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出島テクニカルワールド(6月18日推奨銘柄 )
- 2018/6/18
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↑(週足)
↑(日足)
【全体相場解説と投資判断】
6/18(月)日経平均株価は▼171円の22680円で終了。先週末に米国が中国からの輸入品に追加関税を課す事を決定、加えて今朝、大阪を中心とする地域に大きな地震が発生、米中貿易摩擦激化への懸念と大阪地震の被害に関する不透明感、今日は一旦ポジションを解消する売りが強まり日経平均も反落。しかし全体的に見れば下げ幅は限定的で、米中貿易摩擦も大阪地震も過度に悲観が強まるような状況では有りません。暫くはどちらも状況を見極めたいとの感じで、過度に弱気になる必要は無いと思います。今日はショック安のようなもの、引き続き銘柄重視で対応して行くならさほど警戒する必要は無いと思います。
【銘柄情報】【本日終値74円】
(東2)南海辰村建設(1850) 建設 1000株
同社は近畿地盤の南海建設と首都圏地盤の辰村組が統合して誕生した南海電鉄グループの中堅建設会社です。2018年3月期業績は前期の反動減から減収減益になりましたが、今期は増収増益に転じる見通しで、2021年3月期まで増収増益が続き、復配も視野に入る中期経営計画も策定。大阪万博やカジノ建設など思惑的な材料も有りますが、今朝大阪を中心とする大きな地震が発生、同社株価も復旧特需を期待する動きから一時84円まで急伸。その後売りに押されて上げ幅を縮小しましたが、大阪地震の被害状況は依然不透明、株価が低位と言う事も有って、目先の投機資金が向かい易い銘柄でも有り、時価程度の株価水準なら下値不安も限定的、吹き上げ狙いで買いも一考と考えます。まずは時価近辺の74円前後で1回目の買いを実行し、70円前後が有れば買い増しを実行したいと思います。当面は1月高値水準の97円付近が上値目処になりますので利食い目処は97円接近時、但し5/17安値の67円を切った場合はリスク管理上損切りして一時撤退となります。テクニカル的にも移動平均線、一目均衡表、MACD、ボリンジャーバンド全てが買いシグナルを出している状態です。
【リスク覚悟でリターンを狙う場合】・第1買いポイントでエントリー
【慎重な投資スタンスを取る場合】・第2買いポイントでエントリー
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近畿地盤の南海建設と、首都圏地盤の辰村組が統合して誕生した南海電鉄グループの中堅建設。期初受注残308億円(前期比5%増)。新規受注は前期並み417億円。マンション建設は繰越工事多く、首都圏軸に好調。ただ、労務費上昇の影響で、営業益の伸び率小幅。減損なく純益膨らむ。21年3月期売上444億円、営業利益26億円の中期計画策定。 |

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