週トレ短期売買(2月21日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

2/21(木)日経平均株価は△32円の21464円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅に上昇して続伸。昨夜は注目されたFOMC議事要旨が公表され、内容がハト派的だった事から株式市場も好感する展開に。ほぼ全ての委員がFRBが進めている資産縮小に関して年内停止が望ましいとの考えで、金融政策のハト派への傾斜を株式市場も好感。加えて米中貿易協議への期待も継続しており、米国市場も日々上値は重くなりつつ有りますが堅調な展開は継続しています。米金融政策がハト派寄りとなれば基本的には円高要因となりますので本日の円相場も若干円高に振れています。日経平均も朝方は円高を嫌気して売りが先行、一時下げ幅を広げましたが、お昼休み中に米中貿易協議に関する好材料が伝わり後場は一時上げ幅を拡大し21553円まで上昇。しかし21500円は3月メジャーSQに向けて、売り方と買い方の攻防が強まる株価水準ですので、一旦強弱感が対立しやすい株価水準、買い一巡後は売りに押されて上げ幅を縮小しましたが、相場の基調は強含み、明日には21500円を突破する展開も期待出来ます。お昼休み中に流れた米中貿易協議に関する好材料については下段の【投資アドバイス】の中で詳しく述べたいと思います。

欧州情勢に関しては英国のEU離脱を巡る動向は依然要注意では有りますが、EU離脱の期限は3月末ですのでまだ時間が有ります。又、欧州中央銀行が欧州景気の減速を受けて金融政策の正常化を一旦停止し、再度金融緩和に転じる可能性が報じられています。欧州中央銀行は昨年末に量的緩和政策を終了し、今年は利上げも視野に入れて動いていましたが、欧州景気の減速が鮮明になる中で方針を転換。米国が利上げを停止し、資産縮小も一旦停止、欧州でも再度金融緩和に転じるとなると、基本的には株式市場には追い風になります。ただ1つだけ懸念されるとすれば、円高が進み易くなると言う事です。日本では金融政策に特段の変更は無く、欧米の金融政策正常化を受けて円安が進みましたが、欧米が金融政策正常化を止めるなら、当然円高気味の値動きになり易くなります。欧米の金融政策正常化の一旦停止は株式市場には追い風、しかし円高懸念が高まり日本においては追い風と逆風が同時に混在すると言う状況になります。しかしながら円高も限定的であれば全体的に見れば大きな悪影響は無いと思います、又円高で悪影響を受ける銘柄は主にグローバルに事業を展開している主力銘柄ですので、内需系の小型株などには逆に消去法的な買いが強まると言う可能性も高まります。簡潔に言えば、円高が進んでも銘柄によってその影響もまちまち、円高がメリットになる銘柄も有れば、内需系の銘柄なら円高も関係がない、その様な銘柄も多々有りますので、多少円高が進む状況になったとしても、銘柄重視の対応をしていればさほど警戒する必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

本日米中貿易協議に関する好材料が報道され株式市場も好感する展開に。まだ正式に合意した訳では有りませんので楽観は出来ませんが、状況的には合意に向けて協議が進展していると言う感じですので、報道に間違いがなければ日経平均も22000円回復に向けて動き出すと思います。

 

 

【明日の見通し】

今夜の米国市場が米中貿易協議進展を好感して大きく上昇するなら明日の日本市場も上昇、しかし合意はまだ先走りと言う感じで株式市場下落なら明日の日経平均も反落。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米FOMC議事要旨がハト派的な内容だった事から為替市場では円高が進み本日の日本市場も売りが先行する始まりで日経平均も反落でスタート。昨日まで3日続伸していると言う事も有って売りが先行して10時32分には21318円まで下げ幅を広げた日経平均でしたが、お昼休み中に好材料が流れ、後場が始まると状況は一変。お昼休み中にロイターが報じたニュースは、米中貿易協議ににおいて、主要な6つの覚書が準備されていると言う事。技術移転の強要とサイバー窃盗・知的財産権の保護、農業分野、サービス・非関税障壁、通貨、貿易赤字削減、実行メカニズムなど、現在米中間に横たわる主な問題が網羅されているとの事です。覚書が準備されていても最終的に合意に至るかどうかは現時点では何とも言えませんが、しかし覚書が用意されていると言う事は合意に向けて協議は進展していると言う事だと思います。米中共に国内要因を考えれば経済の混乱は望んではいないと思います、妥協出来るところは妥協して、早期に米中貿易戦争は終りたい、その様な背景は米中共に有りますので、ある程度期待を持って見守って良いのでは無いかと思います。仮に米中貿易協議が合意に至るとした場合、株式市場は当然好感して上昇すると思います。但しこれまで期待先行の展開が続き、ある程度は合意する事を既に織り込んでいますので株価上昇もある程度は限定的になるのでは無いかと思います。しかしながら大きな懸念要因が解消されますので、合意に至った直後の反応はさほど大きくなくても、その後安定的にじり高基調の展開が期待出来ると思いますのでより多くの銘柄に恩恵が及ぶと思います。これまではどちらかと言うと個々の銘柄よりも日経平均先物が主導して来た相場ですので、日経平均の上昇は目立つものの個々の銘柄はいまいちと言う感じでした。

しかし米中貿易協議が合意に至れば、好材料として関連する銘柄は多く、より多くの個別銘柄が買い戻されると思います。何よりも株価の基本となる企業業績に大きな好影響が期待出来ます、直近減速感を強めていた企業業績ですが、米中貿易協議が合意に至れば、先行き不透明感から様子見となっていた設備投資などが動き出します。生産活動が動き出せば物流や貿易も増加に転じ、資源価格にも上昇圧力が掛かります。景況感の改善は個人消費にも好影響をもたらし、全ての経済活動において好循環のサイクルが動き出します。

欧州情勢に一抹の懸念は有りますが、ECBが再度金融緩和スタンスに転じる事である程度の下支えは可能、米中貿易協議が合意に至る可能性が高まり、株式市場も日経平均22000円回復に向けて動き出すのではないかと思います。明日以降、有望な銘柄が有れば順次買い推奨を考えて行きたいと思います。

 

 

【現在保有中のポジションに関して】

580円~600円のゾーンでカラ売りとした大和証券G本社(本日終値583円)ですが、米中貿易協議に新たな動きが出ましたので、カラ売りに関しては明日ポジションを解消したいと思います。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日はバイオベンチャーのジャスダック銘柄4978リプロセル(本日終値262円)の買いを実行したいと思います。同社は東大・京大発ベンチャーで、iPS試薬・モデル細胞・遺伝子改変など研究支援と再生医療が2本柱。昨日、厚生労働省の専門家会議において、バイオベンチャーのアンジェスが開発した「コラテジェン」が足の血管再生で承認され、遺伝子治療薬への注目が急浮上、関連銘柄への買いが強まっています。幅広くバイオベンチャー株を物色する動きで本日同社株も急伸、2/19には人工多能性肝細胞(iPS細胞)から神経のもとになる細胞を作り、患者に移植する臨床研究に厚生労働省が計画の実施を了承との報道も有り同社株も急伸するなど、株価支援材料が相次いでいます。テクニカル面においても2016年12月に下回った200日移動平均線を超えて来るなど買いシグナルも出ています。多少の乱高下は有ると思いますが、数回に分けて押し目買いを狙い、もう一段の上昇を狙いたいと思います。テクニカル的には230円台が下値支持帯になりますが、約定確率を考えるなら260円前後、250円前後、240円前後と時価近辺から10円刻みで安値が有れば少しずつ買い下がると言う買い方がベターだと思います。当面の上値目処は300円付近になりますので利食い目処は300円接近時、但し1/30安値208円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。バイオベンチャー株に関しては長らく相場らしい相場も無く株価水準も安値圏に有りますので、ここは強気対応で良いのでは無いかと思います。

 

 

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