リアルタイムサービス(11月29日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は201円高の22378円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。パウエルFRB議長の講演内容が、利上げの打ち止めは近いと受け取れる内容になった事から株式市場も全面高の展開に。この所FRB要人から利上げの打ち止めは近いと思わせるような発言が続いていましたので昨夜のパウエルFRB議長の発言も有る程度は想定された結果ですが、株式市場にとっては確約を得たと言う感じで大きな追い風に。しかし米利上げ打ち止めによって株式市場が上昇に転じると、中国に対する強硬姿勢が再度強まる可能性も有り、月末の米中首脳会談には一抹の不安も感じます。そもそも米経済に変調の兆しが見え、株式市場も急落していた為に、米中貿易戦争も米国側の都合で一時休戦になる可能性が高まっていました。しかしFRBの利上げ打ち止めによって株価が上昇し米景気減速懸念が後退すれば、中国への強硬姿勢を弱める必要はなくなります。昨夜のパウエルFRB議長の発言によって、米中貿易戦争の一時休戦ムードも、トランプ政権にすれば急ぐ必要は無いと言う空気を強めたかもしれません。又、日本にとっては米利上げサイクルの終了は円高要因になりますので当面は円相場の動向に注意が必要になって来ます。本日の日本市場は米国株の大幅高を好感して買い先行で始まり寄り付き直後には22437円まで上げ幅を拡大。しかしその後は目先の利食いに押されて上げ幅を縮小、円相場が円高に振れている事や週末に控える米中首脳会談が意識され、一段と上値を買い上がる楽観的な動きは有りません。米利上げサイクルの終わりが近いと言う事は米景気減速懸念が後退しますので実体経済面においては日本経済にとっても良い事です。しかし一方では円相場の先高感は強まりますので円高懸念の高まりは株式市場に取っては上値を抑える要因になって来ます。そして米中貿易戦争が一時休戦になるのか?又は一時休戦とはならずに更に追加関税が発動される展開になるのか?FRBのスタンスの変更が状況を一段と複雑にしていると言うのが現状だと思います。理想的展開としては、米中貿易戦争の一時休戦となりますが、どのような結果になるのか?現状では読みきれません。この週末には結果も明らかになりますので、引き続き米中首脳会談の結果を待つと言う対応が現実的最善のスタンスで有る事に変わりは有りません。日本市場の現状をテクニカル面から見てみると、11/8の戻り高値22583円を超えるまでは相場の地合い好転は期待出来ません。ここを超えるかどうかは米中首脳会談の結果次第と言う感じです、超えれば強気で対応して行く、超える事が出来なければもう暫くは慎重なスタンスを続ける、その様な判断になります。引き続き週末の米中首脳会談の結果を待つと言うスタンスを続けたいと思います。

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