週トレ短期売買(7月20日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/20(金)日経平均株価は▼66円の22697円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、NYダウは6営業日ぶりに反落、ナスダック指数は続落、トランプ大統領の発言が売りに繋がる展開になりました。トランプ大統領は来週の25日にEUのユンケル欧州委員長などと会談しますが、自動車の交易条件に改善が無ければ大規模な報復も辞さないと強硬姿勢を示し株式市場も警戒売りが強まりました。

又、欧州も米国が自動車と同部品に関税を発動した場合、報復関税の準備をしていると発言するなど、米欧貿易戦争一歩手前のような状況です。このような状況を背景に昨夜の米国市場も一旦利益を確定する売りが強まりましたが、本質的には好調な米経済を背景に堅調な米国株との見方に変わりは有りません。トランプ大統領はFRBの金融政策に対しても利上げは好ましくないと発言し、その発言を受けて為替市場では円高が進行。昨夜海外市場では一時112円付近まで円高が進みましたが、その後は反転して今日の日本市場では112円台の半ばで推移しています。

本日の日経平均株価も米国株の下落と円高進行を受けて売りが先行して小幅安で始まりましたが、売りが一巡すると切り返して上げ幅を拡大、10時過ぎには22869円まで上昇しました。しかし今日は外部環境を見渡しても上昇する要因は少なく、週末と言う事を考えると手仕舞い売りが強まる傾向が強く違和感の有る上昇でしたが、その後先物主導で売りが強まり日経平均も急速に下落。上昇した後に、一気に売りを強めるなど、投機筋の売り仕掛け的な動きが強まった感が有ります。しかしながら上がる理由がない中で上昇していれば突然急反落すると言う事もある意味では株式市場が持つ修正力のようなものです。おかしな値動きは必ず修正されて元に戻る、おかしな値動きが長く続く事はなく、違和感の有る値動きの時にはより慎重な対応が求められます。日経平均で言えば、違和感の有るおかしな値動きと感じたのは昨日と今日の上昇局面です。円高が進む中での日経平均の上昇には違和感が有り、それが今日は一気に修正されている、その様な感じがします。

株式市場では中国の人民元安への警戒も強まっていますが、人民元安の本質も米中貿易戦争ですので、ざっくりと言えば米中貿易戦争に歩み寄りの動きが見えるまでは株式市場の状況も「一寸先は闇」に変わりは有りません。もう暫くは保有銘柄の値動きを見守る事を主にし、弱気になる事は有りませんがもう暫くは引き続き慎重なスタンスを続ける方が良いと思います。

 

 

【当面の相場展望】

5月、6月高値水準に接近している事を考えるとリバウンド局面も終盤と言う感じがします。しかしながら短期的には円相場の値動き次第、円安が続く間は日経平均も上昇基調が続きます。しかし米中貿易戦争が継続中の間は、多少強含みの展開でも買えない投資環境になります。当面の投資スタンスとしては、保有銘柄の値動きを見守りながら、もう一段の上昇が有ればカラ売りも一考と言う感じです。

 

 

【週開けの見通し】

今週は23000円チャレンジに失敗、来週もう一度チャレンジが有るのか?それは円相場次第になります。現時点では依然流れは上向き、当面想定される価格変動レンジは23000円~22300円。

 

 

【投資アドバイス】

今日は売り先行で小安く始まりましたがその後上昇に転じて10時過ぎには22869円まで上昇。しかしその後人民元安の下落を警戒して日経平均も下げに転じ、一時は売りが売りを呼ぶような下げ方で22541円まで急落。大引が近づくと徐々に下げ幅を縮め日経平均は66円安で終わりましたが、円相場は112円台前半まで円高に振れており、円相場を見る限りでは今日の日経平均の下げに違和感は有りません。乱高下をしたその理由に人民元相場の下落は有るものの、本質的には円高と米中貿易戦争への警戒、これに尽きると思います。

5月、6月に続いて今回が3度目の23000円チャレンジでしたが、今日の下げでやはり23000円付近の上値は重いと言うムードが強まりつつあります。今回の23000円チャレンジも円安が進む中での日経平均の上昇でしたので、円安が止まれば一段の上昇は期待出来ません。又昨夜米国でトランプ大統領がFRBの利上げには反対の姿勢を示し、今後のFRBの利上げスタンスにも多少影響は有るかもしれません。それは一段の円安期待が後退する事に繋がりますので日経平均の上昇要因が1つ無くなった事を意味します。

しかし今日の日本市場全体を見ると、東証1部銘柄などは下げる銘柄が多かったものの、新興市場銘柄などには買戻しが強まり上昇するものが目立ちました。日経平均が上昇一服となっても、新興市場銘柄などを物色する動きが続くなら投資家心理もさほど悪化しません。7/6以降反発に転じて上昇基調が続いて来た日経平均ですが、上昇局面も一旦終了と言う感じですが、来週以降新興市場銘柄などに資金が向かうなら、さほど心配する事は無いと思います。今後は国内主要企業の四半期決算発表も本格化しますので投資家の動きも個別物色になり易いと思います。個々の銘柄の業績発表を睨みつつ、日々出て来る材料や円相場の動向、米中、米欧貿易戦争の行方など、引き続き不透明感が残る投資環境に変わりは有りません。しかし悲観する事は無く、来週も保有する銘柄の値動きを見守りながらチャンスが有ればカラ売り、又は買い出動を考えると言う投資スタンスで問題は有りません。

日経平均に関しては円相場次第になると思いますが、個々の銘柄に関しては決算発表と日々出て来る材料次第、今日などは材料株やテーマ株に買いが入っていましたので、個別物色に関しては少し期待は持てると思います。来週は主力銘柄から新興市場銘柄へと資金が移動し、日経平均と言う指数よりも個々の銘柄重視、その様な相場になりそうな感じです。

 

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