週トレ短期売買(7月4日情報 )

週トレ・日経平均イラスト

【週トレ短期売買】

 

 

【今日の相場を振り返って】

7/4(水)日経平均株価は▼68円の21717円で終了。昨夜の米国市場はNYダウ、ナスダック指数共に下落、昨夜は午後1時までの半日取引で今夜は独立記念日で休場、ポジション解消売りが出易い中で悪材料が出た事で株式市場も売りが優勢に。中国の裁判所が米半導体大手のマイクロン・テクノロジーに対して、一部チップの販売を一時禁じる判断を下したと伝わり、米半導体関連株が総じて下落。朝方は上昇していたNYダウ、ナスダック指数でしたが、マイクロンショックで相場の流れは一変、米中貿易摩擦激化への警戒が一段と高まる状況です。

マイクロンショックを受けて日本の半導体関連銘柄にも警戒売りが強まり、昨日は111円台を回復していた円相場も今日は110円台前半まで円高が進行。円高進行と半導体関連株の下落は当然日経平均を押し下げます、しかし売り一巡後は下げ渋るなど、必要以上に悲観が強まるような状況でも有りません。7/6に向けて、既に警戒売りが続いて来ましたので、ここに来てあらためて売りを強める必要も無く、マイクロンショックに対しても冷静に反応している株式市場と言う感じです。半導体に関しては既に中国は内製化を進めており、国産半導体産業の育成に政府が先頭に立って取り組んでいます。

今回の米中貿易戦争もその本質はハイテク分野を巡る摩擦であり、半導体やIT技術、AI、バイオ、工作機械・ロボット、最先端素材など、高度な知的財産を巡る米中のぶつかりでも有ります。そう言う意味では半導体企業を巡る制裁はいずれ表面化して来る事は想定内の事、核心部分の制裁に関する報道が出て来たと言う事は、米中水面下の交渉もいよいよ山場を迎えているのかも知れません。7/6までにはまだ時間は有りますので、ギリギリまで水面下の交渉が続き、中国製品への追加関税発動が回避される可能性はまだ有ると思います。

株式市場の現状としては、投機的な動き次第で日々の値動きも不安定、それが今の株式市場の現実です、7/6の結果が読み切れない以上は、投機的な値動きが強まる事も致し方有りませんが、個人投資家としてはその様な状況に敢えて参加する必要は無いと思います。今は株式市場からは少し距離を取り、冷静に米中貿易摩擦の動向を見極めながら、保有している銘柄の値動きを見守ると言う対応が最善だと思います。売られ過ぎ状態に有るような銘柄も、今の相場状況では買い増しを考えるのも時期尚早です、もう少し相場状況が好転し、解り易い見方としては米中貿易摩擦問題が一旦歩み寄ると言う姿が見えるまでは、無理はしない方が良いと思います。今の状況を簡潔に言えば、相場反転のキッカケが見えない、仮に相場反転の動きが出るとすれば米中貿易戦争への懸念が後退した時だと思います。保有銘柄の買い増しを考えるとしても、米中貿易戦争への懸念後退を確認してからで良いと思います。7/6には好悪どちらにしても1つの結果は出て来ます。

 

 

【当面の相場展望】

昨日中国が米半導体大手マイクロン・テクノロジーに制裁を発動、米中貿易摩擦が一段と激化して来ていると言う感じです。米国による中国製品への追加関税発動に備えて売り仕掛けの動きが日々強まる株式市場ですが、追加関税発動が見送りとなれば急反発が想定され、今はまさに投機的な強弱感がぶつかっている様な状況です。7/6に向けて引き続き神経質な展開が続きそうですが、ここは7/6の結果を待つと言うスタンスが現実的には最善の対応だと思います。

 

 

【明日の見通し】

米通商政策を巡る先行き不透明感に大きな変化は有りません、依然投機性の強い相場状況で日々上下どちらに振れてもおかしくは有りません。当面は7/6の中国製品への追加関税発動が有るのかどうか?が最大のポイントですが、7/6に向けて一旦買戻しが強まる局面も有ると思います。

 

 

【投資アドバイス】

米マイクロン・テクノロジーへの制裁発動を受けて昨夜の米国市場が半導体関連株主導で下落。本日の日本市場でも半導体関連株が売られ、加えて円高進行も嫌気されて日経平均は3日続落で終了。しかし前場に下げた後は下げ止まり、後場には下げ幅を縮小するなど、悲観が強まると言う状況でも有りません。中国が米半導体企業に対して制裁を発動し、米中主要産業への報復合戦と言う感じになりつつあり、おのずと7/6に向けて警戒が強まると言う状況です。今の株式市場の状況ではテクニカル分析やファンダメンタルズ分析も余り意味は無く、投資家心理を左右するような好材料が出て来るまでは軟調な展開が続きそうです。又は、売り方の買い戻しによる反発と言う展開も有り得ますが、それもキッカケが不可欠なのは言うまでも有りません。

米中貿易戦争への警戒が後退するような材料としては、一にも二にも米中通商交渉の歩み寄りが必要、制裁発動期限の7/6までは神経質な相場環境が続きます。今夜の米国市場は独立記念日で休場ですので、何か新たな材料でも出て来れば明日の日本市場を動かす要因になりますが、特段何も無ければ明日の日本市場は引き続き軟調な値動きになりそうです。正直なところトランプ大統領に関してはいつ何が出て来るか解りませんので、何かが出て来た時には株式市場も上下どちらにも大きく振れ易いと思います。特に今の次期なら尚更です、7/6に向けて神経質になっている相場ですので、米中通商交渉に関する何か新たな報道でも出て来ると、大きく反応し易いと思います。好材料が出て来れば株価も大きく上昇、悪材料なら大きく下落、特に何も出てこなければ弱含みの膠着、更に円相場の動向が絡み、今はなかなか複雑な状況です。正直、110円前後であれば国内主要企業の業績にとっては居心地の良い水準で、どちらかと言えば業績にはプラスになると思います。主要企業の想定為替レートは107円~105円程度ですので、今の110円程度の円相場自体は業績には追い風です。

しかし今の市場環境としては、業績面だけで買えるような状況では有りません、ここまで来れば7/6の結果を見極め、それから買いを考えると言うスタンスの投資から大半だと思います。山を張り、先読みをして動くと言うようなリスクを取る投資家は今は少なく、注目イベントの結果を確認してから動くと言うのが基本のようになっています。それだけに結果が明らかになった後は株価の値動きも大きくなり易いと言う一面も有ります。株式市場の現状としては7/6の結果を待つ、完全にその様な状況になっていますので、当面の対応も7/6の結果を待つ、それで良いと思います。そして結果が明らかになって、株価が上下どちらかに動き出せば、それから最善の行動をする、その様な対応が良いと思います。

 

 

 

 

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