リアルタイムサービス(2月15日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は253円安の20886円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは3日ぶりに反落したもののナスダック指数は小幅に上昇して5日続伸。

朝方発表された12月小売り売上高が市場予想に反して大幅に減少し、米景気の先行き懸念が高まり、銀行、資本財セクターが売られてNYダウにはマイナスに。

ナスダック指数はITやハイテクセクターへの買戻しが続き底堅く推移、小幅ながらも上昇して5日続伸に。

12月の小売り売上高が前月比で1,2%減となり、減少率は2009年9月以来の大きさで、米GDPの約7割を占める消費の急減速を受けて米景気の減速懸念が改めて意識されそうな状況です。

米年末商戦は堅調だったとの見方が多かったものの、発表された経済指標を見ると現実は急減速と言う結果に。米株式市場の堅調ムードも一旦修正局面を迎えるのではないかと言う感じがします。

つなぎ予算が15日に期限を迎え、新たな予算にトランプ大統領も署名する方針ですので米政府機関の再閉鎖は回避される方向です。

しかしトランプ大統領はメキシコとの国境の壁建設に、国家非常事態を宣言し、国防予算の資金を使う事を表明。

今後民主党との対立が一段と激しくなり、その結果米政治が停滞し、3月に期限を迎える米政府債務上限問題に悪影響をもたらすのでは?との警戒が強まっています。

米政府機関の再閉鎖は何とか回避されましたが、国家非常事態宣言で民主党との対立が一段と激化すると言う、一難去って又一難と言う状況です。

本日の日本市場は、NYダウの反落とトランプ大統領の国家非常事態宣言を受けて円高が進み日経平均も反落。

昨日は111円台に有った円相場も今日は110円台の前半まで円高が進行、米小売り売上高が急減速して米経済の先行きへの懸念が強まった事も株式市場の売り材料に。

今週は大きく上昇した日経平均ですので懸念材料が出て来れば有る程度の反落も致し方有りません。

今日は週末でも有り、一旦ポジションを解消しておこうと言う動きも出易く、25日移動平均線が位置する20660円を上回っている限りは特に問題は無いと思います。

しかし今の相場は米中貿易協議の動向や米政治情勢、英国情勢などで相場の地合いも急変する可能性が有り、本質的には常に相場急変への備えをしながら対応して行かなければならないような相場です。

投資スタンスも慎重な対応を続けながら、好業績で割安感が有り、配当利回りが高いような銘柄を安値が有れば買うと言うのが唯一安心感を持てる投資だと思います。

急落した後の戻りは有るものの、普通に買っても上がらない相場ですので、簡潔に言えば買うタイミングが非常に重要です。

又3月期末に向けて配当利回りが高いような銘柄は下値不安も少なく、下がればある程度の買い需要が有りますので安心感が有ります。しかしその様な銘柄にはなかなか下振れの局面が有りません、全体ショック安のような動きが有った時が絶好の買いのタイミングです。

もう暫くはその様な局面を根気強く待ち続けると言う対応がリスク少なく利益を得る投資に繋がると思います。

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