週トレ短期売買(9月6日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/6(木)日経平均株価は▼92円の22487円で終了。大阪を中心に大きな被害をもたらした台風一過、今朝は北海道を襲った大きな地震、北海道では多くの発電所が停止して、札幌証券取引所も売買停止。次から次に襲って来る自然災害に被災する企業も多数出ており、直接的な被災はなくとも、物流や部品供給などに問題が生じるなど、今後の企業業績への悪影響が懸念されます。これらは日本独自の要因ですが、海外に目を転じると、米国とカナダとのNAFTA再交渉や米中貿易戦争激化懸念など、警戒を要する要因には事欠きません。FRBの利上げが続いている事から米住宅販売の経済指標も悪化が続いており、住宅販売の悪化が続けば、多岐に渡る業種への悪影響が懸念されます。金利の上昇で販売が落ち込むのは自動車も同じです、今後米国の自動車販売に関しても注意を払って見て行かなければなりません。

一方中国でも、一時騒がれていたシャドーバンキングと言う個人資金を活用した融資が、その後ネットバンキングとなり、インターネットを通じて中小企業への融資へと変化して行きましたが、今ではその多くが破綻し、社会問題化する懸念も出て来ています。又、米中貿易戦争の影響で、多くの中国企業の経営が悪化し、資金の海外への流出も増加基調です。仮にトランプ大統領が示唆したように、6日に2000億ドル相当の中国製品に追加関税が発動されれば中国経済にとっては弱り目に祟り目と言う感じになります。直近の経済指標では、中国の報復関税の発動によって米国からの大豆輸出が大きく減少した事から米国の中国向け輸出が大きく減少しており、米国も無傷では有りません。米中どちらも無傷ではすまない貿易戦争はいつまで続くのか?米中両国の経済と密接に関係している日本経済ですので、米中貿易戦争は日本も無傷ではすまないと言う見方も出来るかもしれません。

冷静に考えれば現在の株式市場を取り巻く状況を考えれば先を見据えて動けるような状況ではなく、日経平均の日々の値動きも短期筋による先物売買によるものです。一部材料が出た銘柄を除けば個々の銘柄の値動きもほぼ同じようなもの、今敢えて売買をする理由はどこにも有りません。しかしながら国内の自然災害による被害もこの先復興需要につながり、米中貿易戦争やNAFTA再交渉に関しても、いずれは交渉も合意に達して、対立も一旦解消する可能性の方が高いと思います。そう考えれば現在の停滞している状況も長期的視野で見れば一時的なものです、又、仮に一時的に大きく下げるような場面が有れば、先を見据えた場合は絶好の安値買いのチャンスだと思います。もう暫くは無理に売買をする事を考えず、今はひたすらチャンスを待ち続ける事が最終的に大きな利益をゲット出来る条件だと思います。

 

 

【当面の相場展望】

2000億ドル相当の中国製品に対して追加関税を発動するのか?トランプ大統領は6日にも実行する可能性が有るとしていましたが、今日がその6日です。仮に発動すれば当然中国も報復措置を取りますので貿易戦争は一段と激化と言う事になります。引き続き一寸先は闇、その様な相場状況だと思います。

 

 

【明日の見通し】

米国とカナダのNAFTA再交渉の結果? 6日に本当に2000億ドル相当の中国製品に追加関税を発動するのか?明日のみならず今週は米通商政策の結果次第になります。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国市場でハイテク株への売りが強まった事、今夜にも中国への追加関税発動が実行される可能性が有る事。カナダとのNAFTA再交渉に不透明感が有る事、台風21号の被害に加えて今日は北海道で大きな地震があり被害が拡大している事。買い手掛かり材料はほとんど無く、売り材料が相次いだ事から今日の日本市場も売り先行で始まり9時半頃には22416円まで下げ幅を拡大。中国株が下落していた事も投資家心理の悪化に繋がり売り材料に、しかし売り一巡後は若干下げ幅を縮めてその後は横ばい。まずはカナダとのNAFTA再交渉の結果と中国への追加関税発動が有るのかどうか?結果を待つと言う感じです。日経平均株価の現状をテクニカル面から見てみると、再度25・75・200日移動平均線が集中して位置している水準での攻防と言う展開になっています。8/24にはこの集中地帯を突破して一段高になり、23000円チャレンジまで上値を伸ばした日経平均でしたが、その23000円チャレンジにも失敗し、今は押し戻された結果再度集中地帯での攻防です。

単純に流れだけで見れば、買い方劣勢と言う状況ですので、下に抜けて再度安値を模索するような展開が想定される所ですが、今後の日経平均の動向を左右するのは、米国を巡る情勢の結果になります。カナダとのNAFTA再交渉の結果、中国への追加関税の発動は有るのか?これらの結果次第で日経平均の上下も決まって来ますので、ここから反発するのか?又は一段安で再度下値模索の展開になるのか?そのカギは米国情勢が握ると言う事になります。又、今朝の北海道地震で千歳空港も被災し、電力や交通網などの回復には少し時間が掛かりそうです。関西国際空港に加えて千歳空港、共に海外からの訪日旅行客が多い空港ですので、インバウンド消費にも悪影響が懸念されています。

何か明るい好材料が出て来て欲しい局面では有りますが、なかなかそのような兆しも無く、あえて言うならば北朝鮮と韓国が南北首脳会談を行う事ぐらいです。南北首脳会談開催は小さな事かもしれませんが、米国、中国、北朝鮮の非核化は色々な面でリンクしていますので、小さな変化も次の変化への兆しかもしれません。次の変化とは米中貿易戦争の事ですが、2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動をちらつかせている現状ですので、何か新たな動きが出て来ると言う可能性もゼロでは無いと思います。米中貿易戦争もいつどんなタイミングで何が飛び出して来るかわかりませんので、常に警戒と期待の両睨みで対応して行かざるを得ません。まずは今夜にも可能性がある、中国への追加関税発動が有るのかどうか?それを確認してから次を考える、それが現実的最善の対応になると思います。

 

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