リアルタイムサービス(2月13日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は321円高の21185円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇、NYダウは5日ぶりに反発して372ドル高、ナスダック指数は3日続伸で106P高。

今週末の15日に米つなぎ予算が期限を迎えますが、政府機関の閉鎖を回避する為に新予算の暫定案で与野党が基本合意した事で株式市場にも安心感が強まると言う展開に。

しかし新予算の成立にはトランプ大統領のサインが必要で、現時点ではまだトランプ大統領は新予算に対して受け入れるのか?拒否するのか?明らかにしていません。

昨夜トランプ大統領は政府機関閉鎖は起きないだろうと述べたものの、正式な決定を確認するまでは楽観は出来ません。

又米中貿易協議の動向に関しても依然情勢は流動的、過度に悲観的になる必要は無いと思いますが、楽観するのは時期尚早だと思います。

もう暫くは目先の値動きに一喜一憂しないで、1つずつイベントの結果を見極めながら慎重に対応を進めて行くと言うスタンスが最善です。

昨夜の米国株の上昇を受けて本日の日経平均も買い先行で始まり目先の上値の壁と見られていた21000円を突破し一段高の展開に。

日経平均への寄与度が大きい主力銘柄が中心に買われている展開で、裏を返せば日経平均先物主導による上昇でも有ります。

昨日の大幅高に続いて連日の大幅高で先行きへの強気も生まれそうな展開ですが、テクニカル面では現在下降中の75日移動平均線が21200円付近に位置しており、短期的な買われ過ぎを示すボリンジャーバンド+3σは21200円台に位置しています。

ざっくりと言えば強気ムードが出易い状況ですが、冷静にテクニカル面から考えると、今は目先の天井圏と考える方が妥当な局面です。

日経平均の21000円付近は重いとのムードが強かったので、21000円付近では目先の天井圏と見た売り物もかなり入っていました。

しかしその21000円を一気に突破しましたので、売っていた投資家の買戻しを誘い、21100円台まで上振れする結果になったと思います。

しかし冷静に考えれば米政府機関の閉鎖が回避されると言う事は普通に考えれば当たり前の事で、更に言えば米政府機関の閉鎖が回避されたからと言って米経済に好影響が有る訳ではなく、マイナスの影響が回避されるだけの事です。

再度政府機関が閉鎖になれば経済面ではマイナスが発生しますが、閉鎖を回避してもマイナスがゼロになるだけで、プラスが生まれる訳では有りません。

米政府機関の閉鎖回避も本質的には株式市場が大きく上昇する要因では有りません。

これまでにも繰り返し述べて来た事ですが、米中貿易協議の最終的な結果を確認するまではやはり慎重なスタンスを続ける方が良いと思います。

米中貿易協議の最終的な結果を確認するまでには株価の上下動を含めて紆余曲折有ると思いますが、今は短期的な値動きに一喜一憂せず、根本の米中貿易協議の最終的な結果だけを注視し、それを唯一の判断材料にすると言う発想が賢明です。

もう暫くは状況の推移を見守ると言う慎重な対応を続ける方が良いと思います。

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