リアルタイムサービス(1月31日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は216円高の20773円で終了。米FOMCを無難に通過した事から昨夜の米国株が大きく上昇。

本日の日経平均も買い先行で始まり寄り付き直後には20832円まで上げ幅を拡大、しかし買い一巡後は円高を嫌気する売りに押され20682円まで上げ幅を縮小。

目先の売り一巡後は再度上昇に転じたものの、上値重く前場の高値を超える事は出来ず、大引けにかけて若干上げ幅を縮めて終ると言う展開になりました。

今日の日本市場の値動きを簡潔に述べれば、米FOMCの結果は安心感を高めたものの、円高への警戒が生まれ、今夜の米中貿易協議を見極めたいとのムードも有って、まだ恐る恐る買っていると言う感じがします。

仮に、日本市場に先高感が強ければ、今日などは一気に21000円付近まで上昇していると思います。

しかし現実には上値が重く、終値は20773円、21000円には遠く及ばない展開で、まだまだ投資家心理には先行きへの警戒が強いと言う事だと思います。

米中貿易協議がどうなるのか?英国のEU離脱問題はどうなるのか?世界景気の減速が警戒される状況でも有り、日本企業の業績への警戒も残ります。

企業業績に関しては足元よりも既に来期の業績見通しに関心が向かっていますので、今期よりも来期重視、その様は発想で対応して行かなければなりません。

世界経済の先行きを予測する上では、米中貿易戦争がどうなるのか?米中の経済がどうなるかが大きなカギを握ります。

米主要企業の業績も中国の景気減速の影響を受けて業績が悪化する銘柄も目立ち、中国経済も米中貿易戦争の結果が明らかに出ています。

米中貿易戦争の結果、米中経済共に痛手を負っているような状況ですので、ざっくりと言って世界経済の悪化リスクは日に日に高まっていると思います。

その様な背景が有るから少々の好材料が出ても日経平均の上値が重いと言う一面も有ると思います。

世界経済への懸念払拭の為にも米中貿易協議は合意に達する必要が有り、逆に言えば米中貿易協議の合意無くして世界経済への懸念払拭も無いと言う事になります。

昨日から今日までの予定で米中貿易協議が行われていますが、3/1の最終期限に向けて今回出て来る結果は中間報告のようなものです。

どの程度の進展があるのか?又どの分野に意見の対立が残るのか?明日の日本市場の動向も今夜明らかになる米中貿易協議の結果次第です。

日経平均は20500円を挟んでの上下動と言う展開が続いていますが、本日騰落レシオが100%付近まで上昇し、テクニカル面では既に割安感は有りません。

昨年10月高値と12月高値を結んだ上値抵抗線も未だ超える事は出来ず、このまま上値の重さが長引くと、再度売りが強まると言う状況にもなりかねません。

まだまだ不確実要因が多々有り、この先上下どちらにも振れる可能性がある株式市場ですが、目先の値動きに一喜一憂せず、引き続き保有銘柄の一段の上昇を待ちつつ、同時に安値買いのチャンスを待つ、その様な上下両睨みの対応を続けて行けばおのずと最善の結果に繋がると思います。

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