出世株発掘ドリーム・レポート(2019年2月5日推奨 )

船イラスト

 

日経平均株価2/5終値20844

日経平均2-5

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

先週末の2/1(金)に発表された1月米雇用統計は、市場予想は17万人程度の増加でしたが、発表された数字は30万人程度の増加となり、雇用環境の堅調持続で米経済への安心感が高まると言う結果に。 経済指標でも1月のISM製造業景気指数が市場予想に反して増加するなど製造業の業績悪化への懸念も後退、株式市場にも安心感をもたらす結果になりました。好調な米経済指標の発表を受けて為替市場ではドルが買われて円安が進行、米経済への安心感と円安進行で日経平均も上昇、当面の上値の壁と見られている21000円突破にチャレンジする展開になりました。しかし結論を先に言えば、未だに日経平均は21000円を超える事は出来ず、21000円に近づくと戻り売りが強まり押し戻されると言う展開が続いており、上値が重いと言うムードが徐々に強まりかけている日本市場です。

 

米中閣僚級の貿易協議を終え、2月中にも米中首脳会談を開催する方向で調整中との発言が有った事で首脳会談の席上で一気に米中貿易協議合意と言うシナリオに株式市場の期待も高まっています。 しかし一方では、FRBが金融政策の正常化を一旦停止すると表明したとたんに強い米経済指標が相次ぐなどFRBもこの先難しい対応が迫られそうです。株式市場では今年は利上げは無いとのムードが高まっていますので、この先強い経済指標の発表が相次ぐようだと再度利上げムードが高まり、株式市場にも警戒ムードが高まりかねません。 又英国を巡るEU離脱に向けての動きも依然不透明です、経済的に混乱が想定される「合意なき離脱」の可能性も有り得るような状況になっており、今後の英国動向からも目が離せません。

 

好調な米経済を素直に好感し、米中貿易協議合意への期待も先行する展開、相場の地合いも日に日に改善している米国市場ですが、依然先行き不透明な要因も多々あり、強気に転じるには時期尚早と言うムードが残る米国市場です。 FRBの今後の政策スタンスにも不透明感が有り、米中貿易協議もまだ楽観は出来ず、英国のEU離脱を巡る動向も依然不透明、米経済も足元は好調持続でも減税効果が無くなる今期は企業業績も一時的に悪化するとの見方が大勢です。過度な悲観は一旦後退しましたが、先行きに対しては慎重なムードが強い、米国市場の現状も簡潔に言えばその様な感じだと思います。

 

日本市場も過度な悲観の修正が進み日経平均21000円回復にチャレンジと言う状況では有りますが、2/5時点では騰落レシオは131%まで上昇し短期的には買われ過ぎが警戒されるような状況です。又、先に述べたような海外の不透明要因も存在し、日本企業の業績の先行きも海外情勢次第と言う一面も有ります。投資環境としては、依然慎重な対応が必要と言う状況に余り大きな変化は有りません、しかしながら世界の大きな潮流を見据えれば、市場の拡大が見通せるような事業を展開している企業などは、軟調な相場でこそ安値買いも実行出来ると言う一面も有ります。目先の値動きに一喜一憂せず、先を見据えて有望銘柄の安値買いを進めて行くと言うスタンスが、最終的には大きな利益に繋がると思います。

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 輸送用機器 6584三桜工業  2/5  終値597

 

買いゾーン①時価②550円前後③500円前後 利食い目処1000円前後 損切り400円割れ

 

同社は自動車用の各種チューブや集合配管などを製造し国内シェアは約40%。将来のEV搭載を見据えて、全固体電池開発の米ベンチャー企業(ソリッド・パワー社)にも出資、出資先企業、及びその提携先企業とのコラボレーションを推し進め、事業領域の拡大を目指す方針。同社は、全固体電池関連銘柄として急速に注目を高めている企業です。全固体電池は株式市場でも注目が高いテーマ、先日トヨタ自動車とパナソニックが車載用電池事業で合弁会社を設立する方針を示し、三桜工業の筆頭株主もトヨタ自動車、先々全固体電池で連携する展開も期待出来ます。世界的にも環境規制の高まりを背景に自動車のEV(電気自動車)シフトが加速しています。しかし現状のリチウムイオン電池では問題点が多く、全固体電池の開発は自動車のEVシフト加速には不可欠。全固体電池の利点は「発火リスクが解消出来る事」「構造がシンプルでコンパクト化に適している事」「多くの電力を貯蔵する事が可能でEVの走行距離が大幅に伸びる事」「電池寿命が延び充電時間も短縮化出来る事」など、多くの利点が有ります。同社業績動向は、2019年3月期業績見通しは、増収ながらも償却増や減損特損の影響で最終減益見通し、しかし2020年3月期には増収増益に転じる見通しで同社1株純資産は1146円。全固体電池関連の材料性に加えて1株純資産は1146円を考えればここからの安値には中長期スタンスで安値仕込を進めて行きたい銘柄です。

6584 三桜工業 月足チャート

三桜工業月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は2/15(金)です。

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