出島式投資ワールド(7月17日推奨銘柄)

20180717

(6473)ジェイテクト
四季報によると、富士機工フル寄与。柱のステアリングや軸受けが好調。工作機械は後半やや鈍っても、前半は国内や北米で受注高水準。円高基調に加え償却費・開発費増でも営業増益続く。連続で最高純益、増配。電動パワステの大型車等向け生産ラインを日米に続き、中国でも立ち上げへ。三菱重工業との工作機械事業提携協議中止。18年7月合意目指すも折り合わず。

4月27日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+6.9%の870億円、経常利益+4.2%の860億円の2期連続の増収・増益の見通し。機械:機械器具部品、工作機械。
2012年11月14日の552円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンドを形成し、この中で2015年6月25日の2480円でピークをつけました。その後、押し目を入れて2016年12月1日の2320円で2番天井となり、下降トレンド(A)へ転換しました。この下降トレンド(A)の中で2016年7月7日の1031円で底打ちとなって上昇トレンド(B)へ移行し、この中で12月21日の2000円、2017年の3月2日の1996円とダブル天井のような形となって短期の下降トレンド(C)をつくりました。この中で8月29日の1417円を安値に反発し、11月9日に高値更新し、今年の1月23日の2088円と2番天井をつけて下落し、3月26日の1469円、7月4日の1450円と2点底をつけて7月10日の1564円で買転換となっています。短期のリバウンド狙いとなります。

売買ゾーン 利食いゾーン 損切り
1450~1500円 1700~1800円 1417円を終値で切るといったん損切り
テクニカルワールドによる全体相場見通し
7/17(火)日経平均株価は△100円の22697円で終了。3連休中の米国市場が堅調に推移し、円相場も112円台を維持、本日の日経平均も一時22832円まで上げ幅を拡大、しかし大引け前には利食いに押されて上げ幅を縮小して終了。米中貿易戦争を巡る警戒が一旦後退していますが、依然米中情勢が流動的で不透明な状況で有る事に変わりは無く、今週末には米国で自動車輸入を巡る公聴会も有ります、日本車に対する追加関税発動も無いとは言い切れず、安全重視ならもう暫くは新規の売買は見送りが良いと思います。リスクを取る場合も、戻ればカラ売り、大きく下げれば突っ込み買い、もう暫くは状況に応じて臨機応変柔軟な対応が求められる投資環境に変わりは有りません。
一言メッセージ
■■ 今週は、アメリカ株式堅調ならば、戻りを試す展開続くが上値重い ■■

<先週は、週半ばまでは22000円をはさんだ上下動で、その後3週間ぶりの上放れ>
先週の予測では、22000円水準から上は、買い材料に乏しく22000円をはさんだ上下動を想定しました。柴田罫線では、22278円が上値抵抗ラインになるとしました。
週前半は、10日(火)にザラ場で22321円をつけたものの、前引けで22278円と上値抵抗ラインでピッタリと止まり、終値は22196円となったので、上下動の動きとなるところでした。ところが11日(水)に21744円まで下げたあとの反発で、13日(金)は予想外の円安、アメリカ株高にサポートされ22692円まで上昇して△409円の22597円と3週間ぶりの高値で引けました。

9日(月)は、前週末の6月雇用統計を好感して、アメリカ株式が3指標ともに上昇したことを受けて、日経平均は買い戻し中心で大幅高となり、△269円の22052円と22000円台を回復しました。 10日(火)もアメリカ株式の3指標の上昇が続いたことで、日経平均も買い優勢で始まり、22321円まで上昇して、前引けは22278円の抵抗ラインで抑えられ、後場は△104円の22196円で引けました。 11日(水)は、アメリカ株式の3指標は4日続伸となったものの、米中貿易摩擦が再燃(中国製品に2000億ドル相当の追加関税の公表)し、時間外でアメリカ株式先物が大幅下落となったことを受け、一時▼452円の21744円まで下落し、終値は▼264円の21932円と4日ぶりの反落となりました。 12日(木)は、前日のアメリカ市場は、米中貿易摩擦激化懸念から3指標そろって反落となったものの、円安に加えて、アメリカ株価先物、上海株式が上昇したことで、△104円の22036円と買い先行で始まり、△301円の22233円まで上昇して△255円の22187円と大幅反発して引けました。 週末の13日(金)は、前日のアメリカ市場で、ナスダックが史上最高値更新するなど3指標がそろって大幅高となり、為替も112円台の円安となったことで△209円の22397円で寄り付き、後場には一時△504円の22692円まで上昇して、大引けは△409円の22597円と3週間ぶりの高値となりました。

SQ値22452円を大きく上回って引けていました。トピックスの上昇を大きく上回る日経平均のため、NT倍率は13.06と98年12月9日(13.08)以来の数字となっています。これは、アメリカのナスダックの史上最高値更新を受け、日本のハイテク産業などの日経平均に影響の高い銘柄(ソフトバンク、ファナックなど)が大きく上昇しているためです。ファーストリテイリングは1銘柄で日経平均に△127円の貢献をしています。3連休を控えているだけに一服してもおかしくないところですが、力強い上昇となっています。ただし、日経平均に影響を与える値ガサ株中心の上昇なので、貿易摩擦が激化すれば急落となりやすいといえます。

<今週は、アメリカ株式堅調ならば、戻りを試す展開続くが上値重い>
今週の日経平均は、上値ポイントとしていた22278円を終値でぬけたことで、アメリカ株式が堅調であれば、そのまま戻りを試す展開となりそうです。相次いで発表される国内外の経済指標に加え、FRB議長の議会証言が注目されます。 16日(火)には中国の今年4-6月期のGDP、17日(水)にはアメリカの6月鉱工業生産指数が発表され、FRBのパウエル議長が議会で金融政策や経済状況を説明するため、内容によっては早期利上げ加速の思惑もでてきそうです。又、米中貿易摩擦への影響などの発言内容も日経平均の値動きに影響しそうです。
チャートでは、先週末に22278円を大きく上回る22597円となって柴田罫線では買転換となっており、目先の上値22278円を終値で突破すれば5月21日の高値23050円を試す動きとなりそうです。 先週までは、トピックスの上昇を大きく上回る日経平均の上昇の結果、NT倍率が13.06と98年12月9日(13.08)以来の大きさとなっており、トピックスが出遅れています。当面、日経平均は戻りを試しても、上値が重くなるとトピックスが買われて全体の水準訂正が本格化してくる可能性があります。貿易摩擦がよほど激化しない限り、出遅れ株の水準訂正が続くことになりそうです。

連休明けの本日は、昨日のアメリカ株式が高安マチマチだったことで手がかり材料に乏しく、又、先週末の大幅高の反動で利益確定売りもあって△8円の22605円で寄り付き、小動きだったものの、その後は円安基調と海外投資家の買い観測から、前引けは△127円の22724円となりました。後場になると一時22832円まで上昇するも、買い一巡後は伸び悩み△100円の22697円で引けました。

指標分析

日経平均07-17

 先週の予測では、貿易摩擦への警戒感が続き、6月雇用統計の結果を受けてのアメリカ株式の反発に引っ張られて戻りを試しても22000円水準(上値22278円)からは、上値重く、22000円をはさんだもみあいを想定しました。

週半ばまでは、高値22321円、安値21744円、その後はアメリカ株式の上昇とインフレ上昇からのFRBによる利上げ加速への思惑から112円台後半の円安となったことで週末7月13日(金)は△504円の22692円まで上昇して、終値は△409円の22597円で引けました。

今週は、先週末に△409円の22597円となって、柴田罫線での直近の上値22278円を終値で突破して買転換となったことで、次は22823円、さらには、5月2日の23050円を目指すことになります。貿易摩擦懸念はあるものの、米中お互いに譲歩しあっているところもあり、これ以上激化しなければ目先織り込み済みとなって株価にはプラスとなります。FRBの早期の追加利上げ観測が高まれば、円安進行となって日経平均にはサポート要因となります。

NYダウ07-17

 先週の予測では、前週末の6月雇用統計の結果を受けて、アメリカ経済の堅調さを示すこととなって、株式は反発に転じています。しかし、米中貿易摩擦への警戒感は続いていることで、上値は重く4-6月期の決算シーズン突入で個別銘柄の物色を想定しました。

結果的には、前週末の6月雇用統計の結果を好感し、7月9日(月)は△320ドルの24776ドル、7月10日(火)も△143ドルの24919ドルと続伸し、7月11日(水)は米中貿易摩擦の激化で▼219ドルの24700ドルと5日ぶりに反落するものの、欧州株、上海株が上昇するとすぐに反発し、△224ドルの24924ドルとなりました。特にナスダックは史上最高値更新となり、週末の7月13日(金)には、NYダウは△94ドルの25019ドルと25000ドル台のせと、S&Pも2月1日以来の2800P回復となりました。柴田罫線で、NYダウのチャートをみると、4月2日の23344ドルを安値とする上昇トレンド(C)の中で、下降ラインに近づいたあと反発となって終値では上値ラインである25146ドルにほぼ到達しています。

今週も引き続き、米中貿易摩擦問題への警戒感は続くものの、一方でトランプ政権は、中国通信機器大手の中興通信への制裁解除による譲歩もみられており、これ以上事態が深刻化することはないとの見方も増えています。基本的には、4-6月期決算が本格化することで、その内容や経済指標の結果を受けての反応となりそうです。チャート上は、すぐ上に25146ドルの抵抗ライン、その上は6月11日の25402ドルがありますので、目先は上値は重いと思われます。

為替07-17

先週の予測では、FRBの利上げ方針は続いているものの、貿易摩擦への警戒感からドルの上値は重く、もみあいを想定しました。

週前半は、アメリカの中国に対する2000億ドル相当の製品に対して10%の関税を表明したことに対して中国も対抗措置をとると表明したことでドルが売られました。しかし、6月の生産者物価指数が予想を上回り、ドルが買われだしたことで7月13日(金)の東京市場では112.80円まで上昇し、引け値は112.39円でした。ドルの下降トレンド(C)を上にぬきましたが113.8円に抵抗ラインがあります。

アメリカ経済は好調で、インフラ懸念がでてきたことで、FRBの利上げ加速期待を背景にドルが買われており、目先の上値であった111.4円をぬけたことで、底堅い動きが続きそうです。但し、米中の貿易摩擦は激化しており、警戒感は続いています。

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