週トレ短期売買(9月18日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/18(火)日経平均株価は△325円の23420円で終了。トランプ大統領は昨夜2000億ドル相当の中国製品に対して10%の追加関税を課すと発表。スマートウォッチなど一部の製品への追加関税は適用除外になりましたが、追加関税は24日に発動され、来年には税率が25%に引き上げられるとの事。更に中国が報復措置を講じる場合には、新たに2670億ドル相当の中国製品に追加関税を課す事を検討する、その様な内容になっています。米中貿易戦争の激化を警戒して昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、円相場も円高が進む中で今日の日本市場もはじまりましたが、日経平均は予想外の展開で上昇。米中貿易戦争激化、米国株、中国株は下落し、円相場は円高に振れ、今週末には厳しい交渉が予想される日米貿易協議を控え、正直なところ今日の日経平均の上昇には大きな違和感を感じます。テクニカル的にはこれまで上値の壁となっていた23000円付近を突破し、需給的には上昇しても何らおかしくは無い状況では有りますが、米中貿易戦争が一段と激しくなる状況を考えると楽観に傾き過ぎているのではないかと感じる展開です。

しかし日経平均の上昇に違和感を感じていても、目の前の現実は日経平均が上昇しており、ここ数年は9月から年末にかけては上昇する展開が続いている日本市場です。理屈よりも目の前の現実を重視する事も必要、米中貿易戦争の悪影響を受け難い内需系の銘柄でリスクを低減しつつ、尚且つテーマ性を持つ銘柄で好業績、その様な銘柄で買いを考える事も一考。しかしながらおかしなものはやはりおかしいと違和感の有る株価上昇にはカラ売りで対応すると言うのも一考。買いで行くか?カラ売りで行くか?は、個々の投資家の考え方や好みで分かれると言う感じの投資環境です。年末辺りを視野に考えるなら目先多少の乱高下は有ったとしても買いが有利になると思います。しかし短期的にはここからの上昇にはカラ売りの方が有利、その様な気がします。このような局面での1つの投資法としては買いとカラ売りの両方で出動すると言うのも一考かもしれません。今日はその様な観点から買いとカラ売りを同時に推奨したいと思います。

 

 

【当面の相場展望】

中国製品への追加関税第3弾が発動されたものの日経平均は大きく上昇、テクニカル的に23000円付近の壁を突破した事から需給面で上がり易くなり週末にかけて上値を試すと言う展開が期待出来ます。

 

 

【明日の見通し】

今日の上昇を見ると投機筋も売り難いと思います、明日も適度に出て来る利食いを吸収しながら底堅い展開が期待出来ると思います。

 

 

【投資アドバイス】

日経平均株価は325円高の23420円で終了。米中貿易戦争激化と言う現実にもかかわらず下値が底堅かった事から売り方の買戻しが強まり、そこに買い方の攻勢も加わったと言う感じもします。確かに米中貿易戦争激化でも、今のところは直接日本に被害は無く、製品によっては漁夫の利を得ると言う事も有り得るものの、先を見据えれば日本にも間接的には悪影響が出て来ます。又今週末に開かれる日米貿易協議でも、自動車や関連部品などの輸入には数量規制や追加関税を課せられる可能性も有り、米中貿易戦争の激化は日本も楽観出来るような事では有りません。しかし一方では、欧米株式市場と比べて日本市場の割安感は顕著で、110円台の円相場では10月以降発表される主要企業の中間決算にも上方修正期待が高まります。現在行われている自民党総裁選挙では安倍氏が優勢であり、安倍政権継続、アベノミクス継続、政治の安定を好感して海外投資家があらためて日本株への見直し買いを進めていると言う一面も有ります。

又、米中貿易戦争の激化によって当事国の米中株は買い難く、量的緩和の縮小を表明している欧州株も買い難い。米利上げ継続によって新興国経済にも懸念があり、こう見てみると消去法的に日本株が一番安心感がある、その様に見ている投資家が多いのかも知れません。理に反し、違和感の有る今日の日経平均の大幅高ですが、買いの理由が無い訳では有りませんが、2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動を決めたこのタイミングでの大幅高にはやはり違和感は否めません。しかし違和感は有れども目の前の株式市場は上昇しており、現実直視と言う発想もやはり必要です。しかし現実直視で買い出動をするとしても、可能な限りリスクを減らし、万が一急反落があっても、安心して買い下がれるような銘柄の買いを考えるのが最善だと思います。又一方では個別の要因によって上値が重く、戻りが一巡したら再度下げに転じる可能性が高い銘柄も有りますので、今の相場環境は買いとカラ売りを同時に実行するのも一考だと思います。

 

 

【本日の推奨銘柄】

まずは買い推奨、9613NTTデータ(本日終値1551円)の押し目買いを狙いたいと思います。NTT傘下のSI専業最大手の同社ですが、省庁、金融機関に強く、キャッシュレス社会の拡大が見込まれる中で同社はクレジットカードの決済インフラで事実上独占状態、パイが大きくなれば同社の収益も拡大が期待出来ます。又、IoTやAIなど最先端技術でも優位性を持ち、ブロックチェーン活用、ロボット活用の業務自動化にも積極的、業績動向も国内法人向けデジタル需要が好調で2019年3月期業績見通しは大幅増益、過去最高益を更新する見通しです。米中貿易戦争の悪影響も余り無い内需系銘柄として下値不安も限定的、適度な調整安場面が有れば押し目買い狙いで臨みたい銘柄です。当面の大きな下値支持帯は1400円台になりますので、1500円割れが有れば1回目の買い出動、仮に1400円前後が有れば買い増し実行、買い下がりスタンスで対応したいと思います。利食い目処は1700円~1800円付近への上昇時、但し1300円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。

 

次はカラ売り推奨です、7261マツダ(本日終値1310円)のカラ売りを狙いたいと思います。トランプ政権が2000億ドル相当の中国製品に追加関税を課す事を決定、米中貿易戦争は一段と激化し、今週末に開かれる日米貿易協議でも、日本に対して過激な要求が突きつけられる可能性も有ります。その標的になるのは自動車、同社は輸出比率が高く、保護主義を強める米通商政策は同社業績にもマイナスの影響が懸念されます。業績動向も2019年3月期は大幅減益見通しであり、テクニカル的にも大局下降トレンドが継続中、直近は一旦リバウンドの動きを強めていますが、同社を取り巻く事業環境を考えると上値は限定的、もう一段の上昇が有れば待ち伏せスタンスでカラ売り狙いが良いと思います。当面の上値目処は1350円~1400円付近になりますので、待ち伏せスタンスで1350円~1400円のゾーンでカラ売りを狙いたいと思います。当面の下値目処は1200円付近になりますので利食い目処は1200円接近時、但し多少の行き過ぎを考慮しても1450円を超えた場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。米金利の上昇は自動車販売にとってはマイナス、更にトランプ政権がいずれ日本車への追加関税、又は数量制限を発動する可能性は高く、同社株への対応としては戻り売りスタンスが良いと思います。

 

 

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