リアルタイムサービス(11月19日後場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は140円高の21821円で終了。半導体大手エヌビディアの冴えない決算発表を受けて反応が注目された先週末の米国市場でしたが結果はNYダウは上昇してナスダック指数も小幅安。エヌビディアの決算も材料出尽くしの反応になった事から今日の日本市場も安心感が台頭し半導体関連株に買戻しが強まり日経平均も3日ぶりに反発。特に日経平均株価への寄与度が大きいソフトバンク、東京エレクトロン、ファナックが上昇して日経平均を押し上げる展開に。一部ではヘッジファンドの解約に備えた換金売りも一巡したとの見方も有り、それが事実なら需給の改善も期待出来ます。又、FRBのクラリダ副議長が利上げサイクルの終わりが近いとの認識を示した事も安心感に繋がっています。必要以上に米利上げが続く事で、好調な米経済が変調をきたし、米景気減速への懸念も有りましたので、米利上げの終わりが近いとのアナウンスは米経済だけでなく世界経済にとっても安心感を高めます。特に米金利上昇によって、新興国からの資金流出が起きて、新興国経済の減速要因にもなっていましたので、米利上げの終わりが近い事は新興国経済にとっても明るい兆しとなります。当然米中貿易戦争にも影響し、米利上げが終るなら中国の人民元には上昇圧力になってきます。円相場も上昇圧力が掛かる事になりますが、現在112円台の円相場が多少上昇しても主要企業の想定している水準は107円程度です、まだまだ十分に余裕の有る水準です。米国の金融政策1つで世界が影響を受けます、それだけに米利上げサイクルの終わりが近いと言う事は世界経済に対する懸念のひとつが後退すると言う事になります。日々諸々の手掛かり材料が出て株価も反応しましが、しかし決定打となるのはやはり月末の米中首脳会談の結果です。米中首脳会談の結果を見極めるまでは楽観は出来ず、しかし悲観する必要も無く、今はただ結果を待つと言う対応が最善。日本市場の現状をテクニカル面だけで見てみると、日足チャート、週足チャートどちらも下降トレンド継続中と言う状況です。ざっくりと言えば、日経平均の22500円~22700円のゾーンが当面の大きな上値抵抗帯になっており、ここを突破して上に抜け出さない限りはもう一段大きく下落する可能性は排除出来ません。仮にこの先ここを突破するとすれば、月末の米中首脳会談で貿易交渉がまとまり、米中貿易戦争が一旦休戦となった時だと思いますが、一部合意、一部は継続協議となった時には22500円~22700円を突破する事は出来ないかもしれません。又、最悪の結果で米中貿易交渉が決裂となれば、上はおろか下値を模索する展開になります。最悪の結果は無いと思いますが、一部合意、一部は継続協議と言う結果は大いに有り得ます。まだ楽観は禁物、米中首脳会談の結果を確認するまでは引き続き慎重に対応して行く方が良いと思います。

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