週トレ短期売買(2月6日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

2/6(水)日経平均株価は△29円の20874円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。直近良好な経済指標や企業決算の発表が続いている事から米景気の先行きに対する懸念が後退。米中貿易協議合意への期待先行の動きも継続しており、FRBが金融引き締めを急がない姿勢を示している事も株式市場の安心感に繋がっています。一見すると先行きに明るさが見える相場状況と言える米国市場ですが、これまでにも述べて来たように米中貿易協議もFRBの金融政策スタンスも依然不透明感が有り現時点で決め付けて見るのはリスクが有ります。米経済指標や米企業業績もこの先徐々に悪化に向かうと言う見立ても有り、足元よりも少し先を見据えた場合には楽観は出来ません。株式市場の先行きに対して特に弱気と言う訳では有りませんが、現時点ではまだ楽観は出来ず、もう暫くは慎重な対応を続ける方が賢明と考えています。いつまで?に対する答えとしては米中貿易協議の結果を確認するまで、そしてもう1つは英国のEU離脱がどのような形になるのかを見極めるまで。最低でもこの2つの要因がどうなるのか?結果を見極めるまでは、楽観せず慎重な対応を続ける方が良いと思います。本日の日本市場も昨夜の米国株高を好感して買いが先行、再度日経平均21000円にチャレンジする展開になっていますが、今日も21000円には届かず。近くて遠い21000円と言う状況は今日も変わりは有りません。今週末の8日はSQで、今週末の日本市場は3連休、SQ要因と連休前のポジション解消と言う動きが強まり易く、週末に向けて若干乱高下するかもしれません。日本市場の騰落レシオは昨日130%を超えており、騰落レシオから見れば買われ過ぎ局面を迎えている日本市場です。目先の天井は近いと言う認識を持って対応する必要が有る局面であり、新規の買いに関しては当然今は見送りが最善となります。目先の天井ならカラ売り出動が良いのでは?と考えがちですが、特段の悪材料が出て来なければ底堅さも有る現状では下値余地も限定的、加えて3月期末の配当狙いの買い需要も有りますので、カラ売りの場合は瞬間的に下げた所で利食いを実行すると言う素早い対応が求められます。ざっくりと言えばカラ売りも買いも今は動きづらい局面です、難しい判断、難しい対応が求められるような局面ですので、このような難しい状況においては敢えて動かず、何もしない事が最善の対応だと思います。先々もっと簡単な局面が訪れると思います、簡潔に言えば、今よりももっとリスクが少なく利益を狙い易い状況が来ますので、それまでは無理をする事無く資金を温存しておく事が先々に多くの利益を得る事に結び付くと思います。年末年始の波乱相場からまだ1ヶ月程度しか経っておらず、この先再度波乱の動きがまだ有り得る状況です。相場には大きく分ければ売り・買い・休むの時期が有りますが、今はまだ休む時期だと思います。難しい時期に休む事で、先々訪れるかもしれない「リスク少なく大きな利益を得るチャンス」を掴む事にも繋がります。もう暫くは焦らず急がず、状況の推移を見極めると言うスタンスを続ける事が最善の対応です。今はリスク覚悟で、利食いや損切りも素早く対応出来るような投資家だけが参加する投資環境だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

好調な米経済指標に安心感が高まる一方で、強過ぎる経済指標が続くと一旦停止された米利上げが再開される懸念が高まります。日本市場の騰落レシオも130%程度まで上昇、短期的には過熱感が意識される局面です。今週は日経平均21000円を巡る攻防になりますが、突破すれば一段高、突破出来ず押し戻されると過熱感と上値の重さが嫌気されて売りが強まりかねません。

 

 

【明日の見通し】

週末のSQ要因も加わり、やや投機性が強まり易い局面です。明日は上下どちらに振れてもおかしくは無く、小動きなら21000円~20700円のゾーン。大きく振れれば21200円~20400円のゾーン。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株上昇を好感して今日の日本市場も買い先行で始まり、日経平均も一時20971円まで上値を伸ばしたものの、今日も21000円の壁は超えられず、買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小。騰落レシオに過熱感が有り、週末のSQ要因の売買も戻り売りが優勢と言う状況、下方修正が目立つ決算発表も上値追いを躊躇させる要因。中国経済の急減速が警戒され、日本企業の決算発表にも警戒が高まっていましたが、いざ決算発表が始まると下方修正する企業は目立つものの、思ったほどの落ち込みではなく、ざっくりと言えばほっとしたと言う感じの安心感に包まれています。思ったほどは悪化していないと言う安心感ですが、数ヶ月先を見据えれば楽観は出来ず、その様な背景が一段の上値追いには慎重な展開が続く原因だと思います。思ったほど悪く無かった事で売られ過ぎの修正は進みましたが、上値を買えるような業績ではないと言う事で上値も重い、その様な感じです。又米中貿易協議に関してもやや期待先行のムードは有るものの、今後の動向は引き続き慎重に見極めて行かなければなりません。株式市場が落ち着きつつある事も米中どちらにも譲歩を躊躇させる要因です、株式市場が悲観ムードを強めて急落していれば、米中共に思い切って譲歩する心理も高まりますが、一旦混乱が落ち着けば再度対立ムードに戻る、その様な事が無いとも言い切れません。特に米国ではFRBが金融政策正常化を一旦停止する事を表明しており、年末年始の株価急落によって、金融政策が緩和に転じると言う援軍を得たような格好です。米株式市場さえ堅調なら対中国で譲歩する必要は無いと言うのがトランプ政権の本音です。今は米中貿易協議合意への期待がやや先行していますが、最終的な結果を確認するまでは安心は出来ません。もう一点は英国のEU離脱に向けての動向です、英国の政治的には収拾がつかなくなりつつあり、仮にこのまま「合意なき離脱」と言う事になれば、金融市場や経済面で大きな混乱が予想されます。まだ時間は有りますが、この先その様な方向に進んで行けば、ある時点から最悪の結果を織り込むと言う動きが株式市場で強まりかねません。株式市場の現状としては、過度な悲観は一旦収まりましたが、依然先行きへの警戒ムードは続いており、引き続き慎重に対応して行く必要がある投資環境が続いています。テクニカル的には21000円が大きな壁になっていますが、仮に21000円を突破したからと言って劇的に相場環境が良くなる訳でも有りません。ざっくりと言えば、仮に21000円を超えても上値余地は限定的と言う事です、その理由は米中貿易協議と英国のEU離脱問題の良い方向での解決が無い限り本格的な上昇相場に戻る事は有りません。しかし悲観する必要も無く、その時々の現状に即した対応をして行けばそれなりに利益を得るチャンスも有ります。相場環境が良ければ積極的に、悪ければ悪いなりに資金を大きく減らさないように安全重視の対応でしのいで行けば、いずれ相場環境好転の時期を迎える事になります。

 

 

【本日の推奨銘柄】

安全重視なら引き続き様子見対応が賢明と考えていますが、リスクを取るならここからもう一段の上昇が有ればカラ売り狙いがベターな判断だと思います。

 

「カラ売り推奨、8601大和証券G本社」本日終値559円。

1/29引け後に発表した決算では、第3四半期業績が大幅減益となり翌日には同社株も大きく下落。年末年始の世界的な株価急落を受けて、機関投資家向けの株式、債券ビジネスが急減速、英国のEU離脱の動向次第では同社業績にも大きな悪影響が想定されますので、当面同社株の上値も重い展開が続くと思います。テクニカル的には580円~600円のゾーンが上値抵抗帯になりますの、この先もう一段の上昇が有るようなら580円~600円でカラ売りを狙いたいと思います。戻り一巡後に再度下げに転じた場合、540円前後がまずは下値目処になりますので利食い目処は540円接近時、但し多少の行き過ぎを考慮しても630円を超えた場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。同社の業績や事業環境、米中情勢や英国のEU離脱などを考えると、同社株の今後の値動きとしてはリバウンドが一巡した後は再度下げに転じる可能性が高いと思います。日本市場はもう一段高出来るか?又はリバウンド一巡で再度下げに転じるか?目先の正念場と言える局面です。個々の銘柄によって当然値動きに違いは有りますが、仮に日経平均が一段高になるようなら業績がパッとしない主力大型株のカラ売り狙いが無難な対応になると思います。

 

 

 

 

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