出世株発掘ドリーム・レポート(2018年8月3日推奨 )

船イラスト

 

日経平均株価8/3終値22525円

日経平均0803

 

 

 

【株式市場の現状分析と当面の投資スタンス】

 

注目された7月末の日銀金融政策決定会合の結果は、「強力な金融緩和を継続する為の枠組みを強化する」との表現で、基本的には現状政策を維持しつつ、長期金利の変動を多少許容し、加えてETF買い入れに関しては、日経平均型のETF購入を減らし、トピックス型のETF購入を増やすとし、金額は年間6兆円は変らず。ざっくりと言えば、金融政策に関しては現状を維持、長期金利は多少上下に動く事を容認し、ETFは今後トピックス型を中心に買い入れると言う事です。更に国債の買い入れは年間80兆円程度、ETFは年間6兆円程度で現在と変らずですが、買い入れ金額に関しては状況によって多少の増減を許容するとしました。 今後想定されるマーケットの動き、反応としては、円相場への大きな影響は無いと思います。日経平均に関しては少しマイナス、しかしトピックスに関しては少しプラス、トピックスは東証1部全銘柄が対象なのに対して日経平均は225銘柄ですので、より幅広い銘柄に日銀のETF買いの恩恵が出て来ると思います。しかし日銀の意図としては、先々の金融政策正常化に向けての地ならしの意味も有ると思います。経済情勢にこの先大きな変動が無ければと言う前提が付きますが、長期金利は徐々に上昇して行く、しかし上昇幅は限りなく小さい、その様な状況になって行くと思います。しかし上昇すると行っても10年国債の利回りが0,1%から0,2%への上昇ですので、正直なところ日本経済への影響はほとんど無いと思います。

 

大局的(長期的)に見れば、異常な超金融緩和環境の終わりの始まり、その様な印象を持っていますが、しかしながら経済情勢が良くなれば、いずれ金融政策の正常化に舵を切る時期は来ますのでそれ自体過度に悲観する事は有りません。既に米国も欧州も金融政策の正常化に動いており、遅まきながら日本も小さな一歩を踏み出しただけの事です。異常な状況が正常に向かうと言う事は悪い事で有りません、足元の企業業績、日経平均の水準、雇用環境、物価動向などを考えても、日本は既にデフレは脱却しており、遅かれ早かれ金融政策正常化は時間の問題です。しかし2019年秋に控える消費税率の引き上げも有りますので、まだ当面は超金融緩和状態が続く、それは株式市場にとっては安心感に繋がります。日銀イベントも無難に通過し、波乱の要素が1つ無くなった事は株式市場にとっても良い事です。しかしこれで楽観と言う事にはならず、引き続き米中貿易戦争や米通商政策を巡る不透明感には注意が必要な状況は変わりません。ざっくりと言えばこの先も暫くはこれまでと変わらない対応が求められる投資環境になります。

 

8/1には米中通商交渉再開と言う報道を受けて上昇した株式市場でしたが、翌日にはトランプ政権が2000億ドル相当の中国製品にかける関税を当初の10%から25%に引き上げる事を検討していると言う報道が有り、株式市場も失望売りが強まり急反落。米中貿易戦争を巡る情勢は依然流動的で不透明、期待を持たせるような報道も出れば、再度警戒を強めるような報道も出て来る。何かが出て来てもその後二転三転しますので出て来る報道だけを見て安易に判断する事は出来ません。ざっくりとですが米中貿易戦争への警戒が続く間は日経平均の上値も限定的、しかし米中貿易戦争解決に向けて歩み寄ると言う期待も有りますので、そう言う意味では下値も限定的。もう暫くは米中情勢に振り回されると言う状況が続きそうです。 今夜は米国で7月雇用統計が発表されます、好調な米経済とのムードが強いだけに雇用統計が良くても想定内、悪ければ先行きへの警戒が強まり、売りが強まりかねないと言う懸念は有ります。来週には日米通商交渉も始まりますので、株式市場を取り巻く環境としてはもう暫くは様子見ムードが強まり易いと言う感じがします。日々の上げ下げが有り日経平均も上下には振れますが、日経平均の現状をテクニカル面から見てみると、23000円~22200円のボックス相場です、このゾーンの中で動いている限りは特に意味も有りません。日々出て来る材料次第で上下に振れる、投機筋や短期筋の売買で上下に振れているだけですので、23000円~22200円のゾーンの中で上下に振れている動きに関しては余り気にする必要は無いと思います。投資家心理を簡潔に述べれば、必要以上には買えず、必要以上には売れず、その様な感じだと思います。しかし先を見据えれば、11月の米中間選挙が終れば米中情勢にも好転の期待が高まります、9月の自民党総裁選挙も安部総裁の再選はほぼ確実、企業業績も良好で、秋以降年末にかけては日本市場も上昇基調を強める可能性が高いと思います。好業績、割安、日銀のトピックス型ETF買いの恩恵が期待出来、テーマ性を持つ銘柄に絞って安値を拾い先々の上昇を待つ、このような投資スタンスが当面は最善になると思います。

 

 

 

 

本日の買い推奨銘柄

1 非鉄金属 5703日本軽金属HD 8/3終値241

 

買いゾーン①時価 ②220円台 利食い目処400円接近 損切り180円割れ

 

同社は幅広い分野で事業を展開するアルミ総合メーカーです。「EV(電気自動車)・PHEV(プラグインハイブリッド車)向けバッテリー冷却プレートやリチウムイオン電池関連部材などの車載・情報インフラ関連新製品」「好調な国内需要を背景に能力増強中のトラック架装事業」「日系メーカーの海外生産増が追い風となる二次合金事業」が、今後も業績を牽引する可能性が大。世界規模で250兆円といわれる膨大な自動車市場において、いずれガソリン車のほとんどがEVに代わって行くと言う方向性は同社の業績を急変貌させる可能性があります。世界的な自動車の環境規制強化の流れは、欧米や中国でEVシフトの流れを加速させて、特に日本にとって注目すべきは推定14億人超の“人口大国”中国の需要、世界最大の自動車市場が国を挙げてEVシフトを進める現状にあって、関連部材メーカーへの注目は徐々に高まって行くと思います。

 

5703 日本軽金属HD 月足チャート

日本軽金属月足MS

 

 

 

 

 

【現在保有中の銘柄に関するアフターフォロー・コメント】

今回は特に無し
  • ※ 何もコメントが無ければ保有している銘柄は現状維持(保有継続)の方針とお考え下さい。

 

 

※次回の提供日は8/15(水)です。

 

 

 

 

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