週トレ短期売買(9月4日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/4(火)日経平均株価は▼10円の22696円で終了。昨夜の米国市場は労働者をたたえるレーバーデーで休場、本日の日本市場にも海外勢の参加は限られ、6日には2000億ドル相当の中国製品に対して追加関税が発動される可能性も有りますので、今日の日本市場も本質的には様子見ムードの強い展開です。中国製品への追加関税の発動の有無次第で、株式市場も上下に大きく振れる事が予測されますので、実際に発動されるかどうかを見極めるまでは売り買いどちらにも動けない、その様な状況になります。その様な状況ではいつもの事ながら短期筋の先物売買で日経平均も上下に振れると言う展開になります。特段の手掛かり材料も無く、結果を見極めたいとするイベントなどが有る時には尚更様子見ムードが強まり、膠着した値動きで上下に振れると言う展開になり易い、今日もそのような状況だと思います。

日本市場の現状としては、先週は日経平均が23000円にチャレンジする展開となり、投資家心理も少し強気に傾きかけていましたが、結局23000円では押し戻されて今日は22600円台です。ざっくりとですが5月以降4回目となる今回も23000円チャレンジは失敗、日経平均が23000円に近づくとタイミング良く悪材料が出て来ると言う感じでなかなか23000円を明確に超えて行く事が出来ません。今回出て来た悪材料は2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動と言うトランプ発言です。投資家の心理の中にも、このような展開が何度も続くと23000円は売り場との意識も出て来ますので、この先尚更23000円付近の上値が重くなると言う事が懸念されます。

当面の株式市場の動向を左右するのは、6日にも予想される中国製品2000億ドル相当に対して追加関税が発動されるかどうかです。良くも悪くも米中貿易戦争の行方次第と言うのが今の株式市場の現実です、仮に先々米中貿易戦争が解決すれば当然日経平均も大きく上昇し、その時には23000円も一気に駆け抜けて行く事になります。問題はその米中貿易戦争がいつ解決するか?逆に言えばそこだけを注視して見て行けば株式市場好転の時期、一気に買いで攻める時期も、おのずと見えて来る、そう考えています。もう暫くは様子見を基本に、上下に行き過ぎた時だけ逆張りで売買を考える、その様な対応が最善です。

 

 

【当面の相場展望】

現状では10日移動平均線をわずかに上回っていますので、23000円チャレンジの流れは継続中ですが、上値の重さに加えて、本当にトランプ政権は2000億ドル相当の中国製品に対して追加関税を発動するのか?今週の日本市場の動向もそれ次第だと思います。発動すれば当然中国も報復措置を取りますので貿易戦争は一段と激化と言う事になります。引き続き一寸先は闇、その様な相場状況だと思います。

 

 

【明日の見通し】

日経平均が23000円を明確に超えて行かない限りは、大局的に見ればボックス相場の中での値動きが続いていると言う判断になります。現状では、23000円を越えて行くには手掛かり材料不足、売買代金不足と言う感じがします。明日の価格変動レンジは23000円~22500円。

 

 

【投資アドバイス】

昨夜の米国市場は休場、手掛かり材料不足で始まった今日の日本市場ですが、短期筋の先物売買で日経平均は上下に振れたものの、方向感はなく、物色の中心は大型株を避けて新興市場銘柄へ。日経平均は膠着した展開ながら、マザース市場やジャスダック市場では、これまで売り込まれた銘柄を買い戻す動きや、好材料が出た銘柄を買う動きが強まりつつあります。一過性の動きなのか?この先有る程度持続するのか?現時点では何とも言えませんが、そこそこ持続する展開になってくれれば日経平均は膠着しても個別物色には活路が出て来ます。

今株式市場で話題になっている事が有ります、それは9月から12月末までの日経平均の値動きを過去6年振り返って見ると、これまで全て上昇しています。簡単に言えば、日経平均を9月に買って12月末に売れば過去6年間は全て利益に繋がったと言う事です。今年もそうなるとは断定出来ませんが、年末にかけて大きな資金の動きが6年間続いていると言う事を考えれば、今年も大いに上昇が期待出来ます。期待材料としては、自民党総裁選挙が終わり、安倍首相が勝利して、来年の消費税増税による悪影響緩和の為に、大型の景気対策が実行される可能性が有る事。米FRBの利上げが続き、円相場が一段と円安になると言う可能性もあり、又は11月の米中間選挙の前後で米中貿易戦争が一旦和解すると言う展開も可能性はあります。又円相場が現状付近、又はもう一段円安に振れるなら、日本企業の業績は拡大し、9月中間決算の発表が本格化する10月には業績上方修正が相次いで、日本株への見直し買いが強まると言う展開も考えられます。

今は米中貿易戦争に上値を押さえられている日経平均ですが、先に述べたような諸々の期待材料や過去6年間の実績を踏まえれば、この先安値が有った時には年末を視野に入れて強気で買って行くと言う選択肢も有りかもしれません。理想的には何らかの悪材料を受けて一旦大きく下振れしてくれれば、買いのスタートのきっかけにはなり易いかもしれません。6日にも発動される可能性がある、2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動も、9月の安値を買い、12月に利食いと言う流れで考えると買いチャンスを届けてくれるきっかけになるかもしれません。日経平均の23000円の上値が重くてなかなか抜ける事が出来ない、米中貿易戦争激化への懸念、新興国の通貨危機懸念など、マイナス要因も有る株式市場ですが、反面、先に述べたような期待材料も有る株式市場です。現時点ではまだ慎重な対応が良いですが、先を見据えた場合には過度に悲観する事は無いと思います。この先再度大きく下げる局面が有った時、そこが今年最大の買い場になるのではないかと思います。

 

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