週トレ短期売買(2月20日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

2/20(水)日経平均株価は△128円の21431円で終了。祝日明けの昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に小幅ながら上昇。市場予想を上回る四半期決算を発表したウォルマートが買われて、小売り銘柄全般に買いが広がり指数の上昇を牽引。先週発表された低調な12月の小売り売上高を受けて広がっていた消費減速への懸念が和らぐと言う展開に。

しかし上げ幅を広げていたNYダウ、ナスダック指数も大引けを前に上げ幅を縮めて終るなど一段の上値追いにはやや慎重。その背景には継続している米中貿易協議の行方に対する慎重姿勢や今夜FRBが発表する1月29日~30日開催分のFOMC議事要旨の中身を見極めたいとするムードが有ると思います。本日の日本市場は買い先行で小高く始まり、その後膠着した展開が続いていましたが、10時を過ぎると一段と円安が進み、円安の進行と共に日経平均も上げ幅を拡大。昨日の黒田日銀総裁発言が円安進行に寄与していると言う感じがします、仮に円高が進むような状況になれば追加緩和を考えると述べており、米中貿易協議合意への期待が先行している状況ですので、投機筋がドル買い/円売り仕掛けに動き易い環境も円安への追い風です。日本市場の現状としては、昨日も述べたように海外情勢に不透明感は有るものの、テクニカル面においては25日移動平均線が上向きで推移し、75日移動平均線も突破して、もう一段の上昇が期待出来るチャート形状です。MACDもプラス圏に浮上して上昇中、日経平均の日足チャートでは一目均衡表を上に抜け出し、ボリンジャーバンドも上方に拡大する動きを見せています。テクニカル面だけで見ると短期的な買いシグナルが出ていると言う状況です、しかしながら現在行われている米中貿易協議が合意に達すると言うのが前提であり、合意出来なかった時には株式市場の状況は急変します。このような状況を理解しつつも、リスクを取るなら買いで攻める、安全重視なら米中貿易協議の結果を確認するまでは買いは我慢する、その様な対応が最善だと思います。

しかし万が一、米中貿易協議が合意出来ずに相場急変となっても、先々いずれは米中合意に達する時期は来ます。遅かれ早かれ合意に達するなら一時的な急落が有ったとしても安値買いの好機と捉えて、中長期スタンスに切り替えるなら、過度に神経質になる必要も無いのかもしれません。

 

 

【当面の相場展望】

引き続き米中貿易協議がどうなるのか?3月1日までに合意にたどり着き、現在課している追加関税を取りやめる結果になれば株式市場にとってはベストの結果。それ以外にも幾つかのパターンが想定されますが、最悪は合意出来ず、追加関税を引き上げる結果になる事。引き続き米中貿易協議の動向を注視して行かなければなりません。最終的な結果が明らかになるまでは日々思惑が先行する値動きになります。

 

 

【明日の見通し】

テクニカル的には緩やかな上昇トレンドが続いている日本市場です、明日上下どちらに振れるかは今夜の米国市場と円相場次第ですが、テクニカル判断では押し目買い有利の相場状況。

 

 

【投資アドバイス】

今日は前場に円安が進んだ事から日経平均も円安進行と共に上げ幅を広げ、10時47分には一時21494円まで上昇して節目の21500円に接近。しかし後場が始まると、米株価指数先物が下落していた事や円安一服も加わって日経平均も急速に上げ幅を縮め12時42分には前日終値に近づくまで上げ幅を縮小。急上昇に急降下、先物主導の売買で乱高下をする場面も有りましたが、売り一巡後は再度上昇に転じて上げ幅を拡大、21400円台を回復して終了。当面の上値目処と見られる21500円に近づいた事で、一旦先物に利食い売りが強まったと言う展開ですが、依然テクニカル的には上昇基調は維持しており、次は21500円突破にチャレンジすると言う流れになります。日経平均の21500円に関しては、3月のメジャーSQに向けて売り方と買い方がぶつかり合う価格になりますので、なにか大きな好材料が無い限りはそう簡単には突破出来ないと思います。簡潔に言えば21500円を一時的に超えたり、押し戻されたりと、21500円付近で上下動を繰り返しながら、きっかけとなる手掛かり材料を待つと言う感じの展開になると思います。きっかけとなる材料が好材料なら一段高になって22000円を目指し、悪材料なら一旦下げに転じて21000円付近まで押し戻されると言う展開が想定されます。この先出て来そうな手掛かり材料としてはやはり米中貿易協議に関する報道になりそうですが、今の所は3月1日の期限を延長して協議を継続する。そして延長した期限内で最終的な合意に至り、米中首脳会談で成果を発表する、株式市場が期待先行で織り込んでいる展開はこのような感じだと思います。株式市場が想定するとおりに展開が進めば日経平均も22000円を回復する事になると思いますが、英国のEU離脱を巡る動向がこの先どうなるのか?によっては多少株式市場が描く展開にも変化が有るかもしれません。昨日はホンダが英国からの撤退を決め、今後他の自動車会社や進出している他の企業にも何らかの動きが出て来ると思います。英国の政治がどのような決定を下すのか?UEとの合意無き離脱と言う事になれば、英国のみならず、世界経済に一定の混乱、悪影響が出ますので、この点には引き続き注意が必要です。しかし諸々警戒すべき要因は有れども、想定される悪影響は先回りで織り込むのが株式市場です。想定以上の事が有ればその分に関しては改めて織り込む動きが出ますが、悪影響も想定内でとどまるなら、現実化した時点で材料出尽くし、それをキッカケに上昇に転じると言う動きも有り得ます。3月の中国における国会に相当する全人代では大型の景気対策が打ち出される予定、米国でもインフラ投資が進められる予定で、日本でも消費税引き上げに伴う景気対策が順次打ち出されます。楽観的にはなれませんが、慎重なスタンスと余力を十分に残した上で、徐々に買い出動を進めて行くと言う対応で良いのでは無いかと思います。

 

 

 

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