週トレ短期売買(7月26日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/26(木)日経平均株価は▼27円の22586円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に大きく上昇、米欧首脳会談が行われていた事から様子見ムードが強い展開が続いていましたが、取引終了の30分ほど前に、米欧が貿易摩擦の緩和で合意したと伝わると急速に上げ幅を拡大。米欧首脳会談では、EUが米国大豆と液化天然ガスの購入増や一部業種の関税引き下げに同意し、全面対立にならなかった事から米欧貿易摩擦激化への警戒も一旦後退と言う感じです。しかし最重要分野の自動車、自動車部品に関しては合意には至らず、今後も協議は継続する事に。米欧首脳会談は一応無難に通過し、昨夜の米国株も大きく上昇しましたが、円相場が110円60銭程度まで円高が進み、注目されたファナックの決算が市場予想を下回る結果になりましたので今日の日経平均は上値の重い展開。

前日終値を挟んでの上下動と言う展開で、売り込まれている訳では有りませんが、上値を買い上がる様な雰囲気も無く、全体よりも個を重視、その様な展開です。好決算を発表した銘柄は買われて上昇、決算が市場予想を下回れば失望売りで下落、個々の企業の決算内容次第で個別銘柄は動き、個々の値動きの結果日経平均も動く、今日はその様な感じの展開です。決算発表が本格化する時期にはその様な状況になる事は多く、個別重視の物色が強まると日経平均の値動き自体は膠着し易いと言う一面は有ります。この先主要企業の決算が出揃った後には、又全体が動き易くはなりますが、当面は決算睨みで個別対応と言う投資スタンスが主になりますので、日経平均は膠着感が強まり、騰落銘柄も決算次第でばらつきが出て来ると思います。しかしその様な状況は現在保有している銘柄にとってはどちらかと言えばプラスになると思います。全体よりも個別重視と言う動きが強まる事で、テーマ株や材料株を物色する動きも強まります。

 

 

【当面の相場展望】

好悪材料が入り混じる相場状況ですが、日経平均にとっては今月末の日銀金融政策決定会合の結果を確認するまでは上がり難いと言う展開が想定されます。長期金利の誘導目標を引き上げ、ETF買いの見直し、これは短期的には円高株安に繋がり易く、日銀金融政策決定会合の結果を確認するまでは買い見送りに繋がり易いと思います。

 

 

【明日の見通し】

明日の値動きに関しては円相場次第になりますが、テクニカル的には22700円~22200円が想定される変動レンジ。しかし日経平均は上値重くとも、個別物色の動きはそこそこ活発、全体よりも個別重視、明日はその様な展開が想定されます。

 

 

【投資アドバイス】

米欧首脳会談が無難に通過した事で昨夜の米国株は上昇。本日の日経平均も買い先行で始まり寄り付き直後には22717円まで上値を伸ばしましたが、ファナックの決算が市場予想を下回り、円相場もジリジリと円高が進み110円60銭付近に。高寄りした日経平均でしたがその後は売りに押されてマイナス圏に、しかし売りが強まると言う展開にはならず、小安い水準で膠着した値動きになりました。今日は決算発表を受けて日経平均への影響が大きい主力銘柄が軒並み下落し、日経平均の上値を抑えると言う結果に。

又、日銀がETFの買い入れ方法を見直し、日経平均型のETF購入配分を減らすとの思惑からファーストリテイリング、ソフトバンク、ファナックが売られ、悪材料が出たエーザイとこの4銘柄で日経平均を140円程度押し下げる結果に。逆に言えばこの4銘柄が下げていなければ今日の日経平均は上昇していたと言う事で有り、小幅反落となった日経平均ですが、中身を見ればさほど気にする必要は無い、そんな感じもします。

ジリジリと進む円高に少し警戒が必要と言う感じがします、日銀の金融政策見直しに関しては長期金利を少し上昇出来るように微調整すると言う案が有力ですが、これは経営が行き詰りつつある地方銀行への救済措置のようなもの。又、ETFの買い方も少し変更し、これまでは日経平均型のETF購入が主でしたが、変更後はTOPIX型やその他の種類も満遍なく買うなど、日経平均への影響度をこれまでと比べて少し減らす、その様な感じになると思います。その結果、これまで日銀のETF買いで大きな恩恵を受けて来たファーストリテイリング、ソフトバンクはどちらかと言えば今後は徐々に株価が下落して行くのではないかと思われます。

又今日は、日経平均は小幅に下落しましたが、TOPIXは上昇しており、既に日銀の次の動きを先取りするような展開になっています。更に言えば、東証1部の騰落数も値上がりが1733銘柄で値下がりが309銘柄と圧倒的に値上がり銘柄数が多くなっています。暫くは日経平均は軟調でも相場の中身を見ると値上がりが多いと言う感じの、良い意味でのややいびつな状況が多くなるかもしれません。端的に言えば日経平均の値動きは余り気にしないで、銘柄重視の個別対応、その様な相場環境と考えて行けば良いのでは無いかと思います。

当面の日経平均の値動きとしては、ざっくりと上は23000円、下は22200円と言う感じで見ていますが、日々の上げ下げに関してはその日に出て来る材料と円相場次第だと思います。明日も引き続き保有銘柄の値動きを見守るのみ、現時点ではまだ積極的に売買を考えるような状況では有りません。

 

 

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