週トレ短期売買(1月30日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/30(水)日経平均株価は▼108円の20556円で終了。昨夜の米国市場は、NYダウは上昇したもののナスダック指数は下落と方向感は無く高安まちまちの展開に。工業製品・事務用品大手のスリーエムが決算を発表し、売上高が市場予想ほど減らず、中国経済の減速懸念が和らぐと言う展開で、同社を含めて中国関連銘柄に買い戻しが強まりNYダウは上昇。一方ナスダック指数は前日に続いてハイテク株への売りが続き指数を押し下げると言う展開に。注目されていたアップルの決算ですが、大引け後に発表され、スマホ不振が影響して売上高は前年同期比で5%減となったものの、アイフォン以外の事業は19%伸びるなど安心感に繋がる結果に。通常取引では大きく下げていたアップル株ですが、決算発表を受けた後の時間外取引では大幅反発で切り返すなど、相場の地合いには安心感をもたらす展開になっています。上記のような米国株動向を受けて始まった本日の日本市場ですが、やや円高気味の円相場や曙ブレーキの金融支援要請報道、加えて昨日下げ幅を縮めた反動などもあり、今日は日経平均も売り先行の展開で反落。今夜は昨日から始まっている米FOMCの結果も判明します、更に今年から全てのFOMC後にパウエルFRB議長の会見が行われますので、FOMCの結果とFRB議長発言に市場の注目が集まります。利上げと資産圧縮を一旦停止するのか?それとも別の結果になるのか?結果次第では再度株式市場が荒れる可能性も有り、今日の日本市場もリスク回避のヘッジ売りなどが強まり易い状況です。又、30・31日には米中貿易協議も行われます、現状ではやや期待が先行していると言う感じですので、米中協議ではどの程度の合意が出来るのか?3/1の期限に向けて期待が高まるような結果になれば株式市場にも好材料になります。しかし依然合意は厳しい状況と言う感じになれば、やや期待が先行しているだけに失望売りの反応も大きくなりかねません。更に本日曙ブレーキが金融支援を要請と言う報道が有ったように、米中貿易戦争の結果、自動車周辺企業に悪影響が出ていると言うムードが強まると株式市場のムードにも悪影響が広がりかねません。今後本格化する主要企業の決算発表に関しても警戒が強まりかねず、これまで以上に決算発表に関しては厳しい見方が増えるかもしれません。これまでも述べて来た事ですが、株式市場の状況は依然不安定、特に今週は米FOMCと米中貿易交渉と言う2つの大きなイベントが控えています。それぞれの結果次第で株式市場も上下どちらかに大きく振れる展開も想定されますので値動き的には投機性の強い局面になります。過度に悲観的になる必要は有りませんが、もう暫くは慎重な対応を続ける方が賢明、いずれ大きなチャンスが訪れますので今は無理に売買を急ぐ必要は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

日経平均株価の現状としては売られ過ぎの修正はほぼ一巡、テクニカル的には昨年10月高値と12月高値を結んだ上値抵抗線が21000円付近(日々少しずつ下がって行きます)に位置しており、当面はこの上値抵抗線を突破出来るかどうかが大きなポイントになって来ます。短期的には米FOMCの結果と米中貿易協議の結果次第で株式市場の動向も決まると言う感じです。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場は、今夜判明する米FOMCの結果とパウエルFRB議長の会見内容次第、今後の米金融政策に関してどのような見通しを述べるのか?市場の期待に応えるような内容なら株価は上昇、失望する内容なら株価は下落。

 

 

【投資アドバイス】

今日は日本市場固有の悪材料に反応して日経平均も反落。大日本住友製薬とサンバイオが臨床試験に関する悪材料で大きく売られストップ安に、サンバイオの急落でマザーズ指数が8%超の下落となり、投資家心理を悪化させる要因に。曙ブレーキが私的整理の一種である事業再生ADRを申請して、金融機関に金融支援を要請した事も相場の地合いを悪化させました。更に言えば昨日前場に大きく下げた後に下げ幅を縮めた動きの反動も今日は有ったと思います。又、今夜は米FOMCの結果も判明し、パウエルFRB議長の会見も有ります、同時に今日から米中貿易協議も始まりますので、イベントを控えてリスクヘッジの売りが出易いと言う状況も今日の下落の1つの要因だと思います。しかし大局的に見れば日経平均は20500円を挟んでの上下動と言う展開が続いており、この先上下どちらに振れるか?新たな手掛かり材料を待っていると言う局面です。日々上げ下げを繰り返しながら膠着した展開が続くと言う事は想定内の事、この先上下どちらに振れるかは、米FOMCの結果と米中貿易協議の結果次第です。今すべき対応としては、米FOMCの結果と米中貿易協議の結果を待つと言う事がやはり最善の対応になると思います。結果がどうなるのか?見通しが不透明な時には、結果を確認すると言う事がまずは不可欠な事です。結果如何で株式市場も上下どちらに振れるかが決まりますので、結果を確認するまでは敢えて動く必要は有りません。良くも悪くも結果を見極めてから対応を考えると言うのが現実的には最善のスタンスです。年末年始の行き過ぎた悲観相場は一旦修正が進み、今は一旦落ち着きを取り戻している株式市場ですが、大局的に見ればまだ波乱相場の中に有ると言う状況ですので、もう暫くは慎重な対応が良いと思います。今後の状況次第では再度大きく下げる展開も有り得ますし、逆に急上昇に転じる可能性も無いとは言い切れません。全ては今後の米中情勢や米金融政策次第です、しかしまだ一抹の不透明感が残る状況ですので、もう暫くは状況の推移を見守ると言うスタンスが良いと思います。昨年の10月に24448円のバブル崩壊後の高値を付けた日経平均でしたが、その後は相場が急変して既に下げ相場も4ヶ月になろうとしています。しかし相場下落に繋がった米金融政策も一旦見直しムードが強まっており、米中貿易戦争に関しても中国が大きく譲歩する姿勢を示すなど好転の兆しが見え始めています。日本企業の業績悪化も直近の株価下落で有る程度は既に織り込み済み、多少の減益になったとしても主要企業の多くが赤字に転落するほどの悪化は考えられません。だとすれば個々の銘柄には売られ過ぎと思える銘柄も多々有ります、今はまだ買いは早いと思いますが、先々もう一段大きな下げが有った時には絶好の買いチャンスになると思います。暫くはその様なチャンスを待ちつつ、株式市場を取り巻く環境の変化をじっくりと見極めて行く、その様な投資スタンスが最終的にはリスク少なく利益を得る事に繋がると思います。

 

 

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