リアルタイムサービス(2月12日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は531円高の20864円で終了。先週末には大きく下落していた日経平均でしたが、今日は110円台半ばまで円安が進み日経平均も急反発の展開に。

先週末には2月中の米中首脳会談は無いとのトランプ発言やユーロ圏の経済成長率見通しの下方修正など、悪材料が重なり日経平均も大きく下落しました。

しかし昨夜は米中首脳会談を3月に開催する事で協議中との報道が有り、先週末には失望が強まった米中情勢にも今日は再度期待が先行する展開に。

しかしこの先まだまだ紆余曲折有ると思いますので、米中情勢に一喜一憂し過ぎると短期の値動きに振り回されかねません。

又円安進行に関しても現状では過度な期待は禁物、今後の米中情勢次第では常に円高圧力が強まりかねない状況です。

又、今日円安が進み、後場に日経平均が一段高になった背景に、今週末の15日に期限を迎える米つなぎ予算に対して、政府機関の一部閉鎖を回避する為に新たな予算措置で原則合意したとの報道が有ります。

しかしその原則合意したと言う予算措置の中には国境の壁を建設する予算は含まれず、トランプ大統領が納得するかどうかは現時点では不透明です。

妥協すればトランプ大統領は支持者から非難を浴びる事になり、妥協しなければ再度政府機関の一部が閉鎖されます。

どのような結果になるのか?トランプ大統領の対応に注目が集まります。

同時に本日から再度行われている米中貿易協議の動向にも注目です、まずは次官級の協議が行われ、週末には閣僚級の協議が行われる予定です。

どの程度の進展が見られるのか?協議の進展状況次第で、米中首脳会談の動向も変化すると思いますので、引き続き状況の推移を慎重に見極めて行かなければなりません。

今日は予想以上に大きく上昇した日経平均ですが、米中情勢、米政治の混迷、英国のEU離脱に向けての混乱、FRBの金融政策など、依然不透明な要因が多々有ります。

国内的にも4月には統一地方選挙が有り、夏には参議院選挙、そして10月には消費税の引き上げが待っています。

先行きへの不透明感を考えると、積極的には買いづらい投資環境であり、安値が有れば買いは入るものの、上値を買い上がるような動きは出難い相場環境です。

又、日々出て来る材料次第で日経平均も上下に振れると言う状況で、値動き的にも安定感は有りません。

先週には一時21000円にチャレンジしたものの結局は押し戻されて先週末には急落、20300円付近まで下落しました。

そして今日は円安進行が好感されて急反発、しかし今日の上昇も本質的には短期筋や投機筋の買いによる影響が大きいと思います。

その中にはAIを利用したアルゴリズムなどのコンピューター売買も含まれますが、値動きが一方向に偏り易く、先週末の下落も今日の上昇も、背景にはアルゴリズム売買が有ると言う感じです。

もう暫くは先行き不透明、日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開が続きそうですが、いずれ先行き不透明感も払拭される時期は訪れます。もう暫くは無理をする事無く様子見に徹すると言うスタンスが最善の対応だと思います。

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