リアルタイムサービス(4月12日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は130円高の21841円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に下落。米主要企業の2019年1-3月期決算発表の本格化を控えて様子見ムードの強い展開。

米中貿易協議に関して、中国側がクラウドコンピューティング業界の外資規制を緩和する意向を示し、交渉進展期待から一時株価も上昇する場面が有りました。

しかし主要企業の決算発表への関心の方が強く、米中貿易協議進展期待も昨夜の米国市場では好感する動きも限定的。

英国のEU離脱期限の延期も本質的には問題の先送りでしかなく、特に材料視する動きは有りません。

当面は米国市場の動向も、米主要企業の2019年1-3月期決算発表次第、決算発表を睨みながら一喜一憂すると言う展開になりそうです。

本日の日本市場はSQでしたが、波乱無く通過した後は前日終値付近でもみ合う展開が10時頃まで続きました。

しかしその後円安を好感する買いもは入り日経平均は次第に上げ幅を拡大、一時21859円まで上昇。

しかし今日の日経平均の上昇は少しいびつで、好決算を発表したファーストリテイリングが買われ、同社1銘柄で日経平均を150円程度押し上げており、これを差し引けば実質的には日経平均も下落、いびつな展開を示すように今日はトピックスは小幅安で前場を終了しています。

一部の銘柄の値動きによって日経平均も上下に振れていると言う展開ですが、大局的に見ればボックス圏での値動きが続いていると言う状況に特に変化は有りません。

昨日も述べたように、米欧貿易摩擦激化への懸念、今月末から始まる10連休、国内主要企業の2019年3月期決算発表を見極めたいと言うムードから、おのずと買い見送りムードが強まります。

しかし世界的に金融緩和方向に舵を切った金融政策、米中経済指標の改善、米中貿易協議合意期待、そして英国のEU離脱期限の延期など、売り込み難いムードも有り、ざっくりと言えば日経平均に関しては上下共に動きづらいと言う状況です。

物色動向としてはおのずと個別物色が強まり易い局面ですが、株式市場の関心は決算発表、当面は日々出て来る決算発表を睨みながら一喜一憂する展開になりそうです。

今日は好決算を発表したファーストリテイリングは買われて株価も上昇、一方2020年3月期業績見通しが減益になる見通しを発表した安川電機は売り一巡後は下げ幅を縮めて小幅安です。

安川電機の値動きを見る限り、減益見通しながら小幅の減益ですので、さほど悲観は強まらず、逆に業績見通しを確認した事で安心感が強まっていると言う感じがします。

ざっくりと言えば今期減益見通しも悪材料出尽くしと言うムードが有ります、事業環境としては今が最悪期で先々状況は良くなると見ていると言う感じです。

安川電機の決算発表とその後の株価の動きを見る限り、今後本格化する主要企業の決算発表に対して、過度に警戒する必要は無いように思います。

新規の買いは引き続き慎重に考える方が良いと思いますが、保有銘柄に関しては引き続き保有継続で上昇を待つと言う対応で良いと思います。

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