週トレ短期売買(4月10日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

4/10(水)日経平均株価は▼115円の21687円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。米政権がUEからの輸入品に関税を課す方針を示し、貿易摩擦が激化して世界景気減速に繋がるのではとの懸念から株式市場も売りが優勢に。EUが航空機大手エアバスに支給する補助金が不当だとし、110億ドル相当のEU製品に関税を課す考えを示しました。米中貿易戦争に加えて米欧貿易戦争となれば世界経済への悪影響も広がり、株式市場に警戒感が広がる事も致し方有りません。又、米中貿易協議の合意期待が高まりつつある中で、中国が終れば次は欧州か?と言う展開も、終わり無き貿易戦争が連想され世界経済の先行きへの懸念を強めます。トランプ政権が直ぐにEUに対して関税を発動するかどうかはまだわかりませんが、昨日から中国とEUの首脳会談が行われていますのでそれを牽制する意味も有ると思いますが、株式市場にとってはやはり新たな悪材料です。

上昇基調が続いていた株式市場にも一旦リスク回避の売りが強まりそうな情勢です。しかしながら対EUに対して110億ドル相当の関税の規模は全体から見ればごくわずかです、警戒材料では有るものの現時点では過度に警戒する必要は無いと思います。昨夜の米国株下落と円高進行を受けて本日の日経平均も売りが先行する展開で寄り付き直後には21571円まで下落。しかし寄り付きの売り一巡後は押し目買いで切り返す展開で下げ幅を縮小、主力銘柄に比べるとテーマ株や材料株の下げは限定的、保有銘柄に関してはさほど気にする必要は無いと思います。今週末にはSQも有りますので、新たに米国とEUとの貿易摩擦懸念が高まれば短期筋の売り仕掛けの動きも出て来ます。今日の日経平均の下げも大半はその様な短期筋の売り仕掛けだと思います、しかし週末のSQを考えれば日経平均の21500円付近は大きな下値支持帯になりますので、引き続き日経平均の値動きとしては22000円~21500円のボックス相場に変わりは有りません。週末のSQを通過した後は、SQ要因の売買が無くなりますので海外情勢次第では多少下振れして一時的には21500円を切る展開も有り得ますが、その様な展開になったとしても悪影響を受けるのは主力銘柄です、テーマ株や材料株に関してはさほど影響は無いと思います。テクニカル面から見れば日経平均の25日移動平均線は21470円付近に位置し、13週移動平均線は21180円付近に位置しています。ざっくりですが、この2つの移動平均線を上回っている限り大きな流れとしては上向きですので、一時的な下げに対して神経質になる必要は無いと思います。しかしながら米欧貿易摩擦激化懸念と言う新たな懸念要因が浮上していますので暫くは新規の買い出動も慎重に進めたいと思います。現在保有している銘柄に関しては悪影響も限定的、引き続き上昇を待つと言う対応で良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議の行方、英国のEU離脱問題、10連休、主要企業の決算発表待ち、期初の益出しの売り、に加えて米欧貿易摩擦激化懸念が加わり、日経平均の上値は一段と重くなりそうです。しかしながら金融政策が既に緩和的へと転換し、世界景気回復期待も広がりつつあり、米中貿易協議合意期待など先を見据えた買い意欲も旺盛、上値は重いものの下値も底堅い、暫くは膠着した値動きが続きそうな感じです。

 

 

【明日の見通し】

明日も基本的には今夜の米国株動向と円相場次第、しかし下げれば押し目買い意欲は強く下値不安は限定的、しかし上昇すれば益出しの売りで上値も重く、当面想定される価格変動レンジは22000円~21500円と言う感じです。

 

 

【投資アドバイス】

トランプ政権が110億ドル相当のEU製品に関税を課すと表明して昨夜の米国株が下落、米国株安の流れを引き継ぎ本日の日経平均も売りが先行して始まり寄り付き直後には21571円まで下落。しかし寄り付きの売りが一巡した後は押し目買いで下げ幅を縮め、必要以上に悲観が強まると言う展開にはなりませんでした。その理由としては、EU製品110億ドル相当と言っても全体的に見ればわずかで有る事、さらには関税を掛けるかどうかも今後の交渉次第、米中貿易協議が一段落すれば次は欧州と日本との交渉に移ると言う事は既に想定されている事。ざっくりと言えば、交渉が始まる前にまずは一発がつんとかましておくと言う意味合いが強く、現時点では過度に悲観する事も無いと言う見方が多数派と言う感じです。相変わらず貿易戦争を仕掛けるトランプ政権のスタンスには問題は有るものの、軍事面を筆頭に米国に頼り過ぎる欧州と言う一面が有る事もまた事実です。

米国と欧州の間に存在する問題が、今後の本気の交渉で幾つかが解決するのであれば、一時的な衝突も先を見据えるなら好材料と見る事も出来ます。これまでにも色々と問題は有れども最後は解決して来た歴史がある欧州と米国です、本気で対立するような事にはならないと思いますので、米欧貿易摩擦激化も株式市場にとっては懸念要因では有りますが、過度に悲観する事は無いと思います。日本と米国の貿易協議も来週から始まる予定ですので、EUへの追加関税発言も他人事では有りませんが、日本企業のターゲットは主に自動車産業です。しかしながら既にトヨタ自動車などは米国での工場建設を表明するなどある程度対策は進めています。多くの日本企業が米国での現地生産を進めていると言う現実を考えれば、中国や欧州と同列にはならず、追加関税を発動されるような事にはならないと思います。日米貿易協議が始まればムード的に売り材料になりそうですが、それも一時的な事で終ると思います。現時点では来週から始まる日米貿易協議に関しても過度に警戒する必要は無いと思います。今日は5G周波数が携帯大手4社に割り当てられましたが、今日は5G関連銘柄を物色する動きにはなりませんでした。しかし5Gのテーマ性は息の長いテーマですのこの先折に触れて物色される場面は有ります。関連銘柄に対しては引き続き吹き上げのキッカケを待つと言うスタンスが良いと思います。日経平均の当面の値動きとしては上げ下げを繰り返すボックス相場的な値動きが続く可能性が高いと思います。出て来る材料によって多少行き過ぎる場面も有るかもしれませんが基本的には4月はボックス圏での値動き、新たな方向性が出るのは10連休が終わり、主要企業の2019年3月期決算発表を見極めてからになると思います。言い換えればそれまでの間は銘柄重視の個別物色と言う展開になり易く、現在保有しているテーマ株や材料株が買われ易い相場環境になります。引き続き保有銘柄の一段の上昇を期待しつつ、日々の値動きを見守って行きたいと思います。

 

 

【保有銘柄に関するコメント】

2/28に買い推奨をした4960ケミプロ化成が、本日推奨時利食い目処とした210円に到達しましたので利食い完了とさせて頂きます。170円台と160円台買い下がりで推奨し、推奨後に同社株は166円まで下落、そして本日211円まで上昇して利食い完了。その他の保有銘柄に関しても引き続き保有継続で上昇を待ちたいと思います。

 

 

 

 

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