週トレ短期売買(2月14日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

2/14(木)日経平均株価は▼4円の21139円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸、米中貿易協議進展への期待と米政府機関の再閉鎖回避への期待が続き株式市場も買いが先行する展開に。現在行われている米中貿易協議に関して、ムニューシン財務長官が順調に推移しているとのコメントを出し、香港紙では習近平国家主席が米国の交渉団と面会する予定と報じるなど、交渉が順調に進んでいるとの期待が高まり株式市場も好感。15日に期限が切れる米つなぎ予算に関しても、米与野党指導部が基本合意した新たな予算案にトランプ大統領が署名すると見られており、今の所は米中貿易協議や新予算案に対しても期待が先行する状況です。しかしながら現時点ではあくまでも期待が先行しているだけで決定した事実は何も有りません。その点に関しては楽観的になり過ぎず、引き続き注意を払いながら状況の推移を見極めて行かなければなりません。本日寄り付き前に発表された昨年10-12月期GDPはプラス0,3%、年率ではプラス1,4%となりました。7-9月期は自然災害や関西空港の閉鎖によるインバウンド需要の減少も有りマイナス成長となったものの、10-12月期はプラス成長を回復。米中貿易戦争や欧州経済の減速など、マイナス要因が有った割には底堅く推移したと言える日本経済です。米中貿易戦争や欧州の景気減速懸念など、楽観出来る状況では有りませんが、経済指標を見る限りでは、過度に景気減速を心配するのも現時点では過剰反応と言う感じがします。当然今後の米中情勢次第では前提も変わりますが、諸々の可能性を考え過ぎても現実には不確定要素が多過ぎて正確な予測は難しいと言うのが正直なところです。ある程度の予測は必要だと思いますが、現実においては、明らかになった事実をその都度織り込み、現実の進行と共に対応も変化させて行くと言うのが最善の対応だと思います。考え過ぎても問題有り、考えなさ過ぎても問題有り、対応が難しい投資環境が続いていると思います。世界の情勢を見渡してみれば決して楽観出来る状況では有りませんが、懸念されるような状況でも、何か対策が打ち出されれば状況は一変します。加えて懸念材料視されていても、その懸念が回避されると好感買いが強まり、再度懸念が意識されると売りが強まると言うように、瞬時に相場の地合いも変化し株価も乱高下をします。先週末には大きく下げた株式市場も今週は一転して大きく上昇、しかし今週の上昇に現時点では持続性は期待出来ず、再度大きく下げる動きはいつ起きてもおかしくは有りません。今はまだその様に不安定な相場状況です。

 

 

【当面の相場展望】

上値の壁と見られていた21000円を突破し強気ムードも強まりそうな状況ですが、米中貿易協議の結果を見極めるまでは楽観は出来ません。引き続き日々出て来る材料、米国株動向、円相場、この3つの要因によって日経平均も上下に振れると言う事になりますが、上昇して強気にならず、急落しても弱気にならず、簡潔に言えばその様なスタンスで、投資は逆張り、その様な対応が求められる投資環境だと思います。当面予想される価格変動レンジは21500円~20600円。

 

 

【明日の見通し】

米国株動向と円相場次第ですが、短期急騰に対する警戒感も有り、特段の手掛かり材料が無ければ膠着感が強まり易い局面です。しかし仕掛け的な動きが有れば上下共に大きく振れる展開も有り得ると思います。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株高と111円台まで進んだ円安を好感して今日も買い先行で始まり寄り付き直後には日経平均も21235円まで上昇。しかし短期間で大きく上昇していますので、一旦目先の利食いを強める動きも出て買い一巡後は上昇も一服。又、直近の上昇に関しては短期筋のショートカバーが中心との見方も強く、上昇一服はショートカバーの動きも一巡したと見る事も出来ます。トランプ大統領が3月1日を期限とする、米中貿易協議で合意出来なければ、追加関税を即日引き上げるとしていましたが、60日の延長を検討しているとの報道が有り、これを好材料と見るのか?悪材料と見るのか?今日は判断に迷ったと言う感じも有ります。米中貿易協議合意の期限を60日延長すると言う事は、交渉が長引きそうで、合意には依然大きく距離が有ると言う事なのか?そうであれば悪材料となって再度悲観が強まると言う動きになってもおかしくは有りません。しかし現在進められている協議は順調に進展している、期限を延長して協議を続ければ更に問題の解決が進む、その様な理由から期限を延長するのか?そうであれば問題解決に向けての前向きな期限延長であり、株式市場にも好感買いが強まると言う展開になってもおかしくは有りません。交渉が上手く行っていないから延長するのか?交渉が上手く行っているからこそ延長するのか?先々なぜ延長するのか詳細が明らかになり、株式市場がどのように反応するのか?正直なところ予測するのは難しいと思います。解らない時には市場に聞けと言うのが有名な相場格言です、明日以降株式市場がどのように反応するのか?見極める必要が有ると思います。普通に考えれば期限を延長すると言う事は、交渉が難航していると言う事だと思いますが、そもそも米中貿易協議で3月1日までの短期間で合意出来る事には物理的にも限界も有ります。追加関税を引き上げる期限を延期すると言う事は、更に多くの分野で中国の譲歩が引き出せると考えているからなのか?株式市場にとって好材料になるのか?悪材料になるのか?今後の推移を注視して行きたいと思います。日本市場の現状としては、昨年末に急落した後、緩やかなリバウンド相場が続いていると言う状況です。テクニカル面でも25日移動平均線を上回り、上値の壁と見られていた21000円も突破、昨日と今日は75日日移動平均線を巡る攻防になっていますが、大きな流れとしては依然上向きです。しかし米中情勢1つで相場状況も急変しかねない一面も有り、安心して投資が出来るような状況には程遠いと言う状況です。もう暫くは慎重なスタンスを維持しつつ、個々の銘柄に関しては買いもカラ売りも個別対応、個々の銘柄によってカラ売りと買いを使い分けて行く、その様な発想で対応して行きたいと思います。

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2019年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
ページ上部へ戻る