週トレ短期売買(2月27日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

2/27(水)日経平均株価は△107円の21556円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に下落。注目されたパウエルFRB議長の議会証言も、特に目新しい内容は無く手掛かり材料にはならず。利上げに関しては見送り姿勢を改めて示したものの、今後の経済情勢次第とし、当面は世界経済や金融市場の動向を注意深く見守る方針を示しました。パウエルFRB議長の発言に関しては、想定内の内容で買い材料にはなりませんが、失望を誘う内容でもなく、ざっくりと言えばマーケットフレンドリーなスタンスが確認された事は株式市場に安心感をもたらす結果だと思います。昨日の日本市場はインド空軍によるパキスタン武装組織への空爆報道を受けて先物主導で売られましたが、今日は買戻しが先行する展開で日経平均も反発。しかし下値は底堅いものの上値も重い、当面の日経平均のイメージとしてはこのような感じです。3月のメジャーSQに向けて日経平均の21500円付近は、売り方と買い方がぶつかり合う価格水準ですので、この先新たな手掛かり材料が出て来るまではやや膠着感が強まり易いと思います。しかしながら米中貿易協議が合意する可能性が高く、米金融政策も当面は市場に配慮する方針が示されており、欧州でもECBが再度金融緩和姿勢に転じるなど、株式市場を取り巻く状況としては追い風が吹く環境です。加えて中国では金融政策が緩和的に転じ、景気対策も発動される予定です、米国でも大規模なインフラ投資が実行される予定であり、日本でも消費税の引き上げの悪影響を緩和する為に景気対策が順次実行されます。その様な状況を考えると日経平均も3月のメジャーSQを通過するまではやや上値の重い展開が続くかもしれませんが、3月のメジャーSQを通過した後はSQ要因の売りも無くなり22000円台回復に向けての動きが期待出来ると見ています。3月のメジャーSQは3/8です、言い換えれば3/8までは出来る限り安値買いを狙うと言うスタンスを維持し、3/8以降は安値買いにこだわらず、良い銘柄で出て来れば時価近辺で順次買いを実行して行く、その様な対応が良いと思います。英国のEU離脱に向けての動向も依然政治の迷走が続いていますが、3月末のEU離脱期限の延期や再度の国民投票実施も議論されるなど、合意無き離脱の回避を模索する動きも出始めています。最終的にどのような結果になるかは現時点では予測は難しいですが、企業の英国からの脱出の動きなどを考えると失業者が増加すると言う事にもなりますので、改めて国民の意思を確認すると言う意味で再度国民投票を実施する事になるのではないかと思います。その結果、英国がEUに留まると言う結果になれば株式市場にとっても大きな好材料になります。当面は保有銘柄の上昇を期待しつつ、安値買いのチャンスが有れば順次買い出動を考えて行きたいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中貿易協議合意への期待も一旦材料出尽くしと言う感じです。今週はパウエルFRB議長の議会証言と米GDPの発表、米朝首脳会談など、イベントの結果を1つづつ見極めて行くと言う局面です。テクニカル面では日経平均21300円~21000円のゾーンが下値支持帯、21500円~21750円が上値抵抗帯、このゾーンの中でやや膠着感が強まる展開が想定されます。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場も、米国株動向と円相場次第である程度は決まりますが、テクニカル的には押し目買い有利の状況で、短期上昇トレンドは継続中です。

 

 

【投資アドバイス】

昨日の下げの反動も有り今日は日経平均も反発。しかし昨夜の米国市場が下落し円相場も円高に振れる中での株価反発、やや違和感も感じます。その原因としては3月メジャーSQに向けてのポジション調整の動きだと思います。目先の小さな材料よりも3月メジャーSQに向けてのポジション調整が優先、その様な感じがします。しかし米中貿易協議に合意の可能性が高まり、利食いは別にして敢えて売り込むような理由は無く、売りが出難い事が株式市場の底堅さに繋がっていると思います。英国のEU離脱、米政府債務上限問題など上値を買い難い要因が有り、しかしながら米中貿易協議合意期待や景気対策発動なども有り、下値を売り込む理由もない。おのずと上下共に限られた値幅の中で上下に振れるだけと言う展開になりやすく、加えて3月メジャーSQ要因が有りますので尚更値動きも限られる、今の日本市場の状況はこのような感じです。テクニカル面においても、主なテクニカル指標は短期上昇トレンド継続中を示し、当面は10日移動平均線を下値支持線として上昇基調が続きそうな状況です、その10日移動平均線は現在21350円付近に位置しており、この先10日移動平均線を切るまでは緩やかな上昇基調が続くと思います。当面の上値目処として、主なテクニカル指標が日経平均22000円付近に位置していますので、当面目指す上値目処は22000円付近となります。先日にも述べましたが、先々仮に22000円付近まで上昇した後の展開は、その時の世界情勢次第です。世界情勢が一段と好転する兆しが有れば日経平均も一段高に、しかし世界情勢に依然不透明感が漂っていれば一旦株価も反落、そう言う意味では今は余力を残しながら買いで攻める投資環境であり、全力投球はまだ出来ません。米中貿易協議が一旦合意に達すれば、次は英国のEU離脱や米政治情勢の不透明感に株式市場の注目も高まります。日本市場では3月末にかけて配当狙いの買い需要も発生しますが、4月以降を考えると企業業績の先行きへの注目も高まり、世界経済の先行きへの注目がおのずと高まります。米中貿易協議決裂と言う最悪の事態は回避出来そうですが、まだまだ乗り越えるべき壁が有り、楽観は出来ません。しかしこれまでにも述べて来たように、欧米においては金融政策を緩和的に修正し、中国や日本では景気対策の発動も予定されています。懸念要因は有るものの、好材料も有ると言う状況ですので弱気になる必要は無いと思います。過度に楽観的になり過ぎず、資金的余裕を残しながら買いで攻めて行くと言う投資スタンスなら何も問題は有りません。この先も上げ下げの波は必ず有りますので、下げたところで買いを狙い、適度に上昇すれば一旦利食いを実行する、その様な対応をする限り、多少不透明感漂う相場環境でも、利益を追求する投資は出来ます。次の買い出動はこの先適度な下げを待ってから実行したいと思います。

 

 

 

 

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