リアルタイムサービス(11月15日前場情報)

RTの出島イラスト

日経平均株価は54円安の21791円で前場を終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、アルゴリズム取引の影響と思われる不安定な値動きが続いており、NYダウは朝方200ドルほど上昇した後、午後には350ドル安まで下げるなど乱高下の展開に。業績への懸念台頭で売り込まれていたアップルは昨夜も下落して5日続落、金融規制を協議する下院金融サービス委員会の委員長に就く予定の民主党のウォーターズ議員が金融規制の緩和に否定的な発言をした事で金融株にも売りが強まりました。アマゾンやネットフリックスなど主要IT株にも売られる銘柄が多くナスダック指数も軟調、中国の経済指標が悪化した事も売り材料になりました。軟調な展開が続く米国市場の流れを引き継ぎ本日の日本市場も売りが先行する始まりで日経平均は寄り付き直後に21613円まで下落。しかし売り一巡後は押し目買いで下げ幅を縮めるなど必要以上に売り込むと言う動きもなく、弱含みの膠着と言う状況。ざっくりと言えば、月末の米中首脳会談の結果を確認するまでは動くに動けずと言う状況です。それまでの間は短期売買が中心で日々上下に振れるものの方向感は出ず、その様な値動きが続きそうです。米中首脳会談の結果を予想する上ではやはりトランプ政権の動向を見て行くしか有りません。中国としては有る程度の譲歩はすると思いますが、それで納得するかどうかはトランプ大統領次第。今トランプ政権では、通商政策に対してハト派とされるムニューシン財務長官と劉鶴副首相が水面下で交渉を進めており、一方ではタカ派とされるロス商務長官は更迭の噂も有ります。又ハタ派のライトハイザーUSTR代表もハト派的な発言をするなど変化も見られます。通商政策全般と対中政策を同列に見る事は出来ませんが、それでも基本スタンスとしては大きな差は無いと思います。まだ楽観は出来ませんが、月末の米中首脳会談では合意出来る所は合意し、合意出来なかった所は引き続き協議を続けると言う感じで、貿易戦争解決に向けて一歩前進と言う結果になるのではないかと思います。このような感じの結果でも、全面対決から一歩前進ですので株式市場は好感すると思います。交渉が決裂し、米国株が再度急落すると言う状況はトランプ政権も望んではいないはずです。もう暫くは我慢の相場が続きますが、米中貿易戦争も一旦休戦と言う気運は高まっていると思います。しかし楽観はせず、引き続き慎重なスタンスを維持し、当面の投資スタンスとしては行き過ぎた安値が有った時だけ買いを考える、それが当面の最善の対応だと思います。

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