方向感は出難く、その都度出て来る材料によって株式市場も上下に振れる、そして物色の中心も材料が出た銘柄を個別に物色すると言う動きが強まり易いと思います。

今週は米国で、FOMC議事要旨の発表が予定されており、米経済の見通しや米金融政策のスタンスが注目されます。

米中貿易協議を巡る懸念は一旦様子見ムードが強まる状況ですが、依然先行きへの不透明感は払拭出来ず、買い戻しは期待出来ても積極的な買いは期待出来ず、明確な買い材料も無く、引き続き日々出て来る材料次第で上下に振れ易い相場状況が続きます。

投資スタンスも無理に売買をする事は考えず、もう暫くは保有銘柄の値動きを見守るだけで良いと思います。

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