週トレ短期売買(11月15日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/15(木)日経平均株価は▼42円の21803円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、アルゴリズム取引の影響と思われる不安定な値動きが続いており、NYダウは朝方200ドルほど上昇した後、午後には350ドル安まで下げるなど乱高下の展開に。業績への懸念台頭で売り込まれていたアップルは昨夜も下落して5日続落、金融規制を協議する下院金融サービス委員会の委員長に就く予定の民主党のウォーターズ議員が金融規制の緩和に否定的な発言をした事で金融株にも売りが強まりました。アマゾンやネットフリックスなど主要IT株にも売られる銘柄が多くナスダック指数も軟調、中国の経済指標が悪化した事も売り材料になりました。軟調な展開が続く米国市場の流れを引き継ぎ本日の日本市場も売りが先行する始まりで日経平均は寄り付き直後に21613円まで下落。しかし売り一巡後は押し目買いで下げ幅を縮めるなど必要以上に売り込むと言う動きもなく、弱含みの膠着と言う状況。ざっくりと言えば、月末の米中首脳会談の結果を確認するまでは動くに動けずと言う状況です。それまでの間は短期売買が中心で日々上下に振れるものの方向感は出ず、その様な値動きが続きそうです。米中首脳会談の結果を予想する上ではやはりトランプ政権の動向を見て行くしか有りません。中国としては有る程度の譲歩はすると思いますが、それで納得するかどうかはトランプ大統領次第。今トランプ政権では、通商政策に対してハト派とされるムニューシン財務長官と劉鶴副首相が水面下で交渉を進めており、一方ではタカ派とされるロス商務長官は更迭の噂も有ります。又タカ派のライトハイザーUSTR代表もハト派的な発言をするなど変化も見られます。通商政策全般と対中政策を同列に見る事は出来ませんが、それでも基本スタンスとしては大きな差は無いと思います。まだ楽観は出来ませんが、月末の米中首脳会談では合意出来る所は合意し、合意出来なかった所は引き続き協議を続けると言う感じで、貿易戦争解決に向けて一歩前進と言う結果になるのではないかと思います。このような感じの結果でも、全面対決から一歩前進ですので株式市場は好感すると思います。交渉が決裂し、米国株が再度急落すると言う状況はトランプ政権も望んではいないはずです。もう暫くは我慢の相場が続きますが、米中貿易戦争も一旦休戦と言う気運は米中共に高まっていると思います。しかし楽観はせず、引き続き慎重なスタンスを維持し、当面の投資スタンスとしては行き過ぎた安値が有った時だけ買いを考える、それが当面の最善の対応だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

再度波乱含みの展開になっている株式市場ですが、その根底に有るのは米中貿易戦争です。今月末の米中首脳会談への注目も俄然高まる状況ですが、株価急落、景気減速懸念など、米中どちらも傷つき始めている状況ですので、月末の米中首脳会談も、一旦貿易戦争は休戦と言う展開も有るのではないかと思います。それを前提にすれば、この先売られ過ぎ場面が有れば、先を見据えて安値買いを考える局面になると思います。

 

 

【明日の見通し】

明日の日本市場も今夜の米国市場次第、流れとしては下向きの流れに有る日経平均ですが、もう暫くは日々出て来る材料次第で上下に振れると言う展開になります。

 

 

【投資アドバイス】

今日は昨夜の米国株下落の流れを引き継ぎ、日経平均も寄り付き直後に21613円まで下げ幅を広げましたが、売り一巡後は下げ幅を縮めてローソク足は陽線で終了。手掛かり材料が乏しく、上値を買うような動きは無いものの、下がれば押し目買いが入り下げ幅を縮めるなど下値も底堅い展開。日経平均は10/2に24448円の高値をつけた後下げに転じて10月はほぼ一本調子に下げましたので、その場面で売らざるを得ない売り物はほぼ出尽くしていると思います。そう言う意味では今は需給面から見て下がり難いと言う一面は有ると思いますが、月末の米中首脳会談を控えている状況ではなかなか買いも入りません。堅実投資の大口投資家のスタンスとしては月末の米中首脳会談の結果を確認するまでは様子見、結果を確認してから新たに投資を始めると言う感じだと思います。今動いている投資家はやはり短期筋が中心です、上下に振れる動きの中で小刻みに売買を繰り返して、小さな利益を積み重ねて行くと言う投資をしていると思います。何らかの大きな材料が出て来ればアルゴリズム売買が増加して上下どちらにも大きく振れると言う動きも有り得ますが、仮に上下に大きく振れる動きが有っても米中首脳会談の結果を確認するまでは一時的な値動きになると思います。ざっくりと言って閉塞感の強い相場環境です、売りも買いも手がけ難く、個別物色の動きも盛り上がらず。月末の米中首脳会談を通過するまでは余り多くは期待出来ない相場環境が続きそうです。しかしながら現時点ではそうでも、この先いつ状況が変化するかわかりません。米中首脳会談で貿易交渉合意の可能性が急浮上するような展開が無いとも言い切れません。米中共に株価や経済面で傷を負い始めていますので本音の部分では一旦休戦ムードは高まっているのではないかと思います。日経平均株価の現状としては、テクニカル的には依然短期の下降トレンドは継続中です、この先11/8戻り高値の22583円を超えて来れば状況もかなり好転しますが、それでも再度上昇基調に転じるにはやはり米中首脳会談で貿易戦争が一旦休戦になる事が不可欠です。9月から10月にかけて日経平均が上昇基調を強めた時には年末高に向けて動き出したと言うムードが強まりましたが、その後の急落で今は年末高の動きを想定する市場関係者はいなくなりました。しかし年末高の可能性が無くなったと考えるのは時期尚早だと思います、今月末の米中首脳会談で交渉に合意し、貿易戦争が一旦休戦と言う状況になれば、投資家心理も一気に好転し、12月は直近急落の反動も加わって大きく上昇すると言う展開も十分に有り得ると思います。年末高の動きが有るのか無いのか?全ては今月末の米中首脳会談次第では有りますが、可能性が有る以上はその様な展開も視野に入れながら対応して行く方が良いと思います。

 

 

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