リアルタイムサービス(11月28日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は195円高の22148円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に上昇して続伸。クドロー米国家経済会議委員長が米中首脳会談に向けて、中国とあらゆるレベルで協議していると述べた事から米中首脳会談への期待が先行する展開に。加えてFRBのクラリダ副議長が講演で、政策金利は中立金利にかなり近づいたと発言し、利上げサイクルの終了は近いとのムードが高まった事も株式市場には追い風に。今夜はパウエルFRB議長の講演が有りますので、金融政策に関してどのような発言をするかが注目されます。端的に言って、利上げサイクルの終了が近いと言う見通しを示せば米株式市場には買い材料になります。本日の日本市場は昨夜の米国株の続伸と円安進行を受けて買い先行で始まりその後も上げ幅を拡大。月末の米中首脳会談を控えて様子見ムードは有るものの、何らかの合意には達するだろうとの期待も有り、今日も引き続き買戻しを進める動きが継続していると言う感じです。しかし先を見据えて前向きに買うと言う動きでは無く、あくまでもポジション調整で買いが売りをやや上回っているから日経平均も上昇していると言う感じです。米中首脳会談に関しても、常識的に考えれば有る程度の合意に達し、貿易戦争は一時休戦の可能性大と見る所ですが、米中共に安易には譲歩出来ないと言う政治的事情も有りますので一抹の不安は有ります。最も恐いのは期待が先行してハシゴを外されると言う事です、直近買戻しが先行して上昇基調の展開が続いているだけに、米中首脳会談においてネガティブな報道でも出て来ると株式市場も急落しかねず、最終的な結果を確認するまでは安心は出来ません。引き続き最善の対応は米中首脳会談の結果を待つ事です、米中首脳会談の結果を見極めてから動くと言うスタンスなら株式市場が上下どちらに振れても利益に繋がる投資が出来ます。米中首脳会談通過後にどのような展開になったとしても、フリーハンドで柔軟に対応する為には、結果を確認するまでは動かずと言う待ちのスタンスが必要になります。但し、引き続き慎重な対応は必要ですが、過度に悲観的に考える必要は有りません。仮に米中首脳会談が不調に終ったとしても、そうなれば直ぐに次の協議が始まります。逆に言えば、米中首脳会談である程度の合意に達し、米中貿易戦争が一時休戦となってもそう遠くない先には次の問題が浮上すると思います。米中関係に関しては、問題が広範囲で多岐に渡りますので、一朝一夕に解決とは行かず、時間をかけて少しずつ解決して行く事になると思います。ある意味では米中情勢に振り回される状況は株式市場の常識と言う感じになると思います。その様な状況が平時で有ると考え、その時々で必要な対応をして行けば良い事です。株式市場も米中貿易戦争の悪影響は既にかなり織り込んでいます、悪材料の折り込みが行き着く所まで行けば、次は先行きへの期待を織り込む動きへと変って行くものです。今はとにもかくにも月末の米中首脳会談の結果を待つ、その先は結果を確認してから対応すれば良い事です。

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