リアルタイムサービス(1月8日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は160円高の20199円で前場を終了。昨夜の米国市場は前日の流れを引き継ぎNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。FRBの利上げ打ち止めへの期待に加えて昨日から始まっている米中通商交渉の次官級協議への期待から株式市場も買いが優勢。

米国のロス商務長官が中国との通商交渉に楽観的な姿勢を示し、中国の劉鶴副首相が協議に出席したと伝わり、合意に向けて積極的な動きと好感されました。

又北朝鮮の金正恩氏が昨日中国を訪問したとの報道も有り、この時期の訪中は中国が米中問題の包括的な解決に向けて積極的に動いている証との見方から株式市場も好感。

北朝鮮との核問題、中国との貿易戦争、米国にとってはこの2つはリンクしており、同時に動きが出た事が問題解決への期待を高めています。

昨夜の米国株上昇を受けて本日の日経平均も上昇して続伸、円相場もやや円安に振れており今日は108円台の半ばでの推移。

今日まで行われる予定の米中通商協議の結果を見極めるまでは楽観は出来ないものの、今の所は期待が先行する展開になっています。

株式市場の現状としては、FRBに対する政策変更の催促相場は一旦収束しましたが、米中通商交渉に関してはまだ根強い警戒が有り、過度な悲観は一時後退したものの、楽観に転じるには時期尚早と言う状況。

英国のEU離脱を巡る不透明感や米中通商交渉の3/1が期限となっている最終結果がどうなるのか?今行われている協議はあくまでも3/1に向けての一つの通過点です。

1月中旬からは日米貿易交渉も始まります、自動車輸出の数量規制や円安を規制する為替条項なども米国の要求に入っており、関連する業界にとっては結果次第では業績への大きな悪影響も懸念されます。

FRBが金融政策の方針を変更した事で過度な悲観は大きく後退しましたが、それでもまだ多くの問題が山積している状況で、現実的には1つずつ結果を消化しながら前に進んで行くと言う感じの投資環境が続きそうです。

短期的には今週末はSQになりますので明日とあさっての2日間は日経平均の値動きに少し注意が必要です。

SQ週には水曜日と木曜日に日経平均が大きく動くと言う傾向が有りますので多少乱高下をする展開も有るかもしれません。

SQに向けての特殊要因で一時的な値動きでは有りますが、一応頭に入れておくだけでも冷静に対応する事が出来ると思います。

当面は今後本格化する主要企業の4月~12月までの第3四半期の決算発表が株式市場の最大の関心事です。

下方修正が相次げば株式市場に逆風、上方修正が相次ぐなら株式市場に追い風、良くも無く悪くも無くと言う感じなら株式市場には中立、個々の銘柄の値動きも業績次第と言う展開になります。

もう暫くは我慢の相場が続きますが、必要以上に売り込まれている銘柄は先々かならず割安修正高に転じる時期が訪れるものです。

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