週トレ短期売買(12月3日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

12/3(月)日経平均株価は△223円の22574円で終了。先週末の米国市場は、米中首脳会談への期待からNYダウ、ナスダック指数共に上昇して終わり、週末の米中首脳会談の結果を待つ、と言う感じになりましたが、その米中首脳会談の結果に関してはさほど好感出来る結果では無いと思います。本日の日本市場は、米中首脳会談の結果が確認された事で、一旦イベント通過の材料出尽くしと言うムードから日経平均も上昇していますが、安易に追随は出来ません。注目された米中首脳会談では、2000億ドル相当の中国製品に現在適用されている10%の関税を、来年の1月から25%に引き上げると言う事は延期されたものの、その猶予期間は90日。加えてその間に技術の強制移転や知的財産権の保護など、米国が要求している分野に関して結果が伴わなければ、関税を25%に引き上げるとしています。

簡単に言えば、今回の米中首脳会談では新たな事は何も決まらず、90日間猶予期間を設けただけの事、この90日間で中国が米国の要求を満たすのは事実上は不可能。ざっくりと言えば先週までの状況が今後も90日間続き、その間の中国の対応次第で米中貿易戦争は一段と激化すると言う可能性が依然残ります。状況の好転は無くとも、一段と悪化しなかったと言う事で、今日は日経平均も上昇していますが、今回の米中首脳会談の結果を冷静に判断すれば買い材料とは言えない内容だと思います。しかしながらいくつかの分野で中国は譲歩し、米国から農産物の輸入を大幅に増やす事を決めるなど、少しずつですが米国の要求を受け入れる姿勢は見せており、90日間と言えども最悪の事態は回避しました。日経平均に関しては引き続き上値の重さは残りそうですが、個々の銘柄に関しては、米中貿易戦争の悪影響を受けいないセクターや、日本固有のテーマ性に乗るような銘柄に関しては、銘柄重視の対応で買いを考えても良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中首脳会談の結果は良い結果とは言えないものの、交渉決裂と言う最悪の結果にはならず、引き続き協議を続けると言う事になり、先々への期待は一応残る形に。ざっくりと言えば、これまでと同じような状況が続き、90日後に再度注目のイベントが訪れると言う事です。投資スタンスとして全体よりも個を重視、個別対応で臨む投資環境が続きます。

 

 

【明日の見通し】

米中首脳会談と言うイベントも通過、日経平均は7日続伸で騰落レシオも120%を超え、一旦調整場面は近いと言う状況だと思います。しかし米中貿易戦争も一時休戦となり、個別物色に関しては動き易い状況になりつつ有ります。

 

 

【投資アドバイス】

日経平均は今日の上昇で7日続伸、しかし騰落レシオは120%を超えて過熱感も警戒される状況です。注目された米中首脳会談は、問題先送りと言う感じで決して良い結果とは言えませんが、交渉決裂と言う最悪の事態は回避され、今日は株式市場も好感する展開で日経平均は上昇。しかし見方を変えれば売り材料にもなるような結果ですので、株式市場の上昇も永くは続かないと思います。加えて騰落レシオが120%を超えて来ていますので、今は短期的に過熱感が出ている状況です。ざっくりと言えば直近上昇している東証1部の主力銘柄などは目先の高値掴みに注意する局面、この先は出遅れ銘柄や2部銘柄、新興市場銘柄など、個々の銘柄が持つ固有の買い材料に注目するような投資が良いと思います。米中貿易戦争も一時休戦で90日間の猶予を得たと言う状況だと思います。この間に中国がどの程度米国の要求を満たせるか?先々の展開もその結果次第です。しかし常識的に考えて、知的財産権の保護や技術移転の改善など、米国が中国に求めている要求を90日間で改善するのは現実的には不可能だと思います。短期の期限を切って、圧力を掛け続け、1つずつでも成果を勝ち取って行く、米国の本質はここに有りそうです。そうであれば今回の問題先送りも大局的に見れば一歩前進になると思いますが、このやり方ではいずれ中国にも不満が高まり、先々再度一段と激しい対立が訪れると言う事になると思います。トランプ大統領も習近平国家主席も、国内向けには安易な妥協は出来ず、しかし一段と激しい貿易戦争は経済的な悪影響も大きく回避したいと言う思いは有ると思います。現実的最善の結果は、妥協せず、対立しながらも少しずつ貿易摩擦の解消を続ける、それが両者にとっては最善の形と言う感じですので、そう言う意味では今回の米中首脳会談もこのような結果になった事はトランプ大統領、習近平国家主席共にベストな結果と言う感じもします。今回の米中首脳会談の結果は決して好材料とは言えませんが、決裂を回避し、一応先々への期待も残る事になりますので失望売りに繋がるほどの結果でも有りません。今後の米中情勢次第では株式市場も一時的には乱高下をすると言う不安定な展開も有り得ると思いますが、株式市場の物色動向としては今後徐々に個別物色へとシフトして行くと思います。一応90日間は米中貿易戦争も一時休戦です、つかの間の晴れ間が訪れると言う見方も出来ますので、12月と言う時期的な事も考えれば暫くは個別物色の一本釣り的な動きが強まる展開が予想されます。例年12月にはテーマ性の強い銘柄や材料が出た銘柄などを集中的に物色するような動きが強まります。米中貿易戦争が一時休戦となり、しかし主力銘柄は手掛けずらい環境が続きます。投資資金はおのずと個別物色へと向かう、その様な展開を想定して年内は対応して行きたいと思います。保有銘柄は引き続き保有継続で上昇を待ち、新規の買い出動も順次進めて行きたいと思います。

 

 

【本日の買い推奨銘柄】

本日の買い推奨銘柄は東証2部、9709NCS&A(本日終値469円)、同社は大阪を地盤とするシステム開発の老舗で、アウトソーシングなど総合情報サービスを展開しています。

NECと密接で、人工知能分野では、コールセンター向け「Q&Aモデル」の引き合いが旺盛、大手企業向けにシステム可視化ソリューションでも優位性を持ち、ホテルの宿泊インターネット予約システムでは全国で300を超える施設に導入実績を持ちます。2025年大阪万博が決まった事も同社業績への追い風になります、業績的には前期の不採算案件が一巡して2019年3月期は収益急回復の見通し、今後はインバウンド需要や大阪万博需要で同社業績には追い風が吹く事業環境です。同社株価も大阪万博関連銘柄として急騰していますが、業績面から見れば株価水準は依然割安、調整安場面が有れば押し目買い狙いで対応したい銘柄となりますまずは460円台、更に安値が有れば440円台、420円台と順次買い下がり対応で臨みたいと思います。100株単位で買えますので安値が有れば少しずつ買い下がりその後の再上昇を待つと言う対応で良いと思います。当面は600円付近が上値目処になりますので利食い目処は600円接近時、但し380円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

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