リアルタイムサービス(1月25日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は209円高の20783円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウは小幅安でナスダック指数は小幅上昇と高安まちまちの展開に。ロス商務長官がテレビ番組の中で、米中貿易交渉が合意に至るまでにはまだ何マイルも距離が有ると発言し、交渉の難航が意識され株価の重荷に。

中国から2024年に対米貿易黒字をゼロにするとの提案は受けたものの、半導体や最先端技術の知的財産権の侵害などを巡る交渉に進展は無く、もう暫くは神経質な状況が続きそうです。

米政府機関の一部閉鎖も引き続き警戒材料になっており、昨夜は上院で与野党がそれぞれの予算案を採決しましたがどちらも可決には至らず、現時点では解決の目処は見えません。

昨夜米国では半導体関連銘柄の決算が数社発表されましたが、総じて市場予想を上回る内容となり、収益悪化への過度な警戒が後退して半導体関連株が上昇。

本日の日本市場でも日経平均への寄与度が大きい半導体関連銘柄への買戻しが強まり、日経平均は寄り付き直後に20777円まで上昇。

買い一巡後は上げ幅を縮小したものの目先の売りが一巡すると再度上昇に転じて高値を更新、円安進行、中国株の上昇も買い安心感に繋がっています。

海外情勢に警戒すべき要因は多々有れども、年末年始の急落で当面想定される悪材料は既に織り込み済み。

その為、多少の悪材料が出ても今は売りが出難く、それが株式市場の底堅さにもつながっています。

しかし悪材料はほぼ織り込んだと言っても、依然警戒すべき要因が存在する事に変わりは無く、又、買い材料も乏しい状況ですので、上値を買い上がると言う動きもなかなか出難いと言う状況です。

下値は底堅いものの上値も重い、この先新たな材料が出て来るまでは日経平均の値動きも膠着感が強まり易い、その様な状況です。

この先海外情勢に波乱無く日経平均も膠着した展開が続くなら、個別物色に関してはそれなりに盛り上がりが出て来ると思います。

但し決算発表が今後本格化しますので、個々の銘柄の値動きも決算次第と言う事になりますが、保有している銘柄に関しては総じて好業績が期待出来る銘柄ですので、引き続き一段の上昇を待つと言う対応で良いと思います。

国内主要企業の四半期決算発表も来週以降徐々に本格化します、株式市場の動向も企業業績次第となりますが、日経平均の日々の値動きに一喜一憂せずに、個を見て対応して行くと言うスタンスで良いと思います。

直近底堅く堅調に見える株式市場ですが、海外情勢次第で急変する可能性は引き続き想定しておく方が賢明です。

このまま順調に投資環境の改善が進めばそれにこした事は有りませんが、まだ楽観する事は出来ません。

もう暫くは慎重な対応を続ける事が今はまだ現実的最善の対応と考えています。

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