リアルタイムサービス(12月27日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は750円高の20077円で終了。昨夜の米国市場が、今年の年末商戦の売上が好調との発表を受けて、米経済への懸念が後退して株式市場も大きく上昇。

米国株の急反発で安心感が高まり本日の日経平均も急反発で2万円台を回復、個々の銘柄も買戻しが先行する展開で99%の銘柄が上昇。

来年の1月にトランプ大統領とパウエルFRB議長の1対1の会談を調整中との報道や米国の通商代表団が1月に中国を訪問する予定も報じられ、株式市場にも期待するムードが浮上。

しかし一方では、政府機関の一部閉鎖によって経済指標の一部が発表されなくなる事や予算を巡るトランプ大統領と民主党の対立が長期化する可能性も高まっており、株式市場も一旦は急反発をしたものの、依然値動きが不安定な状況に変わりは有りません。

ざっくりと言えばこの先も暫くは日々出て来る材料によって一喜一憂し、乱高下を繰り返すような展開が続きそうな感じです。

昨夜の米国市場も本日の日本市場もさほど売買代金は増えない中での株価急上昇ですので厚みの無い上昇では悪材料1つで急落も有り得る様な状況です。

昨日の日経平均の安値で有る18948円が底となるのか?それとも一旦リバウンドに転じた後再度下げに転じて安値を更新するのか?現段階では何とも言えないと言うのが正直な気持ちです。

それを決めるのは米国市場次第、この先どのような材料が出て来るのか?この先も引き続き米国情勢を睨みながら日本市場も展開して行く事になると思います。

米国株に関しては超金融緩和やトランプ減税などによってかなり割高に買われ過ぎていましたので極端に言えば株式バブルが崩壊した事による株価下落のようなものだと思います。

しかし日本市場に関しては米国株のように割高に買われてはおらず、日本企業の業績面から見ても日経平均のPERは10倍程度まで低下し、PBRに関しては1倍割れと言う異常な割安さです。

ざっくりと言えば米国株のある程度の下落は理屈が通るものの、連動するように日経平均も大きく下げるのは株価指標面から見ると理屈は通りません。

そうは言っても、グローバルに資金を投資する機関投資家にとっては、理屈よりもまずはリスク回避が優先、リスク回避の売りが一巡した後に売られ過ぎや割安を見直すと言う動きに入りますので、その時期が来た時に日本株には見直しの買いが強まると思います。

米国株のここまでの急落はトランプ政権も予想はいていなかったと思いますので年が明ければ政策面でも一部軌道修正が行われ、米中貿易交渉に関しても合意を探る動きが強まるかもしれません。

良好な米経済と堅調な米株式市場が有ってこそ出来るのが米中貿易戦争です、米国内が混乱する状況では米中貿易戦争をしている場合では有りません、そう言う意味では米中貿易戦争が終結する可能性を高める今回の株価暴落も少し先を見据えれば良い一面も有ると思います。

もう暫くは乱高下を繰り返すかもしれませんが過度に悲観する事は無いと思います、年が明ければ少しずつ安値買いを狙いつつ、本格的な反発を待つと言うスタンスで対応したいと思います。

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