リアルタイムサービス(3月14日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は3円安の21287円で終了。昨夜の米国株高を好感して今日の日本市場も買い先行で始まり、日経平均も寄り付き直後には21522円まで上げ幅を拡大。

しかし買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮め、中国の経済指標が弱かった事から世界景気減速懸念が意識されると言う感じで日経平均もじり安に、一時は200円を超えていた上げ幅も終って見れば3円安、先行きへの強弱感が対立する状況が続いています。

中国で発表された1-2月の鉱工業生産が17年ぶりの低い伸びになった事が株式市場では売り材料になりました。

しかし減速する中国経済は周知の事実で既に株価には織り込み済み、中国経済の減速を改善する為に既に金融緩和と景気対策が発動されており、先々有る程度は回復しますので過度に悲観的になる必要は無いと思います。

ざっくりと言えば、日経平均21500円~21000円のボックス相場の中で日々出て来る材料によって上下に振れる、朝方は買い先行、その後は売り優勢、本質的には目先の需給で株価も上下に振れているだけと言う感じです。

又今日は円相場が円安に振れ、111円50銭付近まで円安が進む中での日経平均の下落です、普通なら円安を好感して上昇してもおかしくは無い環境ですが、3月末に向けてポジションを解消しなければならない投資家がいると言う感じです。

日経平均の上値の重さの原因と言える要因は幾つか有りますが、その1つは米中首脳会談への警戒です。

当然期待は有るものの有る程度期待は既に織り込み済み、先々仮に首脳会談が出来ないと言う状況になった時を考えると一段と上値は買い難いと言う感じになります。

英国のEU離脱を巡る動向もやはり買い見送り要因です、最終的には最悪の事態は回避するだろうとの見方は根強い物の、やはり最終的な結果を確認するまでは不安は残るものです。

国内主要企業の来期業績への警戒も一定の売り圧力にはなっていると思います。中国経済や欧州経済の状況次第では、日本企業の来期業績にも不透明感が強まりますので、大元である中国経済に回復の兆しが見えて来るまでは日本企業の業績への懸念も拭えません。

先のも述べた3月末に向けてポジションを解消しなければならない投資家と言うのは国内の機関投資家です。

金融機関や保険会社など、簿価の低い銘柄を売却して決算対策の益出しの売りを進める機関投資家も多々有ります。

3月は益出しの売りも有れば配当狙いの買いも入る、円相場や海外動向に関係なく、必要に迫られた売り買いですので、今日のように円安が進む中で日経平均が下落すると言う事も、時期的な事を考えればさほどおかしな事でも有りません。

3月に入ってからの日経平均の値動きを見る限りでは21500円以上では機関投資家などの益出しの売りが強まると言う感じです。

そして21000円を下回ると日銀のETF買いやGPIFなどの年金系資金の買いが入ると言う感じですので当面の価格変動レンジもまずは21500円~21000円、仮に上下に行き過ぎが有れば22000円~20500円が上下限と言う感じです。

日経平均に関してはその様な感じですが、投資スタンスとしては銘柄重視の個別対応方針に変わりなく、引き続き保有銘柄の上昇を待ちつつ、安値買いのチャンスを見極めて行くと言うスタンスで良いと思います。

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