週トレ短期売買(2月28日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

2/28(木)日経平均株価は▼171円の21385円で終了。昨夜の米国市場はNYダウは下落したもののナスダック指数は小幅に上昇。米通商代表部のライトハイザー代表が米中貿易協議の楽観論を牽制する発言をした事から朝方はNYダウ、ナスダック指数共に警戒が強まり下げ幅を拡大。ライトハイザー代表は、下院の公聴会で米中協議に関しては「まだやるべき事が多い、全ての問題に対処する必要が有り結果を予測するのは時期尚早」と発言。この発言を受けて米中貿易協議合意への懸念が強まり米株式市場も朝方は大きく下落しました。しかしパウエルFRB議長が、下院金融サービス委員会で「資産縮小を年内に停止する方向で検討している」と発言し、金融政策の引き締めが終了するとの見方から株式市場も下げ幅を縮小。インドとパキスタンの軍事的緊張の高まりや、米GDPの発表を控えている事なども意識され、昨夜の米国市場は目先の材料に一喜一憂すると言う展開でした。

本日の日本市場は、経済産業省が発表した1月鉱工業生産指数速報が前月比で3,7%低下し、市場予想を下回った事から株式市場も売りが優勢に。中国経済減速の影響が懸念され、加ええて昨夜の米国で米中貿易協議への楽観論がやや後退した事も有り、今日は日経平均も反落。米朝首脳会談で北朝鮮の非核化で合意出来なかった事も嫌気され、大引け前に下げ幅を拡大。3月メジャーSQ要因のポジション調整の売買の影響も有り、当面は何か大きな手掛かり材料が出て来ない限りは上げ下げを繰り返す餅つき相場のような値動きが続くと思います。日本市場の現状としては、テクニカル面においては主なテクニカル指標は短期上昇トレンド継続中を示し、当面は10日移動平均線を下値支持線として上昇基調が続きそうな状況です。その10日移動平均線は現在21370円付近に位置しており、この先10日移動平均線を切るまでは緩やかな上昇基調が続くと思います。仮に先々10日移動平均線を切ってもその下には上昇中の25日移動平均線が位置しており、仮に10日移動平均線を切ったとしても25日移動平均線を上回る限りは上昇基調は継続中です。底堅くも上値も重いと言う相場状況ですが、過度に楽観的になり過ぎず、資金的余裕を残しながら買いで攻めて行くと言う投資スタンスなら何も問題は有りません。もう暫くは方向感が出難く、上げ下げを繰り返す展開が続くと思いますが、銘柄重視のスタンスで安値買いを狙い、先々の上昇を待つと言う対応で問題は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議合意への期待も一旦材料出尽くしと言う感じです。今週はパウエルFRB議長の議会証言と米GDPの発表、米朝首脳会談など、イベントの結果を1つづつ見極めて行くと言う局面です。テクニカル面では日経平均21300円~21000円のゾーンが下値支持帯、21500円~21750円が上値抵抗帯、このゾーンの中でやや膠着感が強まる展開が想定されます。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場も、米国株動向と円相場次第である程度は決まりますが、テクニカル的には押し目買い有利の状況で、短期上昇トレンドは継続中です。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜のNYダウが下落し、朝方発表された1月の鉱工業生産指数も弱い結果に、日経平均も売り先行で始まり反落。朝方に売られた後は横ばい推移で膠着した展開が続いていましたが、14時過ぎに米朝首脳会談が予定よりも早く終わり、会談後の記者会見はトランプ大統領単独で行うと発表されると先物に売りが強まり日経平均も下げ幅を拡大。米朝首脳会談後の異例の記者会見が短期筋にとっては格好の売り仕掛けの材料になったという感じです。しかしテクニカル的に見れば、本日終値でも10日移動平均線はまだ上回っており、25日移動平均線に関しては21000円付近に位置していますので十分に余裕が有る状況です。テクニカル面から見る限りでは今日の下落も特に気にする必要は無いと言う事になります。

しかしなぜ、トランプ大統領が単独で記者会見を行うのか?北朝鮮にとって記者会見をするほどの益が無かった、北朝鮮の国内向けに成果をアピールする事が出来ないので記者会見をしない、そんな感じもします。しかし今回の米朝首脳会談も、米朝首脳が会う事が目的と言う感じでさほど大きな期待は有りませんでしたの、株式市場への悪影響も基本的には無いと思います。基本的にはと言う意味は、経済面においては元々世界経済にとっての影響は少なく米朝首脳会談の結果がどうであれ世界経済への影響は有りません。しかし今は手掛かり材料不足で、株式市場も膠着感を強めており、来週には3月メジャーSQが控えている局面ですので、投機筋が仕掛け的な売買を強め易く、仮に3月メジャーSQに向けてひと波乱起こしたいと投機筋が考えていれば一時的には乱高下をする可能性はあります。しかし仮にその様な展開になったとしても3月メジャーSQまでの期間限定の不安定な値動きです。ざっくりと言えば大きく下げる場面があれば安値買いを狙うと言う対応で良いと思います。今日発表された日本の鉱工業生産指数が予想以上に弱い結果になり、本日中国が発表した2月の製造業PMIも弱い結果に、今夜は米国でGDPが発表されますので、暫くは世界主用地域の経済指標に一喜一憂する展開になるかもしれません。直近の日経平均株価の動向を少し振り返ってみると、2/18から5日連続でローソク足の陽線が続き、その後は上げ下げを交互に繰り返す展開になっています。上値の重さは有りますが、テクニカル的には依然10日移動平均線を上回って推移しており、その他の主なテクニカル指標でも短期上昇トレンド継続中となっています。日経平均の21500円から上は3月メジャーSQ要因に関連する売り物も有って超えて行くにはなかなか難しいところですが、言い換えれば3月メジャーSQを通過すれば上値は軽くなると言う事です。3月メジャーSQを通過するまでは安値買い狙いに徹して高値買いは避ける、その様な対応に徹すれば何も問題は無いと思います。投資スタンスの基本は買い、しかし買いを急がず安値買いに徹する、そして資金的余裕を残しながら対応する、それが今の日本市場では最善の投資スタンスになります。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日以降、来週一杯、東証2部4960ケミプロ化成(本日終値180円)の安値買いを狙いたいと思います。添加剤が主力で紫外線吸収剤は国内首位の同社ですが、有機EL材料を手掛け、有機EL関連の特許を多数持っている事から有機EL関連銘柄として注目度の高い銘柄です。アップルのアイホンで有機ELが採用され、サムスンの5Gスマホや中国メーカーの5Gスマホでも有機ELを採用、テレビでも有機ELパネルが主力になりつつあります、又有機ELは低消費電力で折り曲げ可能、動画の応答速度が速く、今後東京五輪に向けての街中のディスプレーや電子看板などへの利用拡大も期待されています。長らく業績も株価も低迷が続いた同社ですが同社1株純資産262円、来期以降は有機EL関連事業の市場拡大が期待出来る世界情勢を考えれば暫くは見直し買いの動きが期待出来そうです。テクニカル面でも昨年末には131円まで下落したもののその後反発に転じて1/25には179円まで上昇、その後もみ合いが続いた後179円を突破し2/26には196円まで上昇。直近高値を突破し、25・75日移動平均線も突破、テクニカル的には押し目買い有利の判断となります。まずは170円台で1回目の買いを実行、仮にもう一段の安値が有れば160円台で買い増しを実行したいと思います。当面は210円付近が上値目処になりますので利食い目処は210円接近時、但し150円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

 

 

 

 

 

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