週トレ短期売買(2月8日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

2/8(金)日経平均株価は▼418円の20333円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落。EU委員会が2019年のユーロ圏経済成長率見通しを大幅に下方修正した事で欧州株が下落。米国でも国家経済会議のクドロー委員長が貿易摩擦を巡って中国と合意に至るまでにはかなりの距離が有ると発言。加えて期待を高めていた米中首脳会談に関してもトランプ大統領が現在行われている米中貿易協議の期限となる3/1までには無いと明言。期待が先行していた米中貿易協議に対する失望の反応も出て昨夜の米国市場では売りが強まると言う展開に。本日の日本市場も昨夜の欧米株の下落、円高進行、米中貿易協議進展に対する失望の反応から売り先行で始まり日経平均も大きく下落。昨日はソフトバンクGの上昇も有って下げ幅も緩和された日経平均でしたが、今日はその様な下支えも無く、一気に25日移動平均線を下回る展開になりました。しかし来週早々にも反発して短期間で25日移動平均線を再度上回れば特段の問題は有りませんが、このまま25日移動平均線下回り、もう一段下落するような展開になると昨年末の安値に対する2番底を探る展開も有り得ます。 現状としては、米中貿易協議への期待が後退し、世界経済減速への懸念が強まっています。又、来週は再度米政府機関の閉鎖も有り得る米暫定予算の期限を迎えます、このように株式市場を取り巻く状況を考えれば、日経平均は来週もう一段下落する可能性の方が高いように思います。仮にもう一段下落する展開になった場合は次に意識される下値目処は20200円付近です。その下では2万円、そして19700円付近とそれぞれが意識される下値目処になりますが、どのような展開になるかは今後の海外情勢と円相場の動向次第です。しかし下ばかりを警戒する事も出来ず、来週はムニューシン財務長官とライトハイザーUSTR代表が米中貿易協議の交渉で中国を訪れます。昨夜のトランプ大統領の米中首脳会談は無いと言う発言や、クドロー国家経済会議委員長の貿易摩擦を巡って中国と合意に至るまでにはかなりの距離が有るとの発言も、来週の交渉に対する圧力かもしれません。仮に来週の米中貿易協議において再び米中首脳会談開催への期待が高まれば株式市場も急反発の展開も有り得ます。もう暫くは日々出て来る材料次第で株式市場も上下どちらに振れるか解らないと言う不安定な状況が続きます。ざっくりと言えば悲観せず楽観せずと言う対応が最善、但し再度売られ過ぎのような場面が有れば、好業績銘柄の突っ込み買いを狙うと言う対応で良いと考えています。

 

 

【当面の相場展望】

ユーロ圏の経済成長率見通しの下方修正、期待が高まっていた米中首脳会談に対する失望、テクニカル面でも本日の下落で日経平均は25日移動平均線を下回り、来週は流れ的にはもう一段の下落を想定して対応する局面。来週末の15日は米国で暫定予算の期限を迎え、状況次第では再度政府機関の閉鎖も有り得ます。米中貿易協議でも来週は米国の代表団が中国を訪れますので、政治イベントで株式市場も一喜一憂しそうな感じです。

 

 

【明日の見通し】

3連休明けの日本市場は、流れ的にはもう一段の下落を想定して対応する方が賢明。上値の重さが嫌気された後の昨日と今日の下落、米中情勢への懸念の高まり、欧州経済の減速で世界経済減速への警戒も強まっており、25日移動平均線も切りましたので、需給、テクニカル、材料共に売りに傾き易い状況。

 

 

【投資アドバイス】

EU委員会によるユーロ圏の経済成長率見通しの下方修正、トランプ大統領による今月中の米中首脳会談は無いとの発言。クドロー米国家経済会議委員長の、米中貿易問題で合意に達するにはまだ距離が有り過ぎると言う発言。今日は売り材料が相次いで出て来た事から日本市場も売りが先行する展開で日経平均も大きく下落。しかし大きな流れは昨日から少し変化が有りましたので今日の下げに対してもさほど違和感は有りません。日経平均の騰落レシオが一時130%を超え、主要企業の決算発表も下方修正が目立ち、米中貿易協議に対する期待先行の動きも楽観的過ぎると感じていましたので、悪材料が出ればこの程度の下げは直ぐに起きます。日経平均は連日21000円にチャレンジするも超えられず、上値が重いと言うムードが出れば次に向かうのは下しか有りません。今日は寄り付きでSQも通過して新たに売り仕掛けもし易かった事、明日からの3連休を前にポジション解消売りが出易かった事も株価の下落要因になったと思います。しかし過度に悲観的になる必要は無く、仮に来週以降もう一段の下落が有ったとしても大局的に見れば想定内の展開です。

昨年末に付けた安値に対する2番底を付ける動きが有るのは相場のパターンのようなものです。日経平均も21000円を超えていればもう一段上昇が出来ましたが、それでも上昇が一巡した後には下げに転じますので、どの道流れとしては同じ道を辿ります。欧州の景気減速も先を見据えれば景気対策の発動に繋がる事になります。景気が悪化すれば政治が対策を発動する、このような図式は今も昔も変りません。米中貿易協議を巡る動向に関しても、懸念を高めるような発言も、来週に中国で予定されている米中貿易協議に対する牽制、圧力のようなものだと思います。少し前にはトランプ大統領自身が2月中に米中首脳会談が行われるだろうと述べており、昨夜それは無いとする発言も、さらなる譲歩を求める為の交渉のようなものだと思います。再度米中チキンレースが始まった背景には株式市場が落ち着きを取戻したからだと思います。この先再度株式市場が急落すれば再び米中歩み寄りのムードが高まりますので、米中情勢も株式市場次第と言う一面も有り、先行きは読み難いですが、一段と景気が落ち込む事は中国も米国も避けたいと言うのが本音です。そう言う意味では来週、米中貿易協議への警戒が強まり、再度株式市場で悲観が強まるような展開が有れば、その時には多少のリスクを取り、安値買いで動いて良いのではないかと考えています。株式市場が荒れれば米中共に歩み寄りを強める、逆に市場が安定していれば米中共に譲らずと言う心理が強まります。若干難しい対応が求められますが、来週は急落が有ればリバウンド狙いで安値買いに動く、と言うスタンスが最善の対応になると思います。

 

 

 

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