週トレ短期売買(12月27日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/27(木)日経平均株価は△750円の20077円で終了。注目されたクリスマス休暇明けの昨夜の米国市場でしたが、NYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇して急反発の展開に。

NYダウは1086ドル高と過去最高の上げ幅を記録し、ナスダック指数も361P高と上昇率としては09年3月以来の大きさに。米株式市場は連日大きく下げる展開が続きNYダウも4日続落で1880ドルほど下げていましたので、昨夜の上昇で下げ幅の半分を取戻した格好。

米国株の大幅高のキッカケとなったのは良好な経済指標の発表でした、クレジットカードのマスターカードが年末商戦の小売り売上高が過去6年で最も高い伸びを達成したと発表した事が米景気の先行き懸念を払拭。小売り関連株が買われ、投資家心理の改善から他の多くの銘柄への買戻しを誘い、原油先物相場の上昇も石油関連銘柄への買い材料になりました。朝方こそマイナス圏で推移する場面が有った米国市場でしたが、次第に上げ幅を広げて一段高に。下げればアルゴリズム取引などのコンピューター売買も売りを強めるものの、一旦上昇に転じれば連日大きく下げていただけに、コンピューター売買も買い戻し一色になると言う感じ。米国市場も売られ過ぎ修正の急反発となりましたが、予算を巡るトランプ大統領と民主党の対立、FRBの金融政策を巡るトランプ大統領とFRBの対立など、まだ楽観出来る状況では有りません。行き過ぎた悲観は一旦修正されましたが、この先も暫くは不透明感が漂う相場状況に大きな変化は無く、もう暫くは不安定な値動きが続くと見ておく方が賢明です。米国株が大きく反発した事から本日の日本市場も買戻しが先行する展開で日経平均も大きく上昇。寄り付き直後に20100円まで上値を伸ばし、その後戻り売りに押されて上げ幅を縮める場面も有りましたが、目先の売りが一巡すると再度上げ幅を拡大。後場には一時20211円まで上昇して一段高に、その後は明日が大納会と言う事も有り目先の利食いに押されて上げ幅を縮めましたが、日経平均は2万円台を回復して終了。日米株式市場共に一旦は急反発に転じ、過度な悲観は一時後退と言う状況ですが、急落後の急反発と言う展開の後は暫くは乱高下を繰り返すと言う展開が多々有ります。

今回もその様な展開が想定されますので現段階では余り強気に傾かずと言うスタンスが最善です。又、安値買いを進めて行く場合も、急がず慌てず、今後の乱高下の展開の中で少しずつ安値での買い増しを進めて行けば良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米国株の急反発を受けて日経平均も急反発、一旦過度な悲観は後退した感じですが、楽観するには時期尚早。現状はあくまでも売られ過ぎに対する自律反発のようなもので、株式市場が警戒する米国市場を取り巻く状況は依然として不透明感が漂う状況です。暫くは日々出て来る材料によって一喜一憂し、乱高下を繰り返すような展開を想定して対応する方が良いと思います。そして乱高下を繰り返しながら徐々に値動きも落ち着き徐々に正常化へと向かいます。

 

 

【明日の見通し】

明日も今夜の米国市場次第です、明日は大納会で年内の最終売買日です、今年の正月休みは6連休で、今日大きく上昇している事を考えると、明日は連休前と言う事でポジション解消売りも強まると思います。需給面では買いよりも売りが強まり易い1日です。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国市場が、今年の年末商戦の売上が好調との発表を受けて、米経済への懸念が後退して株式市場も大きく上昇。米国株の急反発で安心感が高まり本日の日経平均も急反発で2万円台を回復、個々の銘柄も買戻しが先行する展開で99%の銘柄が上昇。来年の1月にトランプ大統領とパウエルFRB議長の1対1の会談を調整中との報道や米国の通商代表団が1月に中国を訪問する予定も報じられ、株式市場にも期待するムードが浮上。しかし一方では、政府機関の一部閉鎖によって経済指標の一部が発表されなくなる事や予算を巡るトランプ大統領と民主党の対立が長期化する可能性も高まっており、株式市場も一旦は急反発をしたものの、依然値動きが不安定な状況に変わりは有りません。ざっくりと言えばこの先も暫くは日々出て来る材料によって一喜一憂し、乱高下を繰り返すような展開が続きそうな感じです。昨夜の米国市場も本日の日本市場もさほど売買代金は増えない中での株価急上昇ですので厚みの無い上昇では悪材料1つで急落も有り得る様な状況です。

昨日の日経平均の安値で有る18948円が底となるのか?それとも一旦リバウンドに転じた後再度下げに転じて安値を更新するのか?現段階では何とも言えないと言うのが正直な気持ちです。それを決めるのは米国市場次第、この先どのような材料が出て来るのか?この先も引き続き米国情勢を睨みながら日本市場も展開して行く事になると思います。米国株に関しては超金融緩和やトランプ減税などによってかなり割高に買われ過ぎていましたので極端に言えば株式バブルが崩壊した事による株価下落のようなものだと思います。しかし日本市場に関しては米国株のように割高に買われてはおらず、日本企業の業績面から見ても日経平均のPERは10倍程度まで低下し、PBRに関しては1倍割れと言う異常な割安さです。ざっくりと言えば米国株のある程度の下落は理屈が通るものの、連動するように日経平均も大きく下げるのは株価指標面から見ると理屈は通りません。そうは言っても、グローバルに資金を投資する機関投資家にとっては、理屈よりもまずはリスク回避が優先、リスク回避の売りが一巡した後に売られ過ぎや割安を見直すと言う動きに入りますので、その時期が来た時に日本株には見直しの買いが強まると思います。米国株のここまでの急落はトランプ政権も予想はいていなかったと思いますので年が明ければ政策面でも一部軌道修正が行われ、米中貿易交渉に関しても合意を探る動きが強まるかもしれません。良好な米経済と堅調な米株式市場が有ってこそ出来るのが米中貿易戦争です、米国内が混乱する状況では米中貿易戦争をしている場合では有りません、そう言う意味では米中貿易戦争が終結する可能性を高める今回の株価暴落も少し先を見据えれば良い一面も有ると思います。もう暫くは乱高下を繰り返すかもしれませんが過度に悲観する事は無いと思います。

 

 

 

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