リアルタイムサービス(1月31日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は184円高の20740円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。注目された米FOMCの結果は、政策金利が据え置かれ、パウエルFRB議長の会見での発言もマーケット・フレンドリーな内容になり、株式市場も好感。

今後の金融政策に関しては、利上げに関しては我慢出来るとの文言が追加され、保有資産の縮小ペースに関しても減速を示唆するなど株式市場には安心感をもたらす内容に。

ざっくりと言えば米金融政策の正常化も一旦停止、今後は経済、金融市場の状況を睨みながら柔軟に対応する姿勢が示され、株式市場にとっては追い風になる結果になりました。

しかしボーイングとアップルの2銘柄でNYダウを230ドルほど押し上げており、昨夜のNYダウの上げ幅の半分以上はこの2銘柄による効果と言う一面にはやや偏りを感じます。

しかし何はともあれ、注目された米FOMCの結果に関してはまずは一安心です。しかし日本市場にとっては、米金融政策正常化の一旦停止は円高要因になりますので、今日は円相場も108円台後半まで円高が進行。

本日の日経平均も昨夜の米FOMCの結果を受けて米国株が大きく上昇した流れを引き継ぎ買い先行で始まって寄り付き直後には20869円まで上昇。

しかし買い一巡後は円高進行への警戒も有り、戻り売りに押されて次第に上げ幅を縮小、昨日から始まっている米中貿易協議の結果を見極めたいとのムードも有り、依然上値の重さが残る日本市場です。

大局的な見方としては、米金融政策の軌道修正が行われ、FRBが金融政策の正常化を一旦停止した事は株式市場にとっては大きな好材料です。

しかしその副作用としては円高圧力が強まる事です、米国市場にとっては純粋に好材料になりますが、日本市場にとっては円高によりその効果も半減。

今回の米FOMCの結果も米国市場には100のプラスが有るとすれば日本市場には半分程度のプラスと言う感じです。

この先米金融政策正常化のプラス効果が日本市場にとって更に大きくなるには今後の円相場の動向が大きなカギを握る事になります。

しかしプラス効果が半減と言ってもプラスで有る事には変わりは有りません、この先どの程度円高が進むかにもよりますが、現時点では円高も限定的と思われますので、トータルで見れば今回の米FOMCの結果だけで見れば日本株に緩やかな上昇をもたらす要因になると思います。

但し米中貿易協議の動向次第と言う一面も有りますので、米FOMCは無難に通過したものの、米中貿易協議の最終的な結果を見極めるまでは楽観は出来ません。

引き続き株式市場が抱えている先行き不透明要因の結果を1つずつ確認しながらその都度株価に織り込んで行く、その様な投資環境が続きます。

米FOMCを無難に通過し、これまでと比べれば相場状況は一歩改善しましたが、まだ米中貿易協議、英国のEU離脱など、警戒を要する要因は残ります。

引き続き慎重なスタンスを維持しながら、保有銘柄の一段の上昇を待ち、同時に安値買いのチャンスを待つ、その様な上下両睨みの対応が最善だと思います。

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