リアルタイムサービス(2月4日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は109円高の20897円で前場を終了。先週末の米国市場はNYダウは上昇したもののナスダック指数は下落となり高安まちまちの展開に。

注目された1月雇用統計が政府機関の一部閉鎖が有ったにもかかわらず市場予想を大幅に上回る結果になり、堅調な雇用情勢が確認された事で株式市場も好感。

市場予想は17万人程度の増加でしたが、発表された数字は30万人程度の増加となり、雇用環境の堅調持続で米経済への安心感が高まると言う結果に。

経済指標でも1月のISM製造業景況感指数が市場予想に反して増加するなど製造業の業績悪化への懸念も後退、株式市場にも安心感をもたらす結果になりました。

ナスダック指数に関してはアマゾンの四半期売上が市場予想に届かなかった事から同社株が5%ほど下落した事が指数の重石に。

2日続伸していた事も有って一旦目先の利益確定売りが強まったと言う背景も有ります。

本日の日本市場ですが、好調な米雇用統計とISM製造業景況感指数の発表を受けて日経平均も買いが先行する展開で上昇。

好調な米経済指標の発表を受けてドルが買われて円安が進行、円安進行と米経済への安心感から日経平均も買い優勢の展開です。

10時過ぎには20922円まで上昇した日経平均ですが、買い一巡後は先週末と同じように21000円に近づくと戻り売りに押されると言う展開で日経平均も上げ幅を縮小。

引き続き日経平均21000円の壁を突破出来るかどうかが注目される状況が続きます。

米中貿易協議に関しては合意への期待は高まっていますが現状ではまだ楽観は出来ず。英国のEU離脱を巡る動向も現時点ではまだ不透明感が有ります。

FRBが金融政策の軌道修正を決定しましたが、皮肉にもそのとたんに強い経済指標が相次ぐなどFRBもこの先難しい対応が迫られそうです。

株式市場では今年は利上げは無いとのムードが高まっていますので、この先強い経済指標の発表が相次ぐようだと再度利上げムードが高まり、株式市場にも警戒ムードが高まりかねません。

日本市場の騰落レシオも本日119%まで上昇しており、短期的には買われ過ぎが意識される水準に近づいています。

簡潔に言えば目先の天上は近いと言う状況に有る日本市場です、当然個々の銘柄によっては当てはまらない銘柄も有りますが、日経平均で見れば今は目先の高値圏、その様な認識は必要な局面です。

しかしながら騰落レシオに過熱感が出ても、物色動向が個別銘柄の循環物色と言う展開になれば、騰落レシオの過熱感を抱えながら堅調な値動きが続き、先駆した銘柄から出遅れ銘柄へと物色が変り、全体的な底上げが続くと言う展開も有りますので、現時点では神経質になる必要は無いと思います。

又今は決算発表次第で個々の銘柄の値動きも決まる相場ですので、全体よりも個を重視した対応であれば、騰落レシオの上昇も投資家心理の改善が続いていると言う一面も有ります。

まずは日経平均が21000円を突破出来るかどうかの見極めが必要です、取るべき対応もそれによって変って来ます。

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