週トレ短期売買(1月8日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/8(火)日経平均株価は△165円の20204円で終了。昨夜の米国市場は前日の流れを引き継ぎNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。FRBの利上げ打ち止めへの期待に加えて昨日から始まっている米中通商交渉の次官級協議への期待から株式市場も買いが優勢。米国のロス商務長官が中国との通商交渉に楽観的な姿勢を示し、中国の劉鶴副首相が協議に出席したと伝わり、合意に向けて積極的な動きと好感されました。又北朝鮮の金正恩氏が昨日中国を訪問したとの報道も有り、この時期の訪中は中国が米中問題の包括的な解決に向けて積極的に動いている証との見方から株式市場も好感。北朝鮮との核問題、中国との貿易戦争、米国にとってはこの2つはリンクしており、同時に動きが出た事が問題解決への期待を高めています。昨夜の米国株上昇を受けて本日の日経平均も上昇して続伸、円相場もやや円安に振れており今日は109円付近での推移。今日まで行われる予定の米中通商協議の結果を見極めるまでは楽観は出来ないものの、今の所は期待が先行する展開になっています。株式市場の現状としては、FRBに対する政策変更の催促相場は一旦収束しましたが、米中通商交渉に関してはまだ根強い警戒が有り、過度な悲観は一時後退したものの、楽観に転じるには時期尚早と言う状況。英国のEU離脱を巡る不透明感や米中通商交渉の3/1が期限となっている最終結果がどうなるのか?今行われている協議はあくまでも3/1に向けての一つの通過点です。1月中旬からは日米貿易交渉も始まります、自動車輸出の数量規制や円安を規制する為替条項なども米国の要求に入っており、関連する業界にとっては結果次第では業績への大きな悪影響も懸念されます。FRBが金融政策の方針を変更した事で過度な悲観は大きく後退しましたが、それでもまだ多くの問題が山積している状況で、現実的には1つずつ懸念材料を消化しながら前に進んで行くと言う感じの投資環境が続きそうです。短期的には今週末はSQになりますので明日とあさっての2日間は日経平均の値動きに少し注意が必要です。SQ週には水曜日と木曜日に日経平均が大きく動くと言う傾向が有りますので多少乱高下をする展開も有るかもしれません。SQに向けての特殊要因で一時的な値動きでは有りますが、一応頭に入れておくだけでも冷静に対応する事が出来ると思います。当面は今後本格化する主要企業の4月~12月までの第3四半期の決算発表が株式市場の最大の関心事です。下方修正が相次げば株式市場に逆風、上方修正が相次ぐなら株式市場に追い風、良くも無く悪くも無くと言う感じなら株式市場には中立、個々の銘柄の値動きも業績次第と言う展開になります。もう暫くは我慢の相場が続きますが、必要以上に売り込まれている銘柄は先々かならず割安修正高に転じる時期が訪れるものです。

 

 

【当面の相場展望】

FRBの金融政策の軌道修正表明で催促相場的な展開が続いていた米国市場も一旦落ち着きを取戻しそうです。しかし一貫性のないFRBの対応には少し不安も感じます、今後は米中通商協議の行方と主要企業の決算発表に株式市場も一喜一憂する展開が想定されますが、日本市場の動向に関しては円相場の動向も要注目。過度な波乱は一旦収束しそうですが、引き続き不透明要因は多々有り、もう暫くは慎重な対応が求められる投資環境です。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場も今夜の米国株動向と円相場次第、加えて米中次官級の通商協議の結果も明日の日本市場を大きく左右する要因です。明日の日経平均の想定価格変動レンジは20000円~20500円。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株続伸を受けて本日の日経平均も続伸、14時には20347円まで上値を伸ばす場面も有りましたが、買い一巡後は戻り売りが強まり上げ幅を縮めて終了。FRBの金融政策変更方針を受けて過度な悲観は後退し、株式市場も売られ過ぎ修正高の動きが続いていますが、しかしながら米金融政策以外にも懸念材料は山積です。FRBの利上げ打ち止めを示唆した発言も株価底割れは防いだものの、株価押し上げ効果は今の所は限定的。最終的には米中通商交渉の結果を待つしか有りませんが、株式市場が危機的な状況になれば米中も歩み寄りの姿勢は見せるものの、株価が戻れば再度対立に戻ると言う懸念も有り、なかなか一筋縄では行きません。危機になれば協力ムードが高まりますが、危機が落ち着けば協力ムードも低下して再度対立ムードが強まる、このような事が繰り返されるのでは?との懸念も有ります。まずは昨日から今日までの予定で北京で行われている次官級の米中通商協議の結果発表を待ちたいと思います。どの程度協議が進展したのか?米中両国が妥協出来る合意がどの程度あったのか?合意内容が詳しく発表されれば株式市場も好感する展開になります。しかし詳しい中身が無く、目標のような格好で大枠が示されるような結果であれば、現時点では合意には程遠い状態との見方が強まり株式市場には売り材料になるかもしれません。ざっくりと言えば株価底割れは防いだものの、まだ不安定な相場環境で有る事に変りは無いと思います。テクニカル面では、現在25日移動平均線が21050円付近に位置しており、本日の日経平均の終値20204円と比べるとまだ800円ほどの乖離が有ります。過度な悲観は一旦後退したとは言え、25日移動平均線との下方乖離が800円も有ると言う状況は、過度では無いものの依然悲観ムードが続いていると言う投資家心理の表れです。弱気に傾き過ぎた投資家心理が、再度強気に転じるまでにはそれなりに時間がかかり、懸念材料を1つずつ消化して行くと作業が必要になりますが、夜明けが訪れない夜が無いのと同じで、いずれ相場環境が好転する時期は必ず訪れます。今は目先の値動きに一喜一憂しないで、時間を味方に付けて先を見据えながらじっくりと対応して行くと言うスタンスが求められるような投資環境です。短期的な上げ下げの波を利用して上がればカラ売り狙い、急落すれば突っ込み買い狙い、上下に大きく振れた時だけ逆張りスタンスで出動して、小幅の利益を繰り返し狙うと言う投資スタンスも一考だと思います。今は戻り基調の展開ですので、次に狙うならカラ売り狙いとなりますが、その場合も日経平均がもう一段上昇し21000円に近づくような場面が有ればカラ売り推奨を考えたいと思います。

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カレンダー

2019年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
ページ上部へ戻る