週トレ短期売買(11月27日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/27(火)日経平均株価は△140円の21952円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇。年末商戦が好調な滑り出しを見せ、米景気減速懸念が後退。加えて原油相場安の一服やイタリアの財政問題への懸念後退も買い安心感に繋がると言う展開に。しかし本質的には月末の米中首脳会談を前にしてポジション調整の売買が中心で、テクニカル的に見れば、NYダウ、ナスダック指数共に短期の下降トレンドは依然継続中です。日々の上げ下げは有れども米中首脳会談の結果待ちと言う状況に大きな変化は有りません。本日の日本市場は、昨夜の米国株の上昇と円安進行を好感して買い先行で始まったものの、寄り付きの買い一巡後は戻り売りに押されて上げ幅を縮小。しかし後場には上昇に転じて一時22000円を回復する場面も有りました。トランプ大統領が改めて中国からの輸入品全てに関税をかける可能性を示した事が伝わると上げ幅を縮めましたが、しかし貿易交渉がまとまらなければ中国からの全ての輸入品に関税を掛けると言う方針は既に表明済みの事で、但し米中貿易交渉がまとまらなければと言う条件が付きます。言い換えれば米中貿易交渉がまとまり、米中貿易戦争も一時休戦となれば、その様な状況にはなりません。又、トランプ大統領がどのような発言をしても、それは米中首脳会談の結果次第です。現時点での発言も交渉を有利に進める為の発言と考えるのが自然だと思います。後場に再上昇に転じた背景にはその様な冷静な見方が有ったと思います。米中の対立分野も広範囲で多岐に渡りますので、月末の米中首脳会談だけで全てが解決すると言う事は有りません。それでも全面的な対立から、不均衡、不平等の解決への取り組みが約束され、部分的には和解が進み、部分的には引き続き対立が続くと言う感じでも、状況に改善が見えれば株式市場も好感すると思います。米中対立も一朝一夕には解決出来ない事は解っている事であり、しかしそれでも解決に向けた動きが出て来る事が安心感に繋がります。何度も繰り返しになりますが、米中経済共に貿易戦争の悪影響が顕著に出始めていますので、月末の米中首脳会談ではそれなりに合意を得ると言う結果にはなると思います。但しその合意内容が中身を伴う内容で有るかどうか?その点に関しては一抹の懸念は有ります。米中首脳会談まであと数日ですので、今は結果を待つと言うスタンスが最善です。そして結果がどうであれ、首脳会談通過後には株式市場にも新たな動きが出ます。株式市場が上昇する展開になればそれに応じた対応をし、逆に下落する展開になればそれに応じた対応をするだけの事です。ひとつの不透明要因が通過し、米中貿易戦争への懸念も時間の経過と共に株式市場への織り込みは進みます。そう言う意味では過度に悲観的になる必要は無く、米中首脳会談の結果を確認すれば、先を見据えた対応もやり易くなると思います。

 

 

【当面の相場展望】

月末の米中首脳会談を通過するまでは日々出て来る材料に一喜一憂して株価も上下に振れる、その様な展開が続きそうです。株価急落、景気減速懸念など、米中どちらも傷つき始めている状況ですので、月末の米中首脳会談も、一旦貿易戦争は休戦と言う展開も有るのではないかと思います。しかしながらまだ確信は持てず、米中首脳会談の結果を待つと言うスタンスが最善だと思います。

 

 

【明日の見通し】

米中首脳会談が近づき、一旦売り方の買戻しが進むと言う展開になっています。明日上下どちらに振れるかは、今夜の米国市場や円相場次第ですが、米中首脳会談に向けては買い戻し需要から底堅い展開になりそうです。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国株高と円安進行を好感して今日の日経平均も上昇して始まりましたが、その後トランプ大統領の中国に対する追加関税発言が伝わり日経平均も前引けにかけて上げ幅を縮小。しかし後場に入ると中国株が上昇していた事も有り日経平均も上昇に転じて上げ幅を拡大、一時22006円まで上昇する場面も有りました。今日で3日続伸となった日経平均ですが、買いの主体はこれまで売り込んで来た投資家の買い戻しだと思います。月末の米中首脳会談が近づき、一旦買戻しを進めていると言うのが直近3日続伸の背景だと思います。米中首脳会談に関しては現状では期待が先行するような材料は出ておらず、米中首脳会談後を見据えて買っていると言うのも疑問が有ります。現段階での判断としては、一旦カラ売りポジションの手仕舞いを進めていると言う見方が妥当だと思います。そう言う意味では3日続伸も強気になれる展開とは言えません。日経平均の日足チャートを見る限りでは、11/8高値の22583円と10/26安値の20971円がそれぞれ大きな意味を持つ価格になります。仮にこの先11/8高値の22583円を突破すれば日経平均は一段高に向けた動きになり、10/26安値の20971円を切れば一段安に向けた動きになります。この上下の価格の範囲内で動いている限りは、ざっくりと言えばトレンド無きボックス相場が続いていると言う事になります。月末の米中首脳会談の結果を予測して、投機的ポジションを作って結果を待つと言う投資もひとつの方法ですが、逆の目が出れば大きな損失に繋がりかねません。そして敢えてその様な投資までする必要は無いと思います。結果を確認してから売買をしても出遅れると言う事にはならず、十分に利益も追求出来ると思います。更に言えば米中首脳会談の結果を確認してから売買をする方が安全度は数段増します。米中貿易戦争が一時休戦と言う結果になり、株式市場が上昇するような結果になれば、出足の一歩は遅れますが、その分安全度は数段増します。逆に米中貿易戦争の一時休戦にはならず、一段と対立が激化する結果になれば一時的には株式市場も大きく急落する事になると思います。そうなれば、米中貿易戦争の悪影響を受けない銘柄などは絶好の安値買いのチャンスとなります。米中首脳会談の結果を見極めてから動けば、株式市場が上下どちらに振れても利益に繋がる投資が出来ます。どのような展開になったとしても、フリーハンドで柔軟に対応する為には、結果を確認するまでは動かずと言うスタンスが必要になります。上下どちらの結果も有り得る訳ですから保有銘柄に関しては保有継続で良いと思います、しかし新規の売買に関しては結果を待ち、それから動くと言うスタンスがやはり最善のスタンスだと思います。

 

 

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