週トレ短期売買(1月4日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

1/4(金)日経平均株価は▼452円の19561円で終了。新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。日本が正月休み中に円高が進み一時104円台まで急伸、アップルの業績下方修正をキッカケに世界的な景気減速への警戒感が高まり安全通貨とされる円買いが強まると言う展開に。正月休み中には落ち着いた値動きが続いていた米国市場でしたが、昨夜はアップルの業績下方修正でNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落。同時に円高も進むと言う展開になりましたが、本日の円相場は108円台を回復、一時104円台まで急伸した円相場ですが、正月休み中の薄商いの中でのアルゴリズム取引による影響が大きく、円相場に関しては来週以降徐々に値動きは落ち着いて来ると思います。本日の日本市場は売り先行で始まり日経平均株価も大きく下落するスタートとなりましたが、大局的に見れば昨年末からの波乱相場の延長線上に有り、もう暫くは上下に振れ易い不安定な相場状況は致し方有りません。昨年末には一旦反発して2万円台を回復して終った日経平均株価でしたが、日本市場の現状をテクニカル面から見ると、依然下降トレンドは継続中と言う状況です。下降トレンド継続中と言う事は一時的に反発に転じても戻り売りに押されて又下げに転じると言う流れが続く事を意味し、極端に言えば25日移動平均線を超えない限りは戻り売りが基本となる投資環境です。その25日移動平均線は現在21200円付近に位置しており、現在の株価水準は下方乖離が拡大している状態で、その点では売られ過ぎと言える状況ですが、米国市場の状況に安心感が高まらない限りはなかなか反発ムードも出難い状況です。米国市場の波乱の展開の元凶は何と言っても米中貿易戦争ですので、米国市場の株価立ち直りには米中情勢の改善が不可欠になります。今は、3/1の猶予期限に向けて米中通商交渉が行われている最中ですが、本日中国商務省が米中次官級の通商協議を1/7と1/8に実施すると発表。この発表を受けて日経平均株価も若干下げ幅を縮小する動きを見せ、暫くは米中協議の行方に株式市場の関心も集りそうな感じです。株式市場の現状としては、楽観出来るような状況では無いものの、過度に悲観的になる必要も有りません。既に昨年10月の高値から日経平均は5500円ほど下落しており、想定される悪材料はほぼ織り込んだと言うような状況です。仮にもう一段下げるような展開になったとしてもここからの下値不安は限定的です。又、今は悪材料に過剰に反応して好材料には目もくれないと言う状況ですが、このような状況に変化が訪れる日もそう遠くは無いと思います。前向きな材料を挙げるなら、これまで利上げを続けて来たFRBが利上げの停止に踏み切る可能性も有ると思います。米中通商交渉に関しても、金融市場の混乱を鎮める為に、3/1の期限までには一旦合意出来る可能性も有ると思います。もう暫くは不安定な値動きが続くと思いますが、このような状況でこそ、先を見据えた冷静な対応が必要だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

依然米国株の不安定な値動きが続いており、日本市場ももう暫くは日々出て来る材料によって一喜一憂し、乱高下を繰り返すような展開を想定して対応する方が良いと思います。そして乱高下を繰り返しながら徐々に値動きも落ち着き、株式市場の状況も徐々に正常化へと向かいます。

 

 

【週明けの見通し】

週明けの月曜日も上下どちらに振れるかは米国株の動向と円相場次第です。テクニカル的には上は20200円台、下では19200円台が、それぞれ意識される価格帯になります。

 

 

【投資アドバイス】

大発会としては2016年以来、3年ぶりの下落となりました。アップルの業績下方修正、一時104円台まで急伸した円相場、米中経済の先行きへの懸念の高まりなど、日経平均も売りが強まり朝方は19241円まで下げ幅を拡大。しかしその後、米中次官級の通商交渉が来週7・8日に北京で行われるとの発表を受けて先物に買戻しが強まり日経平均も下げ幅を縮小。当然日銀によるETF買いも有ったと思いますが、大引けにかけてジリジリと下げ幅を縮めると言う展開になりました。今夜は米国で12月雇用統計の発表が有り、来週も経済指標の発表が相次ぎますので、米経済の先行きへの警戒が強まっているだけに、投資家心理としては経済指標の結果を見極めたいとのムードも高まります。今日は来週7・8日に米中次官級の通商交渉が行われると発表された事で株価も下げ渋ったと言う展開ですので、米中次官級の通商交渉の結果が市場の期待を裏切れば反動安は避けられません。しかしながら市場の期待以上の成果が発表されれば株式市場も好感します。どちらの結果になるかは結果を待つしか有りませんが、少し違う見方をすれば、米中交渉も最終的な合意に至るまでは常に波乱要因と言う感じです。アップルが中国での販売不振を理由に業績の下方修正を発表しましたが、そもそも高額品のアップル製品は中国での市場シェアは低く、アップルの業績下方修正が中国の個人消費減少に直結する訳でも有りません。アップルと言う象徴的な企業が業績下方修正をした事で、米中貿易戦争の悪影響が少し過大に警戒され、投機筋の売り材料にされたと言う一面も有ると思います。この辺りの不安に関しては今後出て来る米中の経済指標を確認しながら徐々に解消されるのではないかと思います。今年の株式市場もまだ始まったばかりです、大発会で下げた年は1年を通して弱い相場になるとのアノマリーも有りますが、仮に1年を通して軟調な相場になったとしても有る程度大きな上げ下げの波は有るものです。下げる局面、上がる局面、上げ下げを繰り返しながら動くのが株価です、軟調な相場と言えども、安値では買い、高値ではカラ売りも活用して行けば、利益を得るチャンスは十分に有ると思います。又、日経平均と言う指数よりも個々の銘柄を重視するような投資が今年は1年を通して強まるのではないかと思います。指数連動に偏り過ぎた機関投資家なども株式投資本来の姿である個々の企業を選別して買うと言う投資スタイルに変わって行くように思います。今年の株式市場を取り巻く環境はお世辞にも良いとは言えませんが、しかし先行き不透明な中でも対応次第でピンチもチャンスにする事は出来ると思います。その為にも常に冷静に対応し、時間を味方に付けるような発想が必要です、必要以上に売り込まれた後には必ず大きなリバウンド局面が訪れるものです。

 

 

 

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