リアルタイムサービス(2月6日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は29円高の20874円で終了。昨夜の米国株上昇を好感して今日の日本市場も買い先行で始まり、日経平均も一時20971円まで上値を伸ばしたものの、今日も21000円の壁は超えられず、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小。

騰落レシオに過熱感が有り、週末のSQ要因の売買も戻り売りが優勢と言う状況、下方修正が目立つ決算発表も上値追いを躊躇させる要因。

中国経済の急減速が警戒され、日本企業の決算発表にも警戒が高まっていましたが、いざ決算発表が始まると下方修正する企業は目立つものの、思ったほどの落ち込みではなく、ざっくりと言えばほっとしたと言う感じの安心感に包まれています。

思ったほどは悪化していないと言う安心感ですが、数ヶ月先を見据えれば楽観は出来ず、その様な背景が一段の上値追いには慎重な展開が続く原因だと思います。

思ったほど悪く無かった事で売られ過ぎの修正は進みましたが、上値を買えるような業績ではないと言う事で上値も重い、その様な感じです。

又米中貿易協議に関してもやや期待先行のムードは有るものの、今後の動向は引き続き慎重に見極めて行かなければなりません。

株式市場が落ち着きつつある事も米中どちらにも譲歩を躊躇させる要因です、株式市場が悲観ムードを強めて急落していれば、米中共に思い切って譲歩する心理も高まりますが、一旦混乱が落ち着けば再度対立ムードに戻る、その様な事が無いとも言い切れません。

特に米国ではFRBが金融政策正常化を一旦停止する事を表明しており、年末年始の株価急落によって、金融政策が緩和に転じると言う援軍を得たような格好です。

米株式市場さえ堅調なら対中国で譲歩する必要は無いと言うのがトランプ政権の本音です。

今は米中貿易協議合意への期待がやや先行していますが、最終的な結果を確認するまでは安心は出来ません。

もう一点は英国のEU離脱に向けての動向です、英国の政治的には収拾がつかなくなりつつあり、仮にこのまま「合意なき離脱」と言う事になれば、金融市場や経済面で大きな混乱が予想されます。

まだ時間は有りますが、この先その様な方向に進んでいけば、ある時点から最悪の結果を織り込むと言う動きが株式市場で強まりかねません。

株式市場の現状としては、過度な悲観は一旦収まりましたが、依然先行きへの警戒ムードは続いており、引き続き慎重に対応して行く必要がある投資環境が続いています。

テクニカル的には21000円が大きな壁になっていますが、仮に21000円を突破したからと言って劇的に相場環境が良くなる訳でも有りません。

ざっくりと言えば、仮に21000円を超えても上値余地は限定的と言う事です、その理由は米中貿易協議と英国のEU離脱問題の良い方向での解決が無い限り本格的な上昇相場に戻る事は有りません。

しかし悲観する必要も無く、その時々の現状に即した対応をして行けばそれなりに利益を得るチャンスも有ります。

相場環境が良ければ積極的に、悪ければ悪いなりに資金を大きく減らさないように安全重視の対応でしのいで行けば、いずれ相場環境好転の時期を迎える事になります。

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