週トレ短期売買(11月12日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

11/12(月)日経平均株価は△19円の22269円で終了。先週末の米国市場は、NYダウ、ナスダック指数共に大きく下落、FRBの利上げ継続スタンスが嫌気され株式市場も売りが優勢の展開に。8日の米FOMCでは政策金利が据え置かれましたが、声明では当面利上げを続けるのが妥当との考えが示され、改めて金利上昇への警戒が強まると言う状況。9日に発表された10月卸売り物価指数も市場予想以上に上昇し、利上げ継続観測を後押しするような内容に。更に原油相場の下落で石油関連株が売られ、原油相場が下落すると世界経済の減速懸念が連想されると言う感じで負の連鎖に。しかし見方を変えれば、FRBの利上げスタンス継続も米経済が強い事の裏返し、原油相場の下落も原材料安になりますのでいずれは世界経済にとって好材料へと変化します。見る角度を変えれば悪材料も好材料になり、その逆もまたしかりです。日々の材料で株式市場も上下に振れますが、今はその本質は月末の米中首脳会談に有り、と言う感じです。米中間選挙を通過し、大きな不透明要因の1つは無くなりましたが、まだ今月末には米中首脳会談が残っています。仮に米中首脳会談でも貿易交渉に合意出来ず、引き続き米中貿易戦争が続くと言う事になれば投資家心理の好転も期待は出来ません。しかし米中首脳会談で貿易交渉に合意し、米中貿易戦争も一旦和解となれば投資家心理は一気に好転します。結果がどうなるかはまだ何とも言えませんが、今月末の米中首脳会談の結果が読み切れない状況ですので、このような状況では株式市場も上下には方向感は出難く、ボックス相場的な値動きなり易いと言う一面が有ります。簡潔に言えば売り買い共に仕掛けづらく、今月末の米中首脳会談の結果を待つと言うムードが株式市場を支配します。今日の日本市場は先週末の米国株の下落を嫌気して売り先行で始まり寄り付き直後には22046円まで下落。しかし売り一巡後は下げ渋り押し目買い流入で下げ幅を縮小、中国株が小幅高で始まると日経平均もプラス圏に浮上、114円付近の円相場も株式市場の下支え要因になっています。米中間選挙を通過して株式市場には少し楽観的なムードも出ていますが、月末の米中首脳会談、今後の米政治動向、米長期金利の上昇懸念など、まだまだ警戒すべき要因は残っています。過度な警戒は不要ですが、それでも引き続き慎重な対応が必要と言う状況に変わりは有りません。株式市場のムードとしては、米中貿易戦争が続く限り、企業業績の先行き不透明感は払拭されず、その様な感じになります。おのずと買い見送りムードが強まりますが、その様な状況の中でも、じっくりとチャンスを待つと言うスタンスで対応して行けば良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

米中間選挙を通過したと言うあく抜け感も一旦株価には織り込み完了、今後は月末の米中首脳会談、今後の米政治情勢、米長期金利の動向など、日々出て来る関連材料を睨みながら株式市場も動きます。ボックス相場に近いような展開になり、暫くは個別物色中心の展開になるのでは無いかと思います。

 

 

【明日の見通し】

114円台を回復した円相場が日経平均の下支え要因になりますが、11月SQ値の22469円を超えない限りは上値の重い展開が続きます。明日の日中も上下に動くと思いますが、基本的には膠着した値動きになりそうです。

 

 

【投資アドバイス】

FRBの利上げ継続スタンスが確認され先週末の米国株が下落。本日の日経平均もまずは売りが先行して寄り付き直後には22046円まで下げ幅を拡大。しかし米利上げ継続スタンスは円安要因で今日は円相場も114円台を回復、中国株も小幅高で推移し、日経平均も売り一巡後は買戻しが強まりプラス圏に浮上して終了。しかしプラス圏は回復しても一段高に買うような動きは無く、上下どちらにも動きづらいと言う感じの展開でした。そうなるのも致し方なく、今月末の米中首脳会談の結果がどうなるかによって株式市場も上下どちらに振れるかが決まると言う状況では、おのずと様子見ムードが強まります。先を見据えた中長期の資金は買いを見送り、その間は短期筋や投機筋が日々出て来る材料で売り買いを仕掛けますが、それもあくまでも日計りのような投資です。ざっくりと言えば朝方に売れば、その日の内に買い戻す訳ですので、株価の動きで言えば下落してその後上昇と言う展開になります。日によってはその逆パターンになる事も有ると思いますが、どちらにしてもただ上下に振れるだけの事。大きな材料や手掛かりが無い限りは株価の動きに持続性は期待出来ず、今の日本市場で言うならば、日経平均22500円~22000円のゾーンでの上げ下げを繰り返す値動きが続きそうです。先週末のSQ値が22469円でしたので、当面はこの22469円を超えるまでは上値の重い展開が続きます。先々22469円を超えて来た時は一段高の期待も持てますが、仮にこの先22469円を超えるような局面が訪れるとしたら、何か好材料が出て来た時と言う感じです。米中首脳会談に関しても、月末の会談までには有る程度結果が予測出来るような材料がちらほらと出て来ると思います。貿易交渉が合意に向かっているのか?又は難航しているのか?どのような状況なのかはこの先徐々に情報も出て来ると思います。テクニカル面から日経平均の値動きを振り返ると、11月に入ってからは、陽線と陰線が交互に出現すると言う鯨幕相場になっており、それが意味するのは投資家心理の気迷いです。移動平均線でも今は200日移動平均線付近で上下に振れており、単純に見ればこの先上下どちらに振れるかは今後出て来る材料次第で決まる、その様な状況になります。円相場は114円台を回復し、足元の国内主要企業の業績や円相場から見た場合の先行きの見通しに関しては弱気になるような状況では有りません。しかし企業業績の先行きも、今後の米中貿易戦争の行方次第と言う一面も有りますので、円相場だけで判断が出来るような状況でも有りません。株式市場を取り巻く要因は多々有りますが、やはり最終的に決定権を握るのは今月末の米中首脳会談の結果と言う事になると思います。米中首脳会談において、貿易交渉に合意すると言う可能性は十分に有りますが、決裂の可能性も無いとは言い切れません。その様な状況を理解しつつ対応して行かなければならない投資環境です、慎重な対応を続け、安値買いのチャンスが有れば買いを考える、それが当面の最善の対応と言う感じです。

 

 

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