週トレ短期売買(12月5日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/5(水)日経平均株価は▼116円の21919円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく下落して急反落の展開に。米中貿易戦争の一時休戦も、90日間で本質的な解決は難しいとの見方が強まり幅広い銘柄が売られると言う展開に。加えて米債券市場で、3年債の利回りが5年債の利回りを11年ぶりに上回り、長短金利の逆転、いわゆる逆イールド状態は景気後退のシグナルとされており、株式市場も警戒売りが強まりました。更にトランプ大統領がツイッターで、私は関税が好きな男と投稿し、米中協議の先行きへの不安が高まった事も売り材料になりました。米中首脳会談で最悪の結果は回避出来たものの、引き続き貿易戦争は実質的には続いており、先行きも楽観は出来ないと言う状況が改めて意識されていると言う状況です。本質的には米中貿易戦争の結果による米経済の減速懸念ですが、米経済減速懸念の根本が米中貿易戦争ですので、この問題が解決しない限りは、米国株の本格反発も期待は出来ません。しかし米中協議も現時点では過度に悲観する事は無く、90日間の猶予が有りますので、米中が先々劇的に歩み寄ると言う展開も可能性がゼロでは有りません。仮に米国が中国からの輸入品全てに関税をかけ、更に25%へと引き上げるような事が現実に起きれば、中国経済は持ちません。大量倒産、大量失業、外資系工場の国外への移転などが起きて中国内では暴動が発生、大混乱になり、世界的な経済危機に至るかもしれません。その様な最悪の事態は中国にとっても悪夢です、それを考えれば90日間でかなりの譲歩をすると考えるのが現段階では妥当な見方だと思います。

全ては解決出来ませんが、かなりの譲歩をして、米中貿易戦争も徐々にトーンが下がって行くと言う展開は期待出来ます。本日の日本市場も売りが先行する展開で日経平均も下げていますが、売り一巡後は下げ幅を縮めるなど、昨日大きく下げていますので今日は下げ幅も限定的です。日々出て来る色々な材料に反応して株価も上下に振れますが、昨日と今日の下げに関しては大局的に見ればその前に7日続伸と上がり過ぎた反動安のようなものです。昨夜の米国株の大幅下落にしても、一時的な逆イールド発生で景気後退懸念と言う極端な解釈は過剰反応だと思います。今は12月のメジャーSQに向けて、投機筋の売買も活発化して来る時期ですので、日々の値動きにも投機筋の影響がかなり入って来ると言う見方も必要です。その様な点も割り引いて考えれば日経平均が21500円~22500円のゾーン内で動いている間は妥当な値動きと考えて良いと思います。又、日経平均よりも個を重視して対応して行くのが12月相場です、全体よりも銘柄重視と言う発想で対応して行けば日経平均の多少の乱高下も気にする事は無いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中首脳会談の前に7日続伸と上げ過ぎた反動が米中首脳会談の後に出ている、直近の下げもそれだけの事です。当面は日々の手掛かり材料に一喜一憂しながら、22500円~21500円のゾーンでボックス相場的な値動きが続き、徐々に個別物色中心の展開になって行くと思います。

 

 

【明日の見通し】

今日は25日移動平均線を下回りましたが、下げ渋って終るなど明日も引き続き25日移動平均線を巡る攻防が予想されます。しかし物色の中心は銘柄重視の個別物色、全体よりも個を重視した対応が求められる投資環境です。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株が大きく下落して本日の日本市場も売り先行で始まり日経平均も寄り付き直後には300円を超える下げを見せましたが、売り一巡後は買い戻しで下げ幅を縮め、終って見れば下げ幅も限定的。日経平均は昨日大きく下げていますので、昨夜の米国株の大幅安も既に織り込み済みと言う感じです。円相場も円安に振れて113円を回復、中国商務省から猶予期間の90日間における米中通商交渉に前向きな発言が出た事も買い戻しの動きに繋がった感じです。今夜の米国市場は、ブッシュ元大統領の死去に伴う「国民追悼の日」で、米金融市場は休場となります。今夜の米国市場が休場で、明日の日本市場の手掛かり材料が無くなると言う事も、今日は一旦買戻しを進める要因になったかもしれません。

日経平均株価は7日続伸の後2日続落となりましたが、そもそも7日続伸の展開が上がり過ぎであり、米中首脳会談への期待が先行した分だけその後の下げが大きくなっただけの事です。又、1400円ほど上昇して直近の高値から今日の安値まで1000円ほど下げただけですので、大局的に見ればボックス相場の中での上げ下げに過ぎません。この先も突然のトランプ発言が出たり、米中情勢に関する報道なども有ると思いますが、その一つ一つに一喜一憂しても仕方が有りません。株式市場がそれを材料に上下に振れると言う動きになる事は致し方ないものの、目先の値動きに一喜一憂するような投資はせずに、銘柄重視で先を見据えた対応をしていれば最終的には結果は付いて来ると思います。米国の短期金利が長期金利を上回ると言う逆イールド状態も一時的な事だと思います。米実体経済に悪化の兆しは無く、仮に悪化の兆しが見えれば政策対応が出て来る事になりますので過度な警戒は不要だと思います。トランプ大統領は個人所得税の減税を掲げて中間選挙を戦いました、加えて大規模な国内インフラ投資も計画されています。米景気に減速感が強まれば当然政策発動が検討され、米国内景気に関する政策には民主党も概ね賛成です。米国では上院では外交や防衛、貿易政策を、下院では国内問題を、と言うのが基本的な役割分担です。ねじれ議会においても米国内での景気に関する政策には大きな障害は無いと思います。昨夜の米国市場が、逆イールド状態出現で大きく下落したのはやや過剰反応だと思います。

日経平均に関しては、引き続き一定のレンジの中で上げ下げを繰り返すボックス相場的な展開が続きそうですが、銘柄重視で対応して行けば特に問題は無いと思います。繰り返しになりますが、日経平均よりも個を重視して対応して行くのが12月相場です、全体よりも銘柄重視と言う発想で対応して行けば日経平均の多少の乱高下も気にする事は無いと思います。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

明日以降、東証2部、6881キョウデン(本日終値443円)の安値買いを狙いたいと思います。プリント配線基板を手掛けている同社ですが、産業機械の需要好調、自動車の電装化需要の拡大から足元の業績は好調。11/8大引け後に発表した9月中間決算は前年同期比で増収、大幅増益で着地、期初見通しを上回る結果になり、2019年3月期業績見通しも大幅増益見通しに変わりなく予想1株利益は56円。米中首脳会談を通過して再度軟調な展開になっている日本市場ですが、しかし好業績割安銘柄に関しては下振れの動きが有ればリバウンド狙いの買いチャンスになると思います。但しもう一段の下落は想定した上で、同社株の突っ込み買いを狙いたいと思います。テクニカル的には420円~390円のゾーンが大きな下値支持帯になりますので、まずは420円台で買いを狙い、もう一段の安値が有れば390円台で買い増しを実行したいと思います。当面の上値目処は480円付近になりますので利食い目処は480円接近時、但し、370円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

 

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