リアルタイムサービス(1月23日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は29円安の20593円で終了。昨夜の米国株の下落を受けて本日の日本市場も売りが先行する始まりで日経平均は寄り付き直後に20438円まで下落。

しかし円相場が円安に振れていた為、過度な悲観は強まらず、売り一巡後は押し目買いで切り返して一時はプラス圏に浮上。

しかし限定的な円安進行だけでは上値も限定的、買戻しが一巡した後は膠着感が強まると言う展開で終わってみれば小幅安。

注目された日銀金融政策決定会合の結果も金融政策に変更は無く、ETF買い入れ比率の見直しも有りませんでした。

その事も日経平均に関してはプラスに働き、日経平均への寄与度の大きい値ガサ株が買われた事も日経平均の下げ幅縮小に繋がったと思います。

その証拠と言う事でも有りませんが、今日は日経平均は29円安と小幅安でしたが、東証1部の騰落銘柄数を見ると値下がりが1586銘柄で値上がりは469銘柄と圧倒的に値下がり銘柄が多いと言う状況。

逆に言えば日銀がETF買い入れ比率の見直しをしなかった事で、日経平均を構成する225銘柄には追い風になったものの、トピックスを構成するその他多くの銘柄には少しマイナスになった、その様な感じです。

しかし、それも今日だけの事です、明日以降はETF買い入れ比率の見直しに関する思惑的な売買も無くなります。

日本市場の現状としては、テクニカル面では5・10・25日移動平均線が収斂しつつある20500円付近での攻防になっています。

多くの移動平均線が収斂する時には、その後上下どちらかに大きく振れる事が多々有り、今回もその可能性は大いに有ると思います。

上下どちらに振れるかは今後出て来る新たな材料次第ですが、現在株式市場を取り巻く状況を考えると上よりも下に振れる可能性の方が高いように思います。

一時は期待が高まった米中貿易協議も知的財産権の保護などを巡り、まだまだ楽観は出来ません。

英国のEU離脱を巡る混乱・不透明感も引き続き注意が必要、今後本格化する国内主要企業の四半期決算発表も下方修正が相次ぐと言う展開も有り得ます。

諸々の懸念材料はあれども直近株価が堅調に推移しているのは年末年始に既に大きく下落しているからです。

悪材料は一旦織り込んだと言う感じでは有りますが、今後出て来る企業業績などが予想以上に悪ければ当然再度売りが強まります。

米中情勢や英国情勢も同じです、有る程度の事は織り込んだものの、想定以上の懸念が強まれば改めて売り直されると言う事になります。

逆にこれら全ての懸念要因が予想に反して好転するような展開になれば株式市場も急上昇する事になりますが、現時点では先々の結果が読み切れません。

どちらの結果も有り得ると言う意味では先行きが不透明と言う事になりますが、日々の状況の変化を見極めながらその都度対応を考えて行く、暫くはその様な地道な対応が必要な投資環境だと思います。

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