週トレ短期売買(9月3日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

9/3(月)日経平均株価は▼157円の22707円で終了。先週末金曜日の米国市場は、NYダウは小幅に下落しナスダック指数は小幅に上昇、カナダとのNAFTA見直し交渉がまとまらず、NYダウも一時は失望売りが強まったものの、9/5に再協議するとの報道を受けて下げ幅を縮めて終ると言う展開でした。ナスダック指数に関しては業種的にNAFTAによる影響も少なく、カナダとの交渉難航もさほど悪影響にはならず。やはり最大の関心は米中貿易戦争を巡る今後の動向です、好調な米経済と米中貿易戦争による悪影響の有無、この辺りを見極めながら米株式市場も展開して行く事になります。

今週の注目点としては、先週トランプ大統領が中国からの2000億ドル相当の輸入品に対して、6日にも追加関税を発動する考えが有ると表明しており、まずはその有無を見極める必要が有ります。加えて今週末は8月米雇用統計の発表も有ります、来週末の14日にはメジャーSQも控えており、米中情勢や米雇用統計次第では、メジャーSQに向けて投機的な動きも強まり易い局面です。簡潔に言えば出て来る材料次第では上下どちらにも大きく振れ易い、不安定な値動きになるかもしれません。今日は日本市場も売りが先行する展開で日経平均は下落、2000億ドル相当の中国製品への追加関税発動の可能性がある以上はヘッジ売りやポジション解消売りが優勢となる状況も致し方ないと思います。仮に2000億ドル相当の中国製品に追加関税が実際に発動された場合は日経平均ももう一段の下落は避けられないと思います。しかし追加関税発動が見送られれば、株式市場としては好感するムードが高まり日経平均も上昇すると思います。しかし上下どちらに振れる展開になったとしても、大局観からの値動きではなく、目先の材料に一喜一憂しているだけ、目先の上げ下げに翻弄されないようにしなければなりません。

今の株式市場の現状としては、機関投資家など、毎日売買をしなければならないと言う立場の投資家が日々出て来る材料を元に売り買いを繰り返していると言う状況です。先行きを見通すには不確実要因や不透明要因が多く、現状では先行きを見通せませんので、どうしても短期の売買でやりくりせざるを得ないと言う状況でも有ります。しかし日々売買をする必要などない個人投資家にとっては、このような相場状況で敢えて売買に参加する必要も無く、じっくりと状況が良くなるの待てば良いと思います。又は一時的に上下に行き過ぎた時だけ逆張りで対応する、それ以外は様子見に徹する、このようなスタンスが、後から振り返った時にやはり最善だったと言う事になると思います。株式投資の本質は売買をする事ではなく、如何にリスク少なく利益を上げるかです、その様な状況になるのを待つと言う事も、株式投資をする上では重要な事です。

 

 

【当面の相場展望】

現状では10日移動平均線を上回っていますので、23000円チャレンジの流れは継続中ですが、上値の重さに加えて、本当にトランプ政権は2000億ドル相当の中国製品に対して追加関税を発動するのか?今週の日本市場の動向もそれ次第だと思います。発動すれば当然中国も報復措置を取りますので貿易戦争は一段と激化と言う事になります。引き続き一寸先は闇、その様な相場状況だと思います。

 

 

【明日の見通し】

日経平均が23000円を明確に超えて行かない限りは、大局的に見ればボックス相場の中での値動きが続いていると言う判断になります。現状では、23000円を越えて行くには手掛かり材料不足、売買代金不足と言う感じがします。明日の価格変動レンジは23000円~22500円。

 

 

【投資アドバイス】

今日は売り先行で始まり一時下げ幅を縮める場面も有りましたが、中国株が下落すると日経平均も連動するように下げ幅を拡大。先週は23000円チャレンジの動きが続いた日経平均でしたが、結果的には押し戻される結果になり、投資家心理としては一旦弱気に傾き易いと言う状況でも有ります。その様な状況下で、トランプ大統領が今週中にも2000億ドル相当の中国製品に追加関税を発動する考えが有る事を示唆すれば当然買いは引っ込み、売りに勢いが付きます。更に米国とカナダのNAFTA再交渉協議の合意が持ち越しとなり、最終的には合意に至るとは思っていても、合意持越しでは反応は売りにしかなりません。細かい点を上げればきりが有りませんが、現在の株式市場を取り巻く諸々の状況を冷静に考えればおのずと上値は重くなると思います。

今週に限っては、最大の注目は2000億ドル相当の中国製品への追加関税を本当に発動するのかどうかです。仮に発動されれば日経平均は一段安、しかし発動が見送られれば日経平均は上昇、どちらになるかで上下どちらに振れるかも決まると言う状況ですので、新規の投資にはなかなか動き難い局面だと思います。新興国通貨の下落状況も一段と激しくなっており、今のところは株式市場も特に悪材料視はしていませんが、楽観出来る事でもなく、引き続き警戒すべき要因として意識して行く方が良いと思います。新興国通貨の急落に関しては、諸々の要因は有りますが、FRBが利上げを続けている事も大きな要因の1つです。そのFRBの利上げはまだ数回は続く事が想定されており、そうなると新興国通貨の下落も暫くは続くと見ておかなければなりません。特に新興国の多くは中国との繋がりも強く、経済や金融面では中国からの支援が入っている国も多く、新興国の通貨危機は中国にも悪影響をもたらす可能性が有りますので楽観は出来ません。

正直なところ、今の株式市場を取り巻く状況を考えると、なかなか安易には動く事が出来ません。又安易に動いても狙えるリターンは小さく、その為に抱えるリスクは大きいと言う感じになりますので、リスクとリターンのバランス的には最悪です。しかし上下に大きく振れて、行き過ぎた上げ下げが有った時などは逆にリスクは少なくリターンは大きくなると言う局面ですので、その様な状況が有れば勇気を出して逆張りスタンスで動いても良いと思います。上がり過ぎる場面が有ればカラ売りを考え、下げ過ぎる場面では安値買いを考える、そして反転した時に利益確定、その様な投資が今の相場状況では理想的です。しかしながらその様な場面はなかなか訪れません、それは致し方ない事で、それが今の株式市場の現実で有ると考え、相場に合わせると言う対応でじっくりと対峙して行くしか有りません。しかしいずれ必ず大きなチャンスは訪れます、しかしそれをゲット出来るのは最後まで待ち続けた投資家だけになると思います。引き続き焦らずじっくりと相場に対峙して行く事が今必要な最善の対応だと思います。

 

 

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