週トレ短期売買(1月31日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/31(木)日経平均株価は△216円の20773円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。注目された米FOMCの結果は、政策金利が据え置かれ、パウエルFRB議長の会見での発言もマーケット・フレンドリーな内容になり、株式市場も好感。今後の金融政策に関しては、利上げに関しては我慢出来るとの文言が追加され、保有資産の縮小ペースに関しても減速を示唆するなど株式市場には安心感をもたらす内容に。ざっくりと言えば米金融政策の正常化も一旦停止、今後は経済、金融市場の状況を睨みながら柔軟に対応する姿勢が示され、株式市場にとっては追い風になる結果になりました。しかしボーイングとアップルの2銘柄でNYダウを230ドルほど押し上げており、昨夜のNYダウの上げ幅の半分以上はこの2銘柄による効果と言う一面にはやや偏りを感じます。

しかし何はともあれ、注目された米FOMCの結果に関してはまずは一安心です。しかし日本市場にとっては、米金融政策正常化の一旦停止は円高要因になりますので、今日は円相場も108円台後半まで円高が進行。本日の日経平均も昨夜の米FOMCの結果を受けて米国株が大きく上昇した流れを引き継ぎ買い先行で始まって寄り付き直後には20869円まで上昇。しかし買い一巡後は円高進行への警戒も有り、戻り売りに押されて次第に上げ幅を縮小、昨日から始まっている米中貿易協議の結果を見極めたいとのムードも有り、依然上値の重さが残る日本市場です。大局的な見方としては、米金融政策の軌道修正が行われ、FRBが金融政策の正常化を一旦停止した事は株式市場にとっては大きな好材料です。しかしその副作用としては円高圧力が強まる事です、米国市場にとっては純粋に好材料になりますが、日本市場にとっては円高によりその効果も半減。この先米金融政策正常化の一旦停止のプラス効果が日本市場にとって更に大きくなるには今後の円相場の動向が大きなカギを握る事になります。しかしプラス効果が半減と言ってもプラスで有る事には変わりは有りません、この先どの程度円高が進むかにもよりますが、現時点では円高も限定的と思われますので、トータルで見れば今回の米FOMCの結果だけで見れば日本株に緩やかな上昇をもたらす要因になると思います。但し米中貿易協議の動向次第と言う一面も有りますので、米FOMCは無難に通過したものの、米中貿易協議の最終的な結果を見極めるまでは楽観は出来ません。引き続き株式市場が抱えている先行き不透明要因の結果を1つずつ確認しながらその都度株価に織り込んで行く、その様な投資環境が続きます。米FOMCを無難に通過し、これまでと比べれば相場状況は一歩改善しましたが、まだ米中貿易協議、英国のEU離脱など、警戒を要する要因は残ります。引き続き慎重なスタンスを維持しながら、保有銘柄の一段の上昇を待ち、同時に安値買いのチャンスを待つ、その様な上下両睨みの対応が最善だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米FOMCは無難に通過、次は米中貿易協議の結果待ちです。どの程度協議が進展しているのか?予定通りなら今夜その結果も明らかになります。テクニカル面では本日日本市場の騰落レシオは100%付近まで上昇、売られ過ぎ感はなくなり、買われ過ぎ感が徐々に意識される状況ですので目先の高値掴みに注意が必要と言う感じです。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場は、円相場の動向と今夜判明する米中貿易協議の結果次第です。米FOMCの結果は今日の上昇で一旦織り込み済みだと思います。明日想定される価格変動レンジは21000円~20300円。

 

 

【投資アドバイス】

米FOMCを無難に通過した事から昨夜の米国株が大きく上昇。本日の日経平均も買い先行で始まり寄り付き直後には20832円まで上げ幅を拡大、しかし買い一巡後は円高を嫌気する売りに押され20682円まで上げ幅を縮小。目先の売り一巡後は再度上昇に転じたものの、上値重く前場の高値を超える事は出来ず、大引けにかけて若干上げ幅を縮めて終ると言う展開になりました。今日の日本市場の値動きを簡潔に述べれば、米FOMCの結果は安心感を高めたものの、円高への警戒が生まれ、今夜の米中貿易協議を見極めたいとのムードも有って、まだ恐る恐る買っていると言う感じがします。仮に、日本市場に先高感が強ければ、今日などは一気に21000円付近まで上昇していると思います。しかし現実には上値が重く、終値は20773円、21000円には遠く及ばない展開で、まだまだ投資家心理には先行きへの警戒が強いと言う事だと思います。米中貿易協議がどうなるのか?英国のEU離脱問題はどうなるのか?世界景気の減速が警戒される状況でも有り、日本企業の業績への警戒も残ります。企業業績に関しては足元よりも既に来期の業績見通しに関心が向かっていますので、今期よりも来期重視、その様は発想で対応して行かなければなりません。

世界経済の先行きを予測する上では、米中貿易戦争がどうなるのか?米中の経済がどうなるかが大きなカギを握ります。米主要企業の業績も中国の景気減速の影響を受けて業績が悪化する銘柄も目立ち、中国経済も米中貿易戦争の結果が明らかに出ています。米中貿易戦争の結果、米中経済共に痛手を負っているような状況ですので、ざっくりと言って世界経済の悪化リスクは日に日に高まっていると思います。その様な背景が有るから少々の好材料が出ても日経平均の上値が重いと言う一面も有ると思います。世界経済への懸念払拭の為にも米中貿易協議は合意に達する必要が有り、逆に言えば米中貿易協議の合意無くして世界経済への懸念払拭も無いと言う事になります。昨日から今日までの予定で米中貿易協議が行われていますが、3/1の最終期限に向けて今回出て来る結果は中間報告のようなものです。どの程度の進展があるのか?又どの分野に意見の対立が残るのか?明日の日本市場の動向も今夜明らかになる米中貿易協議の結果次第です。日経平均は20500円を挟んでの上下動と言う展開が続いていますが、本日騰落レシオが100%付近まで上昇し、テクニカル面では既に割安感は有りません。昨年10月高値と12月高値を結んだ上値抵抗線も未だ超える事は出来ず、このまま上値の重さが長引くと、再度売りが強まると言う状況にもなりかねません。まだまだ不確実要因が多々有り、この先上下どちらにも振れる可能性がある株式市場ですが、目先の値動きに一喜一憂せず、引き続き保有銘柄の一段の上昇を待ちつつ、同時に安値買いのチャンスを待つ、その様な上下両睨みの対応を続けて行けばおのずと最善の結果に繋がると思います。

 

 

 

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