リアルタイムサービス(2月8日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は418円安の20333円で終了。EU委員会によるユーロ圏の経済成長率見通しの下方修正、トランプ大統領による今月中の米中首脳会談は無いとの発言。

クドロー米国家経済会議委員長の、米中貿易問題で合意に達するにはまだ距離が有り過ぎると言う発言。

今日は売り材料が相次いで出て来た事から日本市場も売りが先行する展開で日経平均も大きく下落。

しかし大きな流れは昨日から少し変化が有りましたので今日の下げに対してもさほど違和感は有りません。

日経平均の騰落レシオが一時130%を超え、主要企業の決算発表も下方修正が目立ち、米中貿易協議に対する期待先行の動きも楽観的過ぎると感じていましたので、悪材料が出ればこの程度の下げは直ぐに起きます。

日経平均は連日21000円にチャレンジするも超えられず、上値が重いと言うムードが出れば次に向かうのは下しか有りません。

今日は寄り付きでSQも通過して新たに売り仕掛けもし易かった事、明日からの3連休を前にポジション解消売りが出易かった事も株価の下落要因になったと思います。

しかし過度に悲観的になる必要は無く、仮に来週以降もう一段の下落が有ったとしても大局的に見れば想定内の展開です。

昨年末に付けた安値に対する2番底を付ける動きが有るのは相場のパターンのようなものです。

日経平均も21000円を超えていればもう一段上昇が出来ましたが、それでも上昇が一巡した後には下げに転じますので、どの道流れとしては同じ道を辿ります。

欧州の景気減速も先を見据えれば景気対策の発動に繋がる事になります。景気が悪化すれば政治が対策を発動する、このような図式は今も昔も変りません。

米中貿易協議を巡る動向に関しても、懸念を高めるような発言も、来週に中国で予定されている米中貿易協議に対する牽制、圧力のようなものだと思います。

少し前にはトランプ大統領自身が2月中に米中首脳会談が行われるだろうと述べており、昨夜それは無いとする発言も、さらなる譲歩を求める為の交渉のようなものだと思います。

再度米中チキンレースが始まった背景には株式市場が落ち着きを取戻したからだと思います。

この先再度株式市場が急落すれば再び米中歩み寄りのムードが高まりますので、米中情勢も株式市場次第と言う一面も有り、先行きは読み難いですが、一段と景気が落ち込む事は中国も米国も避けたいと言うのが本音です。

そう言う意味では来週、米中貿易協議への警戒が強まり、再度株式市場で悲観が強まるような展開が有れば、その時には多少のリスクを取り、安値買いで動いて良いのではないかと考えています。

株式市場が荒れれば米中共に歩み寄りを強める、逆に市場が安定していれば米中共に譲らずと言う心理が強まります。

若干難しい対応が求められますが、来週は急落が有ればリバウンド狙いで安値買いに動く、と言うスタンスが最善の対応になると思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2019年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ページ上部へ戻る